制作会社だけじゃない、Webデザイナーの就職先具体例一覧

「Webデザイナー」の就職先にはいろいろな違いがあります。

一般的にはWeb制作会社を想像する人が多いと思いますが、世の中にはいろいろな所属のWebデザイナーがいます。

この記事では、働き方を中心にWebデザイナーの就職先の具体例を紹介します。

この記事を書いた人

  • Web業界歴20年
  • 会社員デザイナー →フリーランスへ
  • 一児の母在宅ワーカー

業界の片隅で20年近くやってきました。これからWebデザインを学びたい未経験の人のために情報をまとめています

目次

Webデザイン制作会社に就職・転職

Webデザイナーというと、Webサイトを1から10まで作るのが仕事だと想像する人が多いと思います。

実際に、その仕事をやっているのが、デザイン制作会社です。

デザイン制作会社は、企業や広告代理店からWebサイトの発注を受けて、提案・デザイン・制作まで全て引き受けます。

また、Webデザインだけでなく、DTPデザイン(紙の販促デザイン)も併せてやっているところもあり、まさにデザインを産み出す会社です。

Web制作会社の良いところ

デザイン力が上がる

自分のデザインしたサイトをいちから生み出すことができるデザイン会社は、デザイナーにとって一番の花形です。

制作会社では、デザインスキルをガンガンに磨くことができます

特に、将来フリーランスになりたい人は、まずは制作会社で働くことをおすすめします。

ずっと手を動かすことが多い、トレンドのデザインを目にする機会が多い、先輩デザイナーのフィードバックを受けられると良いことづくめです。

2〜3年働くと、かなりの実力がつきます。

Webサイト制作の流れが見える

一からクライアントと関わることができるので、要望からサイトを作るという一連の流れ(※クライアントワークと言います)を身につけることができます。

プロジェクト毎に全く違うアイデアを求められるので、臨機応変なデザイン力を高めることができる。

サーバーやシステム等など、デザイン以外のWebの知識も身に付く。

クライアントにより対応も変わるので、対応力が身に付く。

プロジェクト毎にさまざまな業界の知識が身に付く。

「Webデザイナー」としてのスキルをあげたいのであれば、制作会社が一番です。

Web制作会社の悪いところ

働き方改革が主流とはいえ、デザイン業界は基本的に就業時間が長いところが多いです。

制作会社は基本デザインが好きな人が集まっているので、プライベートより仕事優先の人も少なくなりません。

会社として悪かどうかという問題ではなく、デザイン職というスキル重視の職がそうなのです。

ハードすぎる会社だと体調を崩してやめてしまう人がいるのも事実。

ただし似たような人が集まりやすいので、雰囲気が合う人にとっては働きやすいといえるでしょう。

Web制作会社はこんな人が向いています

デザインで勝負したい人。デザインスキルをあげたい人。いろんなサイトを作りたい人。好奇心が強い人。

プライベートを優先したい人にはおすすめできないかも

ただ、仮に出産後の復帰は厳しそうな多忙な会社であっても、制作会社で磨いたスキルがあれば、別会社やフリーランスへの転職もありかと思います。

インハウスのWebデザイナー

Webデザイン制作会社ではなく、一企業の中の「デザイン部署」といった枠組みで働くデザイナーのことを「インハウスデザイナー」と言います。

デザイン制作会社との違いは、自社製品のデザインを行うということ。

主に自社サイトや自社アプリの更新、オンラインショップの商品の更新や新商品ページの作成、バナーの作成等、とにかく自社のWebサービスに関わる部分のデザインを担当します。

自社サイト・自社商品にずっと関わり続けますので、WebマーケティングやSEOなどの知識も身に付きやすいです。

インハウスデザイナーの良いところ

あくまで「制作会社よりは」ですが、仕事環境はゆるめのところが多いです。

特に大手企業のインハウスデザイナーになると、福利厚生は会社の規定によりますので、充実していることが多いです。

有休消化率、育休消化率、残業ゼロ、ボーナス多いなど、所属企業の恩恵に預かれることはありがたいですね。

もちろん勤めている会社によりますので、中小企業のインハウスデザイナーで苦労している人もいます。中にはぎりぎりで人材をまわしているためにデザイナーが自分しかいなくて、デザイン業務を全てこなさなければいけないという話を聞いたこともあります。

