HTMLの基礎が終わったら何する?次に身につけたいスキルと進み方

HTMLを学んだけど、この先どうすればいいの?

これで仕事はとれるの?

そう不安に思う人は多いと思います。

正直言いますと、HTMLの基本だけでは仕事につながるのは難しく、+アルファのスキルが必要になります。

そして、身につけるべきスキルは目指す方向によって変わりますので、どんな仕事をしたくてどんなスキルを学べばいいか、この記事で解説したいと思います。

なお、Webデザイナーとしてデザインメインで進みたいのであれば、無理にHTMLを極める必要はありません。

分業制の現場も多く、デザイン専門で活躍している人も多いです。

なので、デザインメインならHTMLは深掘りしなくてOK。

じゃあHTML学習は必要なかったのかと言われると、そんなことはありません。

HTMLを理解しているデザイナーは、実装を意識したデザインができる分、現場で重宝されます。

HTMLは、Webの仕組みそのものを支えている根幹的なものです。

Web上にサイトが存在する以上、HTMLが不要になることはほぼありません。

覚えて無駄になるスキルではないので、今勉強中の人も自信を持って学んでOKです。

HTML/CSSは仕事の土台になるが基礎だけでは不十分で、次のスキル選びが重要であることを説明するイラスト
目次

初心者がハマりやすいポイント

・HTMLだけで仕事になると思ってしまう

・とりあえずJavaScriptに進んでしまう

・教材中心でアウトプットが少ない

初心者のうちはこう考えてしまいがちで迷子になりやすいですが、目的を決めて必要なスキルを順番に学ぶことが、いちばんの近道です。

また、記事の後半でも出てきますが、AIはうまく使っていくとコード学習がかなり楽になりますよ。

理解のスピードも大きく変わってくるので、今から学ぶ人はぜひAIを積極的に使ってね

HTML/CSS基礎の次に学ぶのは何?

基本を一通り学んだあとは、「今の制作現場で使われている書き方」に慣れていきましょう。

モダンCSSに慣れよう

現在のWeb制作では、昔ながらのCSSだけでなく、より柔軟にレイアウトを組めるモダンな書き方が主流になっています。

たとえば、

・FlexboxやGridを使ったレイアウト設計
・デバイスに依存しない柔軟なレイアウト設計
・CSS変数を使った管理しやすい設計

などです。

これらが使えるようになると、デザイン通りの再現が上手になり、仕事の幅が一気に広がります。

モダンHTML/CSS学習のおすすめ書籍はこちら

プロの「引き出し」を増やす HTML+CSSコーディングの強化書

基礎はできるけど、まだ自力で組むのが不安…という人に、実践力をつけるのにぴったりな1冊です。

実務でよく出てくるレイアウトやUIを題材に、150以上のサンプルを使ってコーディング練習を積み重ねることができる、実践型の内容になっています。

モダンHTML&CSS 現場の新標準ガイド

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2020年版を大幅にアップデートし、2025年版として最新のWeb制作事情に対応した書籍です。

近年のHTML&CSSの仕様変更に対応した、今の制作現場で必要な内容を実務目線でしっかりまとめたボリュームがある1冊です。

コーディングレベルを引き上げたい人、今の現場で本当に必要な知識を学びたい人に、かなり頼れる内容です。

作って学ぶ HTML+CSSグリッドレイアウト

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グリッドレイアウトに焦点を当てて、基礎から実践までしっかり身につけられる一冊。

レイアウト設計力を身につけたい人におすすめです。

CSSグリッドを使えるようになると、レイアウト作業がぐっと楽になり、複雑なデザインも組めるようになります。

ゲームでCSSを学ぶ

以下のサイトでは、ゲームで、FlexboxやGridのレイアウトCSSを学ぶことができます。お暇な時にでも♩

Flexbox Froggy

Grid Garden

CSSを効率よく書ける便利なツール「フレームワーク」を学ぼう

CSSをすべて自分で書くのではなく、あらかじめ用意されたスタイルを組み合わせてデザインを作る方法があります。(CSSフレームワークといいます)

