【2026年版】CMSとは?仕組み・種類・選び方を初心者向けにしっかり解説

Webデザインを学び始めると、よく「WordPress(ワードプレス)」や「Studio(スタジオ)」というツールの言葉を聞くことはありませんか?

これらは、「CMS」と呼ばれるツールのことで、このツールを導入することで、専門知識がなくても誰でも簡単にWebサイトを更新できる仕組みのことです。

SNSやブログの投稿と同じ感覚でサイトを更新できるんです

今のWeb制作の現場では、このCMSを使わずにサイトを作ることはほとんどありません。

CMSの基本的なことをこの記事で学んでいきましょう。

INDEX

・CMSとは?超かんたん解説

・なぜCMSが必要なのか

・CMSの種類と初心者向け代表的なCMS

・CMSのメリット・デメリット

2026年最新CMSトレンド

初心者はどれを選べばいい?

CMSで作れるようになると、デザインから公開まで一人で対応できるようになりますよ


CMSとは?超かんたんに解説

CMS(シーエムエス)を一言でいうと、

「専門知識がなくても、Webサイトの中身をサクッと書き換えられるシステム」

のことです。

CMSはContents Management Systemの略

WebサイトはHTMLやCSSというコードで作られています。

そのため、専門知識がないとサイトを更新することはできません。

でも、そんなの初心者にはハードルが高すぎますよね。

そこで登場するのがCMSです。

仕組みをイメージするなら、「ブログ」や「SNS」が近いです。

ブログの投稿画面のような管理画面があり、そこから文章や画像を変更できます。

CMSの管理画面で情報を入力するとWebサイトに自動で反映される更新の流れを示した図解

ただのHTMLサイトに、CMSという管理ツールを組み込む(連携させる)作業を、制作者が行います。

この仕組みを最初に作ることで、公開後はクライアント自身で内容を管理できるサイトになります。

制作者がCMSをWebサイトと連携し、HTMLとCSSで作ったサイトをクライアントが管理画面から簡単に更新できる仕組みの図解

CMSはいつ生まれた?
世界中で企業が製品としてのCMSを作り出したのが2000年頃、2005年頃辺りから制作現場でも本格的に普及してきた空気がありました。

なぜCMSが必要なのか

CMSがなかった時代、Webサイトの更新は制作会社に依頼するのが一般的でした。

企業は、文字を1文字直すだけでも外注費と時間がかかっていたのです。

それがCMSの登場で、管理画面から簡単に誰でも自社サイトを更新できるようになりました。

導入コストこそかかるものの、その後の更新が圧倒的に楽になるのと即時に情報発信が可能なので、多くの企業がCMSを導入し始めました。

さらに、予約投稿や複数人での管理など、手作業では難しかった運用も簡単にできるように。

制作者目線で、CMSスキルのメリット

デザインだけの場合、コーディングやシステム部分は他の人と組まないと完成しないことも多いですが、CMSを使えるようになると、一人でもWebサイトを完成させられるようになります。

また、個人では作るのが難しい複雑な機能(買い物かごシステムやログイン機能)や、セキュリティ強化にも対応できます。

また、CMS案件は企業サイトやメディア運営など長期運用が前提のものが多く、保守管理や改善サポートといった継続収入を作りやすいのも特徴です。

さらに、CMS構築スキルは案件数が多く、副業からフリーランスまで仕事に直結しやすい武器になります。

CMSを覚えることでWebデザイナー一人でもサイト制作が完結でき、コーダーやエンジニアに依頼せずに機能追加やセキュリティ対策、テンプレート活用、案件獲得まで対応できることを示した図


初心者におすすめな代表CMS

CMSには、目的別に見ると

・情報を発信するブログ・企業サイト向け

・商品を売るためのネットショップ向け

等があります。

CMSのタイプ主な用途・できること
情報を発信するブログ・企業サイト向けCMS・ニュースやお知らせの更新・ブログ記事の投稿・固定ページの編集
ネットショップ向けCMS(EC向け)・商品情報の登録・更新・在庫管理・注文処理・決済機能

初心者が入りやすい代表的なCMSを紹介しますね。

WordPress

WordPressトップ画面

WordPress公式サイト

WordPress(ワードプレス)は、全Webサイトの約4割で使われている、世界標準のCMS。

国内でも圧倒的なシェアがあります。

企業サイトやブログ、メディアまで幅広く対応でき、Web制作の現場で最も使われています。

副業や仕事につなげたい人は、覚えておきたいスキルです。

自由度が非常に高いのでどんなサイトにも適応できること。また情報も豊富なので、学びやすくもあります。

Studio

ノーコードツールSTUDIOのWebサイト画面イメージ

Studio公式サイト

Studio(スタジオ)はデザイン性が高く、直感的にサイトを作れるCMS。WordPressより、簡単にサイト構築が可能です。

あらかじめ用意されたデザインテンプレートを使って、見た目の整ったサイトを作れるため、小規模サイトやスピード重視の制作とも相性が良い。

デザイナーひとりでも完結しやすいので、副業やフリーランスにも人気。

AIによるデザイン自動生成など、今もっとも勢いのあるツール。

日本製なのも人気の秘密です。

Shopify(ネットショップ系)

