この記事は、在宅ワーク未経験者向けにまとめた記事です。
この記事を書いているのは、在宅ワーク10年越えのフリーランス主婦です
在宅ワークとは、自宅で仕事をしているワークスタイルのこと。
ここでは、会社に属している人ではなく、副業・本業として自宅で行う仕事についてまとめています。
在宅ワークに一番必要なスキルは?
とにかく、1にも2にも、PCまたはスマホで文字が早く打てること。
最低限文字が打てれば、仕事はあります。令和の時代の在宅ワークに必要なものは、パソコン・スマホのタイピングです。
どんな仕事にしろ、これが基本でかつ絶対必須条件です。
後々大きな仕事をこなすには、デザインスキルや動画作成スキル、プログラミングスキル等の専門的なスキルを習得していくこともありますが、「タイピング」=文章を書く、だけでOKな在宅ワークもたくさんあります。
「資格もない、スキルもない、特別な技能もない、こんな私でもできる?」なんて思っている人もいるかもしれません。育児中なら時間だってありません。
でも、あなたが持っているPCやスマホだけでできる仕事もたくさんあります。
初心者でもすぐに始められる
在宅ワークは誰でも手軽にその場で始められることができます。履歴書も面接もないので、思い立ったらすぐはじめることができる。
何より、仕事を選ぶのは自分です。自信がなかったら、やれそうな仕事が来るまで待てばいいのです。
もし外でパートで働く場合は、短期であっても数日は拘束されます。時給制なので、半日から数時間は必ずその現場にいかなければいけません。その間に子供が熱を出したら?何かトラブルがあったら?
幼い子供がいる親にとっては、近くに頼れる身内がいればまだしも、パートやアルバイトでも外で働くことはハードルの低いことではないと思います。
仕事を探しながら、働くための準備もしなきゃいけませんよね
その点、在宅ワークには単発の仕事がたくさんあります。
作業時間は、相手から「この時間帯にやってください」と言われることはほぼありません。まれに特殊な案件だと日中連絡のとれる時間帯を指定されることもありますが、ほぼないと言っていいでしょう。
自分の好きな時間に行うことができる、基本的には納品して終わりなので継続して作業を続けることもない。次も好きなタイミングで始められます。
仕事のタイミングと内容を自分で選ぶことができる、これが在宅ワークの強みです。
育児中のママが少しでもお金を稼ぎたい、そんな時に始められるのが在宅ワークなのです。
好きな時に辞められるのも魅力!
在宅ワークのデメリット
もちろん在宅ワークにはデメリットもあります。
一度受けた仕事は責任をもって納品しなければいけません。子供が泣こうが熱を出そうが、会社のように代わりにやってくれる人はいません。徹夜しても、子供を抱っこしながらでも、作業をしなければいけない時もあるかもしれません。
また企業であれば、育休やボーナスなど福利厚生が充実しているところが多いですよね。
在宅ワークには、何一つありません。自分で稼がなければゼロです。
さらに、賃金はけして高いとは言えません。時給に換算すると外にバイトに出た方がずっとましです。
また、基本家にいるので、なし崩し的に家事・育児の負担が増えることになりがちです(家庭によりますが)
とは言っても、やはり作業時間を自分で決められること。好きな時に買い物に行ったり用事を済ませられること。
何より、子供と一緒に入れること。子供の予定に合わせられること。
在宅ワークのメリットは、たくさんあります。
在宅ワークにむいている人
ずばり、人と話さなくても平気な人ですね。あと黙々と作業できる人。
在宅ワークは孤独の極みです。仕事の責任もプレッシャーも愚痴も、共感してくれる同僚はいません。全て一人で背負い込みます。SNSで愚痴るくらいです。
コミュニケーションが大好きで人との会話がない毎日が辛すぎる。なんて人にはむいてません。
在宅ワークは空いている時間を使いますので、今までSNSをしていた時間やママ友との交流時間も減ってしまう可能性もあります。
育児と仕事だけの毎日なんて耐えられないという方には向いていません。
ただ、やってみて向いてないなと思ったらすぐやめられるのも、在宅ワークのいいところです!
