Webデザインに興味はある、もしくは勉強中だけど、
- HTML(コーディング)ができず不安
- デザインだけ学んでも、サイト公開まで辿り着ける気がしない
- とにかくちゃんとしたサイトを作りたい
そんな風に考えている人へ。
HTMLやサーバーの知識がなくても、デザインが未熟でも、サイト公開まで完結できるサービスが「Studio」(スタジオ) です。

この記事では、
- Studioはどんなサービスなのか
- なぜ今、Studioを学ぶ価値があるのか
- 副業や実務でどう活かせるのか
- Studioの学習に使えるツールや参考情報
といった内容を、
Webデザイナー/フリーランスの視点でまとめています。
Studioは無料で始められます。まずは触ってみるだけでもOK


Studioとは?Webデザイン初心者でも扱いやすい理由
Studioはどんなサービス?
Studioは、日本発のノーコードWeb制作ツールです。
コーディングをしなくても、デザインからサイト公開までを一つの画面で完結できます。
・コーディング不要
・サーバー設定不要
・デザインしながらそのまま公開できる
専門知識がない人でも、簡単にWebサイトの公開ができるサービスです。


テンプレートでも、オリジナルでも。制作スタイルを選べる
Studioではサイトデザインは、テンプレートから選ぶことも、オリジナルデザインを作ることもできます。


・テンプレートから選んで作れる
テンプレートとは、デザインの雛形です。数百種類あるテンプレートの中から選び、色や写真を自由に変えることで、自分仕様のサイトにします。
・白紙からオリジナルデザインもできる
Studioの画面上で、いちからオリジナルデザインを作ることができます
・Figmaで作ったデザインを取り込める
デザインソフトFigmaで作ったオリジナルデザインを、Studio内に取り込むことができます。
以下のような数百種類のテンプレートの中から、自由に選ぶことができます


テンプレートを使うと「他のサイトと被らないか?」と心配になる人もいると思います。
ですがStudioは、テンプレートの種類が多く、パーツごとにも豊富なバリエーションが用意されています。


また、オリジナルデザインも人気です。
デザインをオリジナルで作れるうえにコーディングいらずなので、時短にもなり、制作者にもクライアントにもメリットが大きいです。
他ツールとの立ち位置
Web制作ツールはいろいろありますが、役割は少しずつ違います。
| ツール | 主な役割 | 特徴 |
|---|---|---|
| Canva | デザイン作成 | 手軽にデザインを作れるノンデザイナー向けツール |
| Photoshop | デザイン作成 | 画像加工・ビジュアル制作が中心 |
| Figma | デザイン作成 | Web/UIデザイン設計など |
| Illustrator | デザイン作成 | ロゴ・アイコン・ベクターデザイン向け |
| WordPress | Webサイト構築 | 自由度は高いが、初期設定や管理はやや複雑 |
| Studio | Web制作+運用 | デザインから公開・運用までを一体で行える |
Studioは、デザインから公開・運用までを前提に設計されたツールという立ち位置になります。
なぜStudioを学ぶ価値があるのか
Webデザイン初心者にとってStudioがなぜ有効なのかを、4つ解説しますね。
副業・フリーランスと現実的に相性がいい
Web制作の依頼では、「デザインができる」だけでは足りないことの方が多いです。
実際は、「デザイン+実装+公開」までWebサイトを丸ごと作ってという依頼が少なくありません。
Studioなら、コーディングができなくても、サイト制作から公開まで一貫して対応できます。
デザインしかできない場合はコーダーと組む必要がありますが、Studioならひとりで完結できる。
また、Studioは
- 個人事業主・店舗サイト
- サービス紹介ページ
- 小規模なLP
と相性がよく、制作スピードが速いのも特徴です。
- 早く
- 機能的な
- 見た目の整ったサイトを納品できる
さらに、
- サーバーやセキュリティの管理の必要がない
- 複雑な設定がほとんどない
- クライアントが自分でニュースなどを更新できる
ので、保守の負担が少なく、お客様にも提案しやすいのもメリット。
Studioは、仕事として成立させやすいツールなんですよね
企業導入も進んでいる=実務で使われている
Studioは、大手企業サイトでの導入も進んでいます。


