【未経験からのフリーランス経験談】Webデザイナーの営業のやり方と本音、10年分。

私はフリーランス歴10年以上の、40代Webデザイナーです。

結婚・出産を経ながらも、ずっとフリーランスを続けてきました。

フリーランスとしては、10年もてばまずまずの成功と言えるのではないでしょうか。(老後の不安はまだつきませんが…)

デザインセンスがあるわけでもない、コミュ力は並以下。それでも10年やってこれました。

営業は、10年経った今でも苦手です

フリーランスになりたいけど営業に自信がない、という人は多いと思います。

特に最近は未経験からフリーランスを目指す人も増えてきました。

そんな不安をかかえている人たちに向けて、私がやってきた営業の方法と失敗談をまとめました。

目次

未経験フリーランスWebデザイナーの営業のやり方|最初の案件の取り方

フリーランス営業のやり方①:クラウドソーシングで案件を取る

どこでもすすめられますよね。スクールでも、SNSでも、ブログでも。

未経験フリーランスの最初の案件は、「クラウドソーシング」がおすすめだと。

初心者の登竜門ともいえます。

たしかに、間違いじゃないです。私もクラウドソーシングからスタートしました。

ただし単価は低いし、コンペは落ちまくったし、微妙な案件もあります。

それでもおすすめするのは、実績が積み上がるからです。

最初の半年くらいはコンペに落ちて当たり前、取れたらラッキーくらいの気持ちで。

修行の場だと割り切ってしまうのが一番です。

はっきりいって、クラウドソーシングは運と出会いの場でもあるので、運良くいいお客様に出会う可能性も十分あります。

ちなみに私は駆け出しの頃、クラウドソーシングで出会った人に支払いを踏み倒されたことあります…。

私が未熟なのが全ての原因ではあるけど、そんな私でも10年後も生き残っているんで…、大丈夫です。

フリーランス営業のやり方②:知人・リアルのつながりから仕事をもらう

前職の会社、仕事先で出会った人、知人や友人に、フリーランスになったことを伝えました。

営業をやりすぎると友達なくすパターンなので、さらっとですけどね

そうすると意外と思いもかけない方角から連絡があって、クラウドソーシングでモヤモヤしているより、実際はリアルでいただいたお仕事の方が多かったです。

知人なので単価は安いんですけど、ここも最初の実績作りです。

親の知人がやっている居酒屋のメニュー作りとかしてました。

10年通して思うのは、ネットにいると麻痺してしまうけど、現実の世界にはネットもAIも知らない人がたくさんいます。

SNSなんてやってない人の方が多い。

困っているけど誰に頼めばいいかわからない、という人は身近にたくさんいます。需要はあるんです。

フリーランスWebデザイナーの営業のコツ|次の仕事につながる行動

営業のコツ①:即レスが信頼につながる

フリーランスになってわかったのは、クライアントは必ずしもスキルが高い人を求めているわけではないということです。

それより、相談しやすくて頼みやすい人の方が断然声をかけてもらえます。

駆け出しの頃は、午前中に「午後から打ち合わせ来れる?」と連絡が来たら2つ返事で飛んで行っていました。

ただ今は育児中だったり、在宅前提でフリーランスをやっている人も多いですよね。

私も子どもが生まれてからは、急な呼び出しには対応できなくなりました

クライアントには大きく2パターンいて、

・日中連絡が取れないと困るという人
・納品さえしてくれれば活動時間はどっちでもいいという人

がいます。自分のライフスタイルに合ったクライアントを選ぶのも、長く続けるコツです。

どちらのクライアントにも共通して言えるのは、即レスだけは死守するということです。

物理的に動けなくても、連絡だけは早い。これだけで信頼度が全然違います。

まずは目の前のクライアントへの対応を丁寧に。

営業のコツ②:納期を守るだけで差がつく理由

納期は絶対に守る

信じられないかもしれませんが、フリーランスはこれができない人が多い…納品日より1日早く納品するだけで、信頼度が大きく上がります。

あと、納品前に必ず何度もチェックする。

お客様とのコミュニケーションを面倒がらない。

細かいことでも何度も確認する。

これを続けていると、自然と信頼が積み上がります。

相手は、高いデザイン力より、自分の仕事を大切してくれる制作者を求めています。

営業のコツ③:紹介案件につなげる!