おすすめ在宅ワーク選
具体的にどんな在宅ワークがあるのかを、ざっと紹介します
特別スキルがいらないお仕事
ライティング
特別なスキルはないけど一番簡単に始めることができる在宅ワークといえば、「ライティング」=文章を書くお仕事、です。依頼を受けて、ブログやコラムを書くお仕事です。一文字いくらで換算すると安く感じる仕事ですが、慣れると確実にスピードアップするので、時給に換算すると悪くないと思います。
データ入力
渡された資料・原稿のデータを、エクセルやWebにひたすら入力する仕事です。力技なので時給に換算すると安くなってしまうのですが、特別なスキルも必要なく頭も使わないので、時間が確保できれば難しいお仕事ではありません。タイピングのスキルは少しは必要ですね。
ECサイトの商品登録
ECサイトの商品は毎日すごい数の商品が溢れています。人海戦術で登録している企業も多いです。
各社ECサイトにはオリジナルの管理画面が用意されているので、そこから商品をひたすら登録します。マニュアルがあるところがほとんどなので、安心です。セールス文を考えることはありそうです。画像の加工は必要な会社もあれば文字入力だけのところもあります。
商品モニター
主婦に人気の在宅ワークといえば、これですよね。企業の商品モニターに登録して、その商品を使ってその感想をレポートにまとめたり座談会に出席したり。ご自分のできる範囲のものに応募すると良いですね。最新商品も試せるし謝礼も出るので、育児の合間に気軽にできるのがいいですね。
せどり・転売・バイヤー
「転売」って聞くと微妙な響きがしますが、バイヤーというとわかりやすいでしょうか。
例えば、海外在中の方が自分の国でしか売っていないものを購入して、手数料を載せて日本で販売するのはちゃんとした商売です。
「これは売れる!」と思ったものを見極めるセンスはある程度必要かなと思います。
ただし、みんなが必要としているものを買い占めて高額で販売するような「転売ヤー」と言われるものは、禁止されているのでやめてくださいね。
ITスキルのある人向けの在宅ワーク
Webデザイナー
Web関係の制作を請け負うお仕事です。ホームページやバナー等のデザインができるスキルが必要になります。このサイトではWebデザインを勉強したい方向けの記事を多数載せてますので、よかったら読んでみてください。
プログラマ
Webデザイナーよりさらに高度で専門的な知識を必要とするのがプログラマです。プログラマは知識を習得するまでにある程度時間が必要になりますし、やはり専門性が高いだけあって勉強も簡単ではありません。ただし一度身に付けたら、需要はたくさんあります。今プログラマはどこも人材不足なので、在宅のプログラマ人気が高く、報酬も高いです。
動画編集者
今はWebデザインより需要があって伸び幅も大きいのが、動画編集の技術です。
自分でyoutubeを配信するのは無理でも、動画作成ができればお金は稼げますよ。
まだ発展途上の分野なので、今から勉強しても大丈夫ですよ!
過去の職種の知識を生かせるお仕事
文字校正
もし出版関係での文字校正の経験があれば、「校正」の案件がおすすめです。
経験者の方の募集が多いので誰でも応募できるわけではないですが、今後も個人への外注が増えてくる分野だと思いますし、在宅ワークに向いている職種だと思います。
在宅秘書
こちらも秘書経験のある方におすすめの「在宅秘書」のお仕事です。メール対応、ドキュメントの制作、その他秘書業務を在宅でやって欲しいという案件があります。1日2〜3時間程度の拘束時間なので主婦向けですね。ただし、zoom利用のところもあるので、子供がいると大丈夫かどうかは確認する必要があります。
オンライン講師
講師と聞くと身構えてしまう人もいると思いますが、何もスペシャリストである必要はありません。
外国語講師、プログラム講師、デザインの講師、料理の講師、ヨガの講師、ハンドメイドの講師、パソコンの講師、スマホの講師、SNSの講師、仕事から趣味の分野に至るまでオンライン講師を募集している会社って結構あります。Youtubeで自分の顔出しするのは無理と言う人でも、zoomで個人的に繋がってマンツーマンの先生ならありじゃないでしょうか?
今後どんどん需要が伸びてくる分野だと思います。
収入はいいけど時間拘束がある在宅ワーク
在宅コールセンター
コロナ以後は、在宅コールセンターも一般的になりましたね。コールセンターは子育て主婦でもやりやすい職種です。ただし、日中の対応が必須なケースが多いことや、家に子供がいると絶対にコールセンターはできません。幼稚園や小学校に通うようになったら、チャンスです。
在宅ワークの探し方
仕事をするのも家なら、探すのも家でできるのが在宅ワークの素晴らしいところです。
「クラウドワークス」は国内最大規模のクラウドソーシングサービスです。あらゆる在宅ワーク案件が揃っていますので、自分のスキルと条件を比べて応募できます。
主婦の在宅ワーカーが多数登録している「シュフティ」。データ入力やアンケート、在宅コールなど未経験・すきま時間でもできる在宅ワークがたくさんあります。
オンラインアシスタント「フジ子さん」バックオフィス(PCを使った事務経験や、経理・Web・人事・総務・秘書業務など)の経験がある方ならどなたでも応募可能。完全在宅、スキマ時間でもOKです。