その理由はシンプルで、
- 社内で更新したい
- エンジニアに毎回頼らずに運用したい
- それでもデザイン品質は妥協したくない
といった、企業サイトでよくある要件を満たしやすいからです。
StudioにはCMS機能(管理画面からWebサイトを更新できる機能)があり、お知らせなどの更新を外注せずに社内で完結できる仕組みがあります。
さらに、テンプレートだけでなくオリジナルデザインにも対応しているため、企業サイトとして必要な機能とデザイン性を両立できます。
エンジニアでなくてもCMS機能を追加できて、その他企業サイト向けの機能もそろっているので、運用やマーケティングまで含めて使いやすいツールですね。
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Webデザインの全体像を理解できる
Webサイト制作は、デザインだけでなく、公開、更新(CMS)まで含めて、はじめて「使われるサイト」になります。
また、パソコンとスマホ、タブレットといった複数のメディアに対応するレスポンシブという技術も必要です。
Studioでは、こうした一連の流れを最初から最後まで体験できるので、一度作ると、Web制作の全体像が感覚的に理解できますよ。
WordPressや他のノーコードツールへの発展も
Studioで覚えるサイトデザインやレイアウト構成、機能まわりの考え方は、WordPress(世界的に有名なCMS制作ツール)や他のノーコードツールでも使われています。
そのため、Studioに慣れたら、他の似たようなツールを使う時も、仕組みを理解しやすく応用がききやすくなります。


Studioはこんな人におすすめ
まず1サイトを完成させたい人
→ デザインから公開まで、ひととおり体験してみたい人
副業・フリーランスを考えている人
→ 小規模案件や運用込みの制作を視野に入れている人
CMSの全体像をつかみたい人
→CMSやサイトの構造を理解したい人
運用を考えたサイト構築をしたい人
→マーケティングなどの学びにもなる
個人的雑感。10年前のノーコードツールと比べると、今のStudioのようなサービスは、別物に近いです。
当時は、操作性が悪かったり、テンプレートがイマイチだったり、ボタンひとつ調整するだけでストレスを感じるものが多かったです…
それに比べて今は、とりあえず作るだけで終わらず、デザイン性と実務性を両立したまま、運用まで考えられるツールが現実的に使えるようになっています。
Studioでできること・できないこと
Studioは万能なWeb制作ツールではありませんが、用途を誤らなければ非常に使いやすいツールです。


Studioでできること
Studioでできるのは、主に次のようなWeb制作です。
- コーポレートサイト・サービスサイトの制作
- LP(ランディングページ)の制作
- 自由度の高いデザイン
→ テンプレートだけでなく、白紙からデザインを起こせる - 強力なCMS機能
→ ブログやお知らせ、導入事例などをクライアント自身で更新可能 - SEO・解析まわりの基本設定
→ SEOキーワードの設定や解析ツール連携など - フォーム・アニメーションの実装
→ お問い合わせや動きのある演出も、対応可能
デザインから公開・運用までを、ひとつのツールで完結できるのがStudioの強み!
できない/苦手なこと
一方で、Studioが苦手としている領域もあります。
- 複雑な会員制サイト
- ショッピングサイトの本格運用
- その他複雑な機能拡張
こうした機能が必要な場合は、自由度の高いプログラムが作れるWordPressや専用のECサービス等を検討してもいいかも。
Studioの注意点・デメリット
Studioには、あらかじめ知っておいたほうがいい注意点もあります。
サーバー・サービスはStudioに依存する
Studioでつくったサイトもシステムも、全てStudio側のサーバー上で動きます。
なので、
- サーバーを自由には選べない
- サービス仕様の変更や制限の影響を受ける
点に気をつけてください。
ただしその分、
- サーバー管理が不要
- セキュリティやアップデートを気にしなくていい
など、非エンジニアでも扱いやすくもあります。
(Studio→別サーバー、別サーバー→Studioというサイトの移転は、専門知識があれば可能です)
独自ドメインでの運用は有料プランが必要
Studioは無料プランが使えますが、独自ドメインで公開する場合は有料プランが必要です。
ほとんどの企業は独自ドメインを使いますので、有料プランが必要ですね。
といっても、通常でもサーバー代が毎月かかりますので、Studioの場合、そのサーバー費用が利用料に含まれているイメージです。
つまり、Studioを使うから余計にコストが増えるわけではありません
- 無料:Studioのサブドメインで公開 (xxx.x.studio.site というURLになる)
- 有料(590円〜/月):独自ドメインでの運用が可能
Studioの料金プラン
Studioの主な料金プランと使いどころ
| プラン | 料金目安 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| Free 独自ドメインが使えない。 公開時にバナー表示あり。 | 0円 | 操作確認・試しに作ってみたい人 |
| mini | 590円/月 | LP・名刺代わりのシンプルなサイト |
| Personal | 1,190円/月 | 小規模利用 |
| Business | 3,980円/月 | 企業サイトやチーム運用に |
| Business Plus | 9,980円/月 | 大規模法人サイト |
勉強するだけなら、Freeプランで全然OK。
あとは、実際に仕事で使う時に、相手の会社の規模に合わせてサイトを選ぶといいと思います。
未経験者向けStudioの学習方法
動画で学ぶ
Studio公式&実践チュートリアル
Studioの公式Youtubeでは、実際にStudioを使ったサイト制作を動画でわかりやすく教えてくれます。
その他役立つTipsがたくさんありますよ。
公式以外でも、Studioの動画を出しているクリエイターは何人もいますよ。
Udemyで学ぶ
ノーコードで超速WEB制作 STUDIO学習完全パック(初級編・中級編・上級編)