とにかく丁寧な仕事をする。そうすると、最低限のデザイン力があれば、紹介で仕事が来るようになります。

紹介案件は信頼ベースなので、クラウドソーシングとは全然違います。単価も変わってきます。

フリーランスデザイナーって飽和しているように思えるけど、クライアント側から見るとそうでもなくて、常に誰かいない?って探している人は多いです。

「知らない人には頼みたくない。探し方もよくわからない。誰か信頼できる人紹介して」って人めちゃくちゃいます。

一方紹介者としても、知人に紹介するなら信頼のおけるデザイナーじゃないと嫌なんですよね。自分のメンツに関わるので。

なので、信頼の積み重ねの先に、紹介案件があります。

長く生き残っている人は、ほぼ紹介案件と固定のクライアントです。

営業だけじゃない、フリーランスWebデザイナーの仕事の広げ方

デザイナー以外とつながると案件が増える

デザイナーとしてフリーランスをやっていると、自然とデザイナー同士でつながりがちです。

でも仕事という意味では、デザイナー以外とつながる方が断然メリットがあります。

エンジニア、カメラマン、ディレクター、ライター。自分が持っていないスキルを持っている人とつながっておくと、対応できる案件の幅が一気に広がります。

相手も同じで、エンジニアは信頼できるデザイナーを探しているし、ディレクターは動ける制作メンバーを常に探しています。お互い様なんです。

SNSで繋がるのもありだし(注意は必要だけど)、仕事を通して自然に繋がる縁もあります。

スキルアップが最大の営業になる

結局これが一番の近道だったりします。

駆け出しの頃、暇な時間はとにかくポートフォリオを作り直したり、デザインの勉強をしたり、手を動かしていました

スキルが上がると、納品物のクオリティが上がる。ついでに早く納品できるようにもなる。

自然と営業せずとも仕事が入るようになる。

全てが良い方向に回ります。

スキルは裏切らない。

今ならAIを使ってどんどん学習を進められますしね

得意分野に特化すると単価が上がる

得意分野に特化するというやり方もあります。

なんでもできますより、LP専門です、ECサイト専門です、の方が刺さるクライアントには刺さりますし、あなたのスキルも一点集中なので伸ばしやすいです。

クライアントの悩みに寄り添う提案ができると強い

デザインだけでなく、マーケティングの知識を身につけると単価が上がります。

基本的にフリーランスに依頼する会社や個人って、ネットの知識がそこまでなくて、コンサルもいなくて困っている人が多いです。

SNSの活用だったり、ちょっとした悩みに寄り添う提案は重宝されますし、そのまま継続の保守案件につながったりもします。

+αの提案ができると、一気に頼られる存在になれます。

制作会社の外注に入るという選択肢

営業はしんどい、クラウドソーシングやSNSも心が削れる。そんな人こそ、Web制作会社や広告代理店の外注に入るというやり方をおすすめしたい。

制作会社は常に人手不足で、信頼できる外部のデザイナーを探しています。社員として雇う余裕はないけど、使い勝手が良いフリーランスがいたらぜひお願いしたいという会社は多いです。

一度関係ができると、定期的に案件を回してもらえるようになるので、営業しなくても仕事が入ってくる状態になります。

ただし、スキルが低いうちは声をかけてもらえません。なので、スキルアップはとにかく重要。

制作会社の外注に入れると、仕事が安定してきますよ。

ついでに、制作会社の人からフィードバックをめちゃくちゃもらえるので、デザインレベルも上がります。

フリーランスは孤独。相談できる仲間を作っておく

私は完全に一人でやってきたので、正直あまり偉そうなことは言えないのですが笑

フリーランスって孤独なんですよね。

わからないことがあっても聞ける人がいない、愚痴を言える相手もいない。

今思えば、相談できる仲間がいたらもっと楽だったなと思います。

今はSNSでフリーランス仲間を作ったり、オンラインコミュニティで繋がったりできるので、ぜひ活用してみてください。

「失敗しても大丈夫」は駆け出しの特権

失敗はもちろん少ない方がいいです。でも人間って絶対に失敗します。

駆け出しのうちに失敗しておくことには、意味があります。

私が今そこそこ立ち回れるようになったのは、過去に手痛い失敗をいくつもした経験値があるからだと思っています。

失敗してリカバリーして、また失敗してリカバリーして。その繰り返しがかけがえのない経験値になります。

わからないことを素直に聞ける、これも駆け出しの特権です。

仮にフリーランス自体が失敗だったとしても、やり直せます。別のタイミングで再挑戦してもいい。

フリーランスで得た経験は、次の場所で必ず武器になります。

失敗を恐れずチャレンジしてください。

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