Webデザインスクール卒業したのに案件が取れない。理由5つと初受注のための突破口

【質問・悩み】
Webデザインスクールを卒業して3ヶ月。 ポートフォリオも作りました。

クラウドソーシングにも応募しているし、 SNSでも発信しています。でも案件が一件も取れません。

私には向いていないんでしょうか。

まず最初に正直に言わせてください。

残念ながらWebデザインスクールは

「絶対にWebデザイナーとして成功する」

「在宅フリーランスになれる」

を約束するものではありません。

あくまでWebデザインと、在宅ワークの仕事の取り方、就職への道筋などを教える場所です。

全員がなれるわけではない。

これは決してスクールが詐欺的なものではなく、私がおすすめする良心的なスクールでも、「卒業生全員がWebデザイナーになれるわけではない」と言っています。

でも逆に言うと、みんなそこからスタートして案件に結びついているということです。

卒業していきなり順調という人は、私の知る限りほぼいません。

3ヶ月で1案件もとれないのも、全然珍しいことではありません。

私の知っている未経験からのデザイナーであれば、いきなり案件が決まっている人のほとんどは友人や前職からの紹介案件などで、自力でスタートであれば半年かかって当然でした。

みんな試行錯誤して、軌道に乗るまでが一番大変な時期です。そこに何年もかかる人もいます。

だから今しんどいのは、あなただけじゃないです。


目次

Webデザインの案件が取れないときに見直したい4つの基本

案件が取れないときに言われることは、だいたいこの4つです。

「もう知っている」という人も多いと思いますが、一応整理しておきます。

1. ポートフォリオを見直す

スクールの課題作品をそのまま載せているなら、作り直しかさらに増やした方がいいです。

スクール課題のほとんどは同じものが多いので、制作物がどうしても似てきてしまいます。見ている人からするとまたか、と思われる可能性もあります。

そして卒業後も、毎日デザインのスキルアップは欠かさずにやってください。

ひとくちにWebデザインスクールといっても、1ヶ月完了型と半年完了型では、卒業時点で持っているものはどうしても違ってきます。

デザインは費やした時間がそのままスキルに反映される部分があるので、卒業はゴールではなくスタートだと思ってください。

独学でデザイナーになっている人もいます。スクール卒業生なら基礎はあるはずなので、そこからの伸びしろはまだまだあります。

案件が取れない原因のほとんどは、はっきりいってデザインの実力不足です。

たまに営業力で突破する人もいますが、デザインの実力は一朝一夕には上がりません。

でも筋トレと同じで、毎日手を動かせば1ヶ月後・3ヶ月後には必ず結果が出てきます。

行き詰まったら模写からでもいい。とにかく手を動かしてデザインを磨いてください。

2. 価格を下げて最初の1件を獲りにいく

実績ゼロのうちは、相場より低めに設定して最初の1件を獲ることを最優先してください。

お金より実績です。モニター価格でいいんです。

クラウドソーシングのコンペに参加するのも同じ理由です。

落ちまくっても、考えて手を動かした時間は確実に自分のものになります。

3. リアル案件を探す

知人のお店、地域の小さなビジネス、家族や友人のつながり。

SNSやWebに不慣れな方ほど、「誰かに頼みたい」というニーズが高い傾向があります。

年代が上の層はとくにその傾向が強く、丁寧に対応すると長いお付き合いになることも多いです。

最初の実績はリアルな知り合いだったという人は多いです。

私も、親の友人がやっている居酒屋のメニューを作ったりしていました。

駆け出しのうちは「練習させてほしいから、無料でバナーやSNSのアイコン作らせて」でもOKです。

今、第一線で活躍しているデザイナーも、最初は知り合いにお願いして格安で作らせてもらうところからスタートしています。飛び込み営業など泥臭いことをしていた人もいます。