最近よく使われているのが Tailwind CSS (テイルウィンド シーエスエス)です。

いちからCSSを書くよりも圧倒的に早く、特にAIと一緒に使うとデザイン実装がかなり直感的にできるようになります。

コーディングスキルをガンガン伸ばしたい人は、 Tailwind CSSを学ぶのもおすすめです。

おすすめの学習方法はこちら

【動画学習】Tailwind CSSちゃんと入門

TailwindCSSのUdemy学習動画おすすめ

Udemyで購入できる、おすすめの学習動画です。Tailwind CSSの基本的な使い方から、Webページ制作やカスタマイズ、レイアウト手法まで丁寧に学べる講座です。

HTML/CSSの基礎ができていれば、Tailwindの使い方を実際の制作に活かせるようになる内容になっています

Webサイトに動きをつけるJavaScriptを学ぼう

JavaScriptはプログラム言語で、難易度はHTMLやCSSより一段上になります。

Webサイトのアニメーションや動きの部分は、基本的にJavaScriptで作られています。

今のインタラクティブなWebではとても重要なスキルなのですが、初心者がいきなり高度なJavaScriptを身につけるのはちょっと大変なので、

まずは

・ハンバーガーメニューの開閉
・表示の切り替えや簡単なアニメーション

このあたりができれば、制作案件には十分対応できます。

JavaScriptができるようになると、仕事の幅が一気に広がります。

JavaScriptのおすすめ書籍はこちら

AIと勉強するHTML&CSS+JavaScript 

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AIをアシスタントに使いながら、HTML・CSS・基本的なJavaScriptで実際にサイトを作って学んでいく実践型の1冊。

コーディングにおけるAIの使い方から教えてくれるので、初心者にも取り組みやい。

また、アプリ制作が中心になりがちなJavaScript本と違って、Webサイト制作に必要なJSに絞って学べるのでおすすめです。

HTML基礎を学んだ後に選べる、4つの方向性

HTML/CSSの基本に積み上げる形で、ぜひコーディングスキルを鍛えてくださいね。

全部で4つ紹介します。

Webデザイン+コーディングで実装ができるデザイナーに

鍛えたいコーディングスキルの例:
・モダンHTML/CSS
・Tailwind CSS
・基本的なJavaScript など

デザインとHTML/CSSの両方ができる、Webデザイナーです。

デザインから実装まで一通り対応できるようになると、現場では即戦力になります。

対応できる範囲が広いため、フリーランスでも転職でも強いですね。

まずは、最新の現場で使われているモダンHTML/CSSをしっかり学びましょう。

一見大変そうに感じますが、AIを活用すれば作業の負担は軽くなりますよ

デザイン画面とHTML・CSSのコードを見ながらWebサイトを制作しているイラスト

CMS構築に強いサイト制作型(WordPressなど)

鍛えたいコーディングスキルの例:
・モダンHTML/CSS
・WordPress
・STUDIOなど

Webサイトを専門知識なしで更新できる仕組みをCMS(シーエムエス)と呼びます。

HTMLで作ったサイトに更新機能を加えられるのがCMSで、代表例が WordPress(ワードプレス) や STUDIO(スタジオ) です。

また、WordPressにはプラグインという機能があり、予約機能やEC機能も簡単に追加できるので、WordPressが使えるようになると、プログラムの知識がなくも高度なサイトを作ることができます。