ネットショップ作成サービスshopifyのトップページ

Shopify公式サイト

Shopify(ショッピファイ)はネットショップ運営に特化したCMSで、商品管理・決済・注文処理などの機能が最初から整っています。

本格的なオンラインショップを作りたい場合の定番サービスです。

なお、Shopifyは有料なので、無料から始めやすいのはBASEです。


CMSのメリット・デメリット

メリット

サイト全体を管理しやすい
ページ追加や記事更新をまとめて管理でき、運用がスムーズ。

仕事の現場で広く使われている
WordPressを中心に、多くの制作案件でCMSが標準採用されている。

SEO(検索対策)の土台が整っている
ブログ更新や構造設計が検索エンジン向けに最適化されやすい。

CMSのデメリット

CMSごとの操作や知識が必要
使い始めは慣れるまで少し学習が必要。

保守・管理が欠かせない
アップデートやセキュリティ対策を怠るとトラブルの原因に。

デザインが似通いやすい
テンプレート任せだと、オリジナリティが出にくい。

2026年最新CMSトレンド

AI連携が当たり前に

記事の構成づくりや文章補助、画像生成まで、CMSの管理画面内で完結する仕組みが広がっています。

また、AI連携により、制作時間がこれまでの半分になり、初心者の参入もしやすくなっています。

Headless CMSの普及

Webサイトだけでなく、アプリなど複数のサービスに同じ情報を配信できる仕組みが注目されています。

CMSは、単にWebサイトを管理するツールから、複数のサービスに情報を届ける仕組みへと進化しています。

ヘッドレスCMSを知っておくと、Web制作だけでなくアプリ開発の案件にもにもチャレンジできるかも

ノーコードCMSの進化

Studioなどがそうです。エンジニアに頼らず、デザイナーだけで高品質なサイトをまるっと作れる時代に。

デザイン性と操作性が年々向上しています。

EC機能の高度化

ネットショップ向けCMSでは、在庫管理やマーケティング機能がさらに強化され、より本格的な店舗運営がしやすくなっています。

初心者はどのCMSを選べばいい?

まずは、作りたいサイトの目的で選ぶのが一番シンプルです。例えば

  • ブログ・企業サイトを作りたい → WordPress
  • 手軽におしゃれなサイトを作りたい → Studioなどのノーコード系
  • ネットショップを作りたい → ShopifyなどのEC向けCMS

また、制作者目線で、どのCMSを武器にして単価を上げていきたいかも考えてみましょう。

カスタマイズ力と案件数を重視するなら「WordPress」

世界シェアNo.1のCMSで、案件数が圧倒的に多いのが強みです。

プラグインやコードで自由に拡張できるため、小規模サイトから大規模企業サイトまで幅広く対応できます。

構築だけでなく、保守管理やSEOサポートなど、継続収入につなげやすいのも魅力です。

また、長く運用されているWebサイトの多くがWordPressで作られているため、既存サイトの修正や更新といった案件があります。


デザイン性とスピードを重視するなら「Studio」

日本発のノーコードCMSで、コーディングなしでも高品質なサイトが作れます。

制作時間を大幅に短縮できるため、短納期で利益率の高い案件を狙いやすいです。

デザイナー一人で完結できるため、制作費をそのまま収益にしやすい点もメリットです。

副業やフリーランスで早めに稼ぎたいならStudioがおすすめ。


EC特化で高単価を狙うなら「Shopify」

世界標準のECプラットフォームで、売上に直結するネットショップ構築に強みがあります。

その分、制作単価も比較的高くなりやすいジャンルです。

構築後のマーケティング支援や機能追加など、専門性の高い仕事に発展しやすいのも特徴です。

実はもっと奥が深い!CMSの種類

WordPressやStudio以外にも、使われているCMSはいっぱいあります。プロ向けから初心者向けまで。

代表ツール特徴分類
WordPress、EC-CUBE自由にカスタマイズでき、自前サーバーで運用オープンソース型
Wix、Shopify、Studio、BASE、microCMSログインして使える。サーバー管理不要クラウド型(SaaS)
Contentful、HeartCore、Adobe Experience Manager大規模サイト・高セキュリティ向け大企業向けCMS

CMSは世界中に数千種類以上もの種類がありますが、基本的な仕組みはどれも共通しています。

ひとつ覚えると、他のCMSにも応用がきくことも。

私の経験ですが、外資系企業との案件で、これまで聞いたこともない海外製CMSを「これで作ってください」と言われたことがあります。

ルーマニア?ルクセンブルク?の、マニアックなCMSでした

でも、複数のCMSを触っていたおかげで、初見でもなんとか対応できました。

なので、まずはWordPressやStudioから始めてみて、いろいろ触ってみるのをおすすめします。

まとめ

CMSは、現在のWeb制作では欠かせません。

まずはWordPressを触って仕組みに慣れ、目的に応じて他のCMSにも広げていくのがおすすめです。

CMSの仕組みに慣れていくことで、できることの幅も大きく広がっていきます。

Studioを学びたい人はこちら

WordPressについて学びたい人はこちら

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