インハウスデザイナーの悪いところ

これもあくまで「制作会社」と比較してですが、デザインスキルは制作会社勤務より落ちるかもしれません。成長率が下がるという感じ。

毎日一からデザインを作り上げることを繰り返す制作会社と違い、基本的に自社サイトの更新がメインですので、どうしても新しいデザインの取り込みは難しくなります。

例えば女性向けアパレルの会社であれば、女性向けデザインは得意になっても、それ以外のデザインは苦手のままかもしれませんね。

インハウスデザイナーとして働く女性

ずっと外で働きたい、キャリアを積みたい。でもそれなりに福利厚生はしっかりしたところに勤めたい。という女性は、インハウスデザイナーがおすすめです。

大手であれば福利厚生はしっかりしていますので、ずっと働きやすい可能性は高いです。

ITシステム会社のWebデザイナー

主にWebシステムを制作する会社の中で、デザインを担当している職種を指します。

システムを作るのはエンジニアですが、システム画面のデザインやアプリのデザインをするのは、デザイナーの仕事です。UIデザイナーと言ったりもしますね。

Webシステム会社も様々で、自社内にデザイン部門を持つところもあれば、外注でデザイン制作会社やフリーのデザイナーに頼むところもいます。

UIデザインに興味がある人におすすめです。

 

Webシステム会社のデザイナーの良いところ

エンジニアに任せる点、デザイナーが頑張る点、お互いのうまく仕事が回れば最高の職場です。

Webデザイナーにとっても、ITの最新知識は(自分が身につけるまではいかなくても)覚えておくにこしたことはありません。

エンジニアと一緒に仕事をすることで、IT知識はどんどん身についてくるはず。

Webシステム会社のデザイナーの悪いところ

制作会社同様、基本的に就業時間は長いです。

ただし、システム部署が忙しくてもデザイン部署は帰宅できる(または、その逆)ということはあるでしょう。

納期遅れのスケジュール調整に、デザイナーが巻き込まれることは多々あります。

Webシステム会社のデザイナーとして働く女性

福利厚生や産休・育休の取りやすさは、その会社によります。

コロナ禍以降は、在宅ワーク推奨の会社も多く、以前よりは出産後も働きやすくなっています。

大手メディア系サイトのデザイナー

現在はたくさんのメディア系サイトやアプリが溢れています。ニュース系、メイク系、旅・街歩き、グルメ、主婦向け、アパレル、キュレーション、IT、ペット、キャンプetc

これらの会社に常駐しているWebデザイナーがいます。

メディア系のWebデザイナーの良いところ

情報に強くなります。また、メディア系はスピードが命なので、作業スピードが速くなります。

また、Webデザインを知らない友人や身内にも「このサイトを制作をしている」と伝わり易いです。

メディア系のWebデザイナーの悪いところ

即時公開や情報の公開日が決まっているので、急な仕事や納期が厳しい時もあります。

デザイン力が上がるかどうかは、そこの媒体次第なところ。

メディア系のWebデザイナーで働く女性

しっかりとしたデザイン部門がある企業もありますが、フリーランスや派遣にデザインや更新をお願いしている企業の場合は、敷居も低く未経験者でも働き始めやすい環境かと思います。

その他の会社で働くWebデザイナー

デザインスキルを持っていると、思いもかけない職場で役に立つことができます。

仮に、デザインに関係のない職場に事務職で就職したとしても、将来的にその会社の広告周りやWebサイト作りを任されたりするかもしれません。

Webサイトを外注するにしても、あなたがWebデザインを学んでいたら、あなたが制作会社との窓口の担当に抜擢される可能性が高いです。

ITスキルを持った従業員がいない中小企業は、日本にはまだまだ山ほどあります。

例えWebデザインを活かせる場所に就職・転職できなかったとしても、あなたの持っているデザインスキルを活かせるチャンスは案外近くにあるかもしれません。

Webデザイナーの就職先のまとめ

Webデザインを学んだ後に働く場所として、具体的にあげてみました。

会社の数だけいろいろな働き方があるので、この記事はあくまで傾向と思ってください。

いろいろなキャリアがあり、いろいろな働き方があることはわかっていただけたでしょうか?

人生は長いです。会社員からフリーランスになるのもよし、制作会社からインハウスデザイナーに転職するもよし。全く違う会社に転職してスキルを地味に使うのもよし、自分に合った働き方を探していきたいですね。

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