CMSスキルがあると、特にフリーランス案件で重宝されやすくなります。

CMSの管理画面でWebサイトの内容を更新しているイラスト

ノーコード×デザイン×軽コーディング型

鍛えたいコーディングスキルの例:
・STUDIOなどノーコードツールの使い方

ノーコードツールを使いながら、デザイン性の高いWebサイトをスピーディーに制作していくスタイルです。

ノーコードツールとはその名の通り、コーディングができなくても、高品質なデザインをそのままサイト化できるサービスです。

「早く・きれいに作りたい」というニーズと相性が良く、短期間で成果物を出せるので、案件を回しやすいのもメリット。

HTMLやCSSの基礎がわかっていると、細かい調整や再現度も上がり、ノーコードでも一段クオリティの高いサイトが作れるようになります。

代表的なサービスには、STUDIOやWebflow、Framerなどがあります。

コーディングは基礎レベルで十分、デザインやスピード重視でいきたい人にはこの選択肢が向いています。

フリーランスや副業を目指すなら、特にSTUDIOは日本製なのでおすすめ

ノーコードツールでブロックを組み合わせてWebサイトを作成しているイラスト

フロントエンドエンジニア型

鍛えたいコーディングスキルの例:
・Tailwind CSS
・CSS Modules
・TypeScript
・React / Vue / Next
・Webアプリ・SaaS系

HTMLを書く人を「コーダー」や「マークアップエンジニア」と呼びますが、その正当なステップアップ先とも言えるのがフロントエンドエンジニアです。

基本的にはJavaScript等を使って、動きのある画面やサービスそのものを作っていく仕事になります。

最初はサイトの簡単な動きから始まり、慣れてくるとWebアプリや業務システムの画面開発など、本格的な開発にも関わっていきます。

フロントエンドエンジニアは、サイト制作というより、Webアプリ開発に近い分野だと考えるとわかりやすいです。

デザインよりもプログラミングのほうが楽しいと感じる人には、向いていると思う

フロントエンドエンジニアがログイン画面や設定画面、データ管理画面を開発しているイラスト


フロントエンドエンジニアを目指すなら役に立つメデイアはこちら

CodeGrid(コードグリッド)

実務で使われている最新のフロントエンド技術を、日本語でわかりやすく学べる専門メディアです。

月額880円で現場の最新技術の記事を購読できます。

CodeGrid 公式サイトへ

コード学習を効率化するおすすめAIツール

コーディングでAIを使うのは、もはや当たり前です。現場では、AIを活用して制作スピードを大幅に上げています。

現場で使われているAIや、学習に役立ちそうなAIを紹介しますね。

コード補完・自動生成など実践で役立つAI

  • GitHub Copilot (ギットハブ コパイロット)
  • Cursor (カーソル)
  • v0.dev(ブイゼロ)

などがよく使われます。

  • コードを書いている途中で続きを提案をしてくれる
  • 画像やプロンプトだけで、HTML/CSSを自動生成してくれる
  • 「ボタンの色を全部変えて」というプロンプトでも、ファイル横断して修正してくれる

など、コーディングを従来の何百倍も早くできるツールとして重宝されています。

エラー解説・学習サポートにおすすめのAIツール

  • ChatGPT(GPT-5)
  • Claude 3.5

などがおすすめです。

チャット形式で気軽に質問でき、エラーコードの解説から改善方法まで丁寧に教えてくれます。

画面の挙動がおかしい時もスクリーンショットの画像を渡して確認してもらうこともでき、初心者にもとても心強い存在です。

困ったらまず聞く先生ポジションとして、学習にがんがん活用していきましょう。

 

AIを使えば何でも一瞬で作れる、というわけではありません。

AIが出してきたコードを活かすためにも、コーディングの基本知識は必要です。

AIは魔法の杖ではなく、優秀なサポート役のような存在だと思って、うまく付き合いましょうね。

まとめ:HTMLはゴールではなく、これからの土台になるスキル

HTMLを学んだあと、「この先どう進めばいいのか」と不安になる人は少なくありません。

ですが、HTMLはWeb制作のスタート地点であり、無駄になることのない基礎スキルです。

デザインを中心に進む人もいれば、CMS構築に強くなる人、本格的な開発に進む人もいます。

コーディングは楽しいからもっとやりたいという人は、まずはモダンCSSと基本的なJavaScriptに触れてみて、そこから自分に合いそうな方向を選んでいくのがおすすめですね。

HTMLを学び始めた時点で、もう十分前に進めているので、焦らず一つずつ積み重ねていけば、自然と次のステージにつながっていきますよ。

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