最初からスマートに案件を取れた人なんて、ほとんどいません。

たとえすぐに仕事につながらなくても、「ポートフォリオ用に作らせてもらえませんか」くらいは気軽に声掛けをしてもいいと思います。

もし断られても、それはあなたのデザインが否定されたわけじゃありません。ただタイミングが合わなかっただけ。

4. メンターやコミュニティを見つける

卒業後もサポートが使えるスクールならいいのですが、そうでないなら新しいコミュニティを探すのもありです。

独学で一人で悩んでいるより、精神的にも情報量的にも楽になります。

ある程度のコミュ力は必要ですが、それ以上に得るものが大きいです。

未経験のWebデザイナーが初案件を取るためのニッチ戦略

先ほどあげた4つは基本的なことですが、ここで視点を少し変えてみます。

「〇〇専門のWebデザイナー」と、思い切ってジャンルを絞ってしまうのもありです。

・飲食系
・習い事系
・動物系
・医療、福祉系
・治療院・整体・鍼灸
・産後・マタニティ関連
・旅行・観光
・士業、教育

などなど、ニッチなほどいいです。

ジャンルを一つ絞って、そのジャンルに向けた発信をSNSやリアルで続けてみる。そうすると、依頼相手も「どうせなら専門性の高い人に頼みたい」となりやすい。

特にココナラのようなサービスとは相性がいいです。

大事なのは、自分の興味関心があるジャンルを選ぶこと

デザインは説得力と提案力が勝負です。ただ綺麗なものを作るだけでなく、そのデザインに意味を載せるためには、自分がそのジャンルを理解している必要があります。

業界に就職していたなどの経験値があれば、かなりの強みです。

具体的な例を一つ挙げると、LP制作では女性向け化粧品の割合が圧倒的に多く、それを教えるスクールも多いです。

需要は確かに大きいですが、その分ライバルも多い。

あえて「化粧品以外のLP」に絞るだけで、競合がぐっと減ります。

LP制作の需要はさまざまな業種にあるので、自分の興味や経験に近いジャンルを選ぶ方が営業は取りやすいです。

とはいっても、化粧品LP専門のコミュニティや学べる環境がすでにあるなら、もちろんそのルートで進んでかまいません。

「SNSバナー」か「サイト制作」か。注力するデザインで案件獲得の戦略は変わる

今のフリーランスデザイナー界隈は、大きく2つに分かれています。

従来のWebサイト・LP制作を軸にする人と、

SNS広告・資料制作など、Canvaやノーコードを使った短期納品でターゲットを絞る人です。

中途半端が一番ダメで、どちらを主戦場にするかをまず決めることが大事です。

SNS広告・バナー系を目指すなら
XやInstagram、ココナラでの発信が有効です。SNS広告のデザインはSNSで仕事を取るのが自然な流れで、地域の小さなお店のチラシやSNS用画像など、リアルにも需要があります。
トレンドのキャッチが早く、スピード感を持って動ける人や情報発信が得意な人に向いています。

Webサイト・LP制作を目指すなら
クラウドソーシングのコンペで場数を踏みながらスキルを上げつつ、制作会社の下請けを狙うルートが現実的です。コツコツとデザインを鍛え続けられる人に向いています。

具体的な案件獲得については、以下の記事も参考にしてください。


Webデザイナーに向いていないかも?と感じた時は

「デザイナーに向いているかどうか」はセンスがあるかないかよりも、案件が取れない時期や自分のスキルに落ち込むこと、何度も改善を繰り返すことに耐えられるか、という適性の方がずっと重要です。

特別な才能がなくても、目の前の一つひとつを改善し続けた人が、気づいたら続いています。

まとめ:スクール卒業後、最初の案件を取るために意識したいこと

  • ポートフォリオ・価格・リアル案件・コミュニティ、まずここから手をつける
  • ジャンルを絞って、専門デザイナーになるのもあり
  • 目指すデザインの方向によって戦略を変える

スクールを卒業して、一人で案件を取りに行く時期というのは、おそらく一番孤独でつらい時期だと思います。

ただ、在宅フリーランスは軌道に乗るまでが本当に大変な仕事です。

それでも、ある程度のスキル(高いレベルでなくても大丈夫です)が身につき、納期やクライアントとのやり取りをきちんと守れる人であれば、「またお願いしたい」と思ってくれる人は必ず現れてきます。

そうした積み重ねができてくると、少しずつ自分のペースで仕事が回るようになってきますよ。

副業で月5万円を目指している人は、以下のスキルを参考にしてみて。

コミュ障の私がフリーランスでやってこれた理由です

この記事を書いた人

  • Web業界歴20年
  • 会社員デザイナー →フリーランスへ
  • 一児の母在宅ワーカー

業界の片隅で20年近くやってきました。これからWebデザインを学びたい未経験の人のために情報をまとめています

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