全5.5時間 | 評価:4.5
動画学習サイトUdemyで購入できる、Studioの初心者向け講座です。
Studioを使って、Webサイトを一通り作れるスキルが身につきます。専門用語なしで、初心者でもつまずきにくい内容になっています。
なぜSTUDIOが良いのか、から、基礎・実践まで学べて良かったです!やはり動画を見るだけではなく、自分で実際にサイトを制作していく中で実力が付いてくると思うので、実践編があったのもとてもありがたかったです!
Udemy購入者レビューより
ストアカで学ぶ


ストアカでは、スポット単発で講師によるマンツーマンレッスンを受けることができます。
金額も安めなのでおすすめ。一人での学習が自信がない方はぜひ利用してみてください。
受講の日付や講座は季節により変わるので、以下のボタンより、ストアカ公式サイトで「STUDIO」と検索して、探してみてくださいね。
書籍で学ぶ
未経験でもWebサイトが作れるようになる、Studioの入門書です。2025年発行のStudioの書籍の中では一番新しいものになります。
Stuioの基本的操作・運用・公開から、テンプレートなしでオリジナルデザインの構築まで学べます。
スクールで学ぶ
Studioが学べるデザインスクールもあります。独学に比べると費用はかかりますが、デザインも一緒に学べたり、添削があったりと、スクール独自のサービスがありますよ。
Studioをはじめとするノーコードツールが学べるスクールは以下のまとめ記事を参考にしてください。


その他
日本最大のStudio学習コミュニティです。2,980円/月(2026年2月)の月額費で、コミュニティでの質問や勉強会への参加、学習動画が見れます。
Studioを学んだあとの活かし方
Studio案件につなげる
Studioをマスターしたら、もうサイトの制作から公開までできるということです。
小規模サイトやLP制作、運用込みの案件など、受けれる案件の幅が広がります。
デザイン × マーケ視点での提案
Studioは、デザインの見た目だけでなく、集客や運用を意識した機能も備えているため、柔軟なサイト設計ができ、提案の幅が広がります。
まとめ|Studioで「Webサイトを作れる人」になろう
Studioは、初心者でもとっつきやすく、無駄になりにくい選択肢です。
- テンプレートから始めて、デザインもサクサク進められる
- ノーコードで、公開・更新・運用まで完結できる
- 副業や小規模実務とも相性がいい
- 次にWordPressやHTML/CSSへ進む土台にもなる
Studioは無料から始められます。
まずは触ってみて、Webサイトを一つ完成させる経験をしてみてくださいね。


