Webデザイン、どこまで勉強すれば仕事になる?現役デザイナーの基準

【質問・悩み】

独学でWebデザインを勉強しています。

でもどこまで勉強すれば仕事が取れるレベルになるのか、基準がわからなくて不安です。

いつまでも勉強し続けているような気がして、一歩が踏み出せません。

気持ちはわかりますが、「まだ早い」と思い続けると、永遠に動けません。

「もう少し上手くなってから」「もう少し自信がついてから」と思いながら、結局動けないまま1年が過ぎていた、という人を何人も見てきました。

デザイナーは資格職ではないので勉強に終わりはないし、Web技術は毎年目まぐるしく進化するので、せっかく勉強したことがすぐに過去のものになることもあります。

だからこそ、就職するなりフリーランスになるなり、なるべく早く現場に出ることが大事です。

勉強で3ヶ月かかっていたことが、現場では数日で身につくことも多いです。

不安な気持ちはわかります。でも、デザイナーになると決めたなら、その不安を抱えたまま動いていいんです。

目次

不安の正体は?

SNSで見るレベルが高すぎて、終わりが見えない

勉強しているのに自信が持てない理由の一つは、ネットで見るWebデザインのレベルが高すぎることです。

SNSやPintarestで見るのは、何年もやってきたデザイナーの仕事の上澄みです。

それを毎日見ていたら、永遠に「まだ足りない」と感じるのは当然。

これはみんなが通る道です。

私も、今でも他人のデザインを見て落ち込みます。けど、その人とライバルなわけではないので、気にしない。

むしろ今から駆け出しなんて、伸び代が多すぎて羨ましいです。

ゴールが決まっていないこと

「どこまで勉強すればいいかわからない」という悩みの原因は、ゴールが決まっていないことにもあります。

就職したいのか、フリーランスになりたいのか、副業で月数万円稼ぎたいのか。それによって必要なスキルの基準はまったく違います。

ゴールが決まっていないから、基準が見えない。基準が見えないから、不安になる。

まずゴールを決めることが、すべての出発点です。

まず目指すゴールを決める。そこで基準が変わります

「Webデザインを仕事にしたい」という気持ちは同じでも、就職と副業フリーランスでは、求められるスキルの基準がまったく違います。


就職・転職を目指すなら

採用される最低限の基準

採用されやすい最低限の基準はシンプルです。

  • Figmaが使える
  • Adobeソフトが使える
  • そのソフトで作った制作物のポートフォリオが複数ある

完璧なスキルは必要ありません。

もちろん企業が本音では即戦力を求めているのは事実です。でも未経験者が経験者にスキルで勝つことはできません。

一方で、初心者を採用したい企業は、実力やセンスより「やる気と伸びしろ」を見ています。

つまり、スキルは最低限あれば、あとは熱意と姿勢で十分戦えます。

HTMLは覚えるに越したことはありませんが、企業はデザイナーはデザインしかやらないところも多いので、必須ではありません。

現場で覚えるのが一番早い

会社に入ってしまえば、あとは現場で覚えられます。入社前に完璧なスキルは必要ありません。

会社には同僚や先輩、上司がいて、頼れる環境があります。

一人で勉強しているより、はるかに早く成長できます。

ある程度の基礎があれば、あとは現場で伸ばせばいい。それは採用側の会社もわかっています。

就職はゴールではなく、スキルを伸ばすためのスタートだと考えてください。

フリーランス・副業を目指すなら

フリーランスは本当に千差万別です。ある程度デザイン能力の高い人もいるので、そこを目指すと、いつまでたっても実践にたてません。

ので、やはりある程度のスキルを積んだら、小さい実践(できれば身近な知り合いなど)から積んでいって、仕事の合間にスキルアップの勉強を同時進行するのをおすすめします。

まず何のフリーランスになるかを決めて、情報収集する

フリーランス・副業を目指す場合は、「何のデザインで仕事をするか」を決めることが最初のステップです。

・Webサイト制作なのか

・SNS広告やバナーなのか

・LP制作なのか。

それによって必要なスキルも、ツールも、営業先も、学ぶべきことも全部変わります。

決めずに「なんでもやりたい」で進むと、スキルが分散して中途半端になります。

決めたら、同じ方向で活躍しているフリーランスをSNSでフォローして情報収集する。

何が求められているか、どんなポートフォリオが評価されているかが見えてきます。

Webサイト制作を目指すなら

HTML・CSSの基礎は覚えましょう。HTMLを分かった上で、Webサイトのデザインができること。

デザインツールはFigmaが主流です。

WordPressのカスタマイズができると、受注の幅が一気に広がります。

逆に、HTMLコーディングが苦手な場合は、Studioなどのノーコードツールで代替する方法もあります。

SNS広告・バナー系を目指すなら

HTMLコーディングは不要です。

SNS広告で人気のツールはCanvaです。バナーなら、FigmaやPhotoshopも必要。

SNS広告系のデザイナーは、トレンドへの感度が重要で、流行しているデザインのテイストをキャッチしてスピード感を持って対応できるかどうかが勝負になります。

なので、デザイン力より、スピードや流行への対応の方が大事。それさえあれば、Canvaの使い方さえ学べば今すぐでも始められます。

LP制作を目指すなら

使用するツールによって違いますが、

・PhotoshopまたはFigma

で、LP 1ページ作れるデザインとある程度のHTMLコーディング力が両方必要になります。

また、コーディングが必要ないなら、StudioやFigmaでの作り方を覚えれば、デザイン力だけで十分です。

LP制作は1ページ完結なので、Webサイト制作より早く実績が作れるのが利点です。まず1本仕上げることを目標にしてください。

就職・フリーランス共通。スキルより成果物が重要

ゴールが就職でも副業フリーランスでも、共通して言えることが一つあります。

採用担当者も、クライアントも、見ているのは「スキルの高さ」ではなく「この人に頼んだらどんなものができるか」です。

完璧なスキルがなくても、ポートフォリオの成果物が良ければ採用される。

ポートフォリオの充実は、マストです。

私が考える、動き始めるタイミングの基準

「完璧に準備ができた」と感じる瞬間は、たぶん来ません…。

私が思う動き始めるタイミングの基準ですが、誰かに見せられる成果物が、最低3点あること。

クオリティが高いかどうかより、見せられるものがあるかどうか。

そこが最初の一歩を踏み出すための最低ラインだと思っています。

繰り返しになりますが、完璧なタイミングは来ません。

みんな50点、60点で動き出していますので、そこは安心してください。

駆け出しなのでどんどん失敗してOKです。

自信がないなら、まずは自分のレベルを知ろう

どうしても自信が持てないなら、一人で悩まずに第三者に見てもらうのが一番早いです。

ポートフォリオの添削サービスや、プロへの相談サービスを使ってみてください。

自分に何が足りないのかを、客観的な目線で教えてもらえます。

単発受講なら、数千円で利用可能だし、後腐れもないで気軽に利用できますよ。

一人で悩み続けるより、答えがずっと早く出ます。

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