Webデザイナー・Webコーダーでオリジナルテーマを作りたい人へ
WebデザイナーでHTMLも作れる人は多いですが、そこからさらに一歩先のWordpressのオリジナルデザインを作れるようになると、仕事の幅は確実に広がります。
自分で作成したHTMLをWordPressに組み込むスキルはもちろんのこと、既存のHTMLをWordPress化して欲しいという依頼も多くあります。
この記事は、Webデザインを勉強中の人かつWordPressのオリジナルテーマを作りたい人に向けた記事です。
- Webサイトのデザインをオリジナルで起こせる人
- HTML/CSSで静的なHTMLを作れる人
- WordPressの基本的な機能が使える人
- FTPでファイルをアップロードできる人
といった人を対象に、WordPressにHTMLを組み込む方法がわからなくて悩んでいる人に向けた、おすすめの書籍や動画を紹介します。
また、独学でオリジナルテーマを作ったことがあるけど、合っているかどうか自信がないという人にもおすすめです。
この記事を読めば、WordPressの納品も怖くない!一段レベルアップしたWebデザイナーになれる!
この記事はWebデザイナー歴18年のフリーランスが書いています
WordPressオリジナルテーマの作り方を解説した書籍
WordPressの本は数あれど、デザイナー向けの本は意外と少ない。完全初心者向けか、PHP言語の中級者以上の本ばかりです。
そんな中でWordPressに興味深々のWebデザイナーの皆さんにおすすめしたいのは、この2冊です。WordPress
[改訂版]WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書 WordPress 6.x対応版
静的HTMLをどういう風にwordpessのテーマに組み込んでいくかを、実際の架空のサイトHTMLを使いながら、丁寧に説明してくれます。
テーマファイルはどういう構成になっているのか。
どのファイルにどうやって書けばいいのか、作ったファイルはどこにアップすれば良いのか。
テンプレートタグってなに。
といった初心者がつまづきやすいところも、いちから段階を踏んで正解を教えてくれるので、とてもわかりやすいです。
また、プロが使うプラグインやサイトの運用についてもまとめています。
WordPressの受注側の知識を独学で身につけたい人にぴったりの書籍です。
初版は2015年なのでちょっと古めですが、改訂版として2020年に出版されています。
内容も今でも十分使えます。
この本一冊でオリジナルテーマの作り方の基本から応用までばっちりわかります
WordPressオリジナルテーマ制作入門
WordPress公式リリースのテーマ・プラグインの開発者の方々がまとめた、WordPressのテーマ作成の解説本です。
こちらも、サンプルの静的HTMLを元に一から丁寧に作っていくやり方を、PHPが書けない人でもわかりやすく丁寧にまとめています。
2022年発売のため、新しくWordPressの(発売時点での)最新バージョンに対応した内容です。ブロックエディタへの対応法など、より最新のテクニックがまとめられています。
2冊どちらも良い解説本です。テーマ作りに挑戦したいならぜひ読んでみてください
WordPressオリジナルテーマの作り方を解説した動画
動画学習サイト「Udemy
ちゃんと学ぶ、WordPress テーマ開発講座
WordPressの環境を構築するレクチャーからはじまり、実際にオリジナルテーマを実装しながら、テンプレートタグの意味をひとつひとつ解説していきます。
どちらかというとエンジニア向きの深い解説なので、非エンジニア層のWebデザイナーには難しいかもしれません。
ただ、Webデザイナーがこの講座をしっかり学び切ることができれば、WordPress案件はかなり強くなります。
尚、制作するオリジナルテーマが、一般的なコーポレートサイトではなくブログテーマとなっています。
まとめ
WordPressのオリジナルテーマ作成ができれば、仕事の単価が大きくあがります。
オリジナルテーマの作成に関しては、ネット上にも小技はみつかるのですが、本や動画で学んだ方がより効率良く最適な方法を知ることができます。
現場の実践テクニックも掲載されていますので、ぜひ参考にしてください