Webデザイナーの私が、MacBook Pro 14インチ(M4 Pro) を購入しました。
購入前に悩んだポイントや、実際に使ってみて感じたリアルな感想をまとめています。

画面サイズやスペックで迷っている方の参考になれば幸いです。
この記事を書いた人


- Web業界歴20年
- 会社員デザイナー →フリーランスへ
- 一児の母・在宅ワーカー
業界の片隅で20年近くやってきました。これからWebデザインを学びたい人のために、独学やスクールの情報をまとめています
MacBook Pro 14インチ(M4 Pro)を購入しました
長年使ってきた旧モデルからついに買い替えて、MacBook Pro 14インチ(M4 Pro) を購入しました。
「14インチと16インチ、どちらにするか」
「メモリやストレージをどう選ぶか」
「Airで良くない?いややっぱりProが…」
予算とスペックとの兼ね合いで私が選んだMacBookを紹介します。
購入したモデルのスペック(M4 Pro / 24GBメモリ / 512GB SSD)
私が選んだのは以下のスペックのMacBookです。
モデル | MacBook Pro 14インチ |
チップ | Apple M4 Pro チップ(12コアCPU、16コアGPU) |
メモリ | 24GB ユニファイドメモリ |
ストレージ | 512GB SSD |
ディスプレイ | 14.2インチ Liquid Retina XDR解像度 3,024 × 1,964 ピクセル、254ppi、ProMotion(最大120Hz)対応 |
カメラ | 12MP フロントカメラ(センターフレーム対応) |
ポート | Thunderbolt 5(USB-C)×3、HDMI、SDXCカードスロット、MagSafe 3 |
ワイヤレス | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
バッテリー | 最大22時間のビデオ再生(Apple公称値) |
サイズ・重量 | 高さ 1.55cm × 幅 31.26cm × 奥行き 22.12cm、重量 約1.55kg |
カラー | シルバー |
なぜこの構成にしたのか
MacBook ProとAirの違い:Proを選んだ理由
MacBookには「Air」と「Pro」があります。
Airは軽量・価格が手頃・普段使い向け、一方で Proはディスプレイの品質レベルが高い、チップ(CPU)が高性能など全体的にレベルが高く、クリエイティブ作業向けのマシンです。
とはいえ、最近のAirは性能も高く、普段使いや軽めのデザイン作業なら問題なくこなせるので「 Airでも十分なのでは?」と、正直悩みました。
それでも Proを選んだ一番の理由は安定性と余裕 です。
Webデザインの仕事では、複数のデザインソフトを同時に立ち上げることも多く、さらにブラウザもたくさん開くので、やはり性能面で余裕があるProの方が安心です。
もう一つの違いは ディスプレイの質。ProのLiquid Retina XDRディスプレイは色の再現性が高く、明るさやコントラストも段違いです。
はっきり言って、Airの軽さや価格の魅力は大きいです。最初の一台ならAirで十分だし、周りにもAirを勧めると思います。



MacBook Proは価格が高くて…
でも、自分が今までProを使ってきて一台で10年近く戦えているので、その信頼性もあってProを選びました。
14インチと16インチで迷った結果:14インチを選んだ理由
MacBook Proの画面サイズは14インチか16インチのどちらにするかで、迷いました。
結論から言うと、14インチを選びました。
デザイン作業をするには画面は大きい方が快適です。16インチは作業領域が広く魅力的ですが、持ち運びを考えるとやはり大きすぎると感じました。
仕事柄、外出時に持ち歩くことが多く、自宅でもよく場所を変えて作業をするので、持ち運びやすさと作業のしやすさのバランス を重視。
実際に使ってみると、コンパクトながら解像度が高いので作業領域は十分に確保でき、デザイン面でも快適に使えています。
あと、16インチは値段が高い。
今後、大きい画面が必要になった時は、外部モニターを購入しようと思っています。
メモリ:24GBを選んだ理由
メモリは24GB にしました。
Webデザインに必要なメモリは「最低8GB以上」「16GB以上」とよく言われますが、実際には 16GBでは足りない場面が増えている と感じます。
特にAdobe系ソフトは年々容量が大きくなっていて、今は良くてもアップデートを重ねるうちに動作が重くなりやすいです。
本音を言えば32GBにしたかったのですが、価格が一気に跳ね上がるため、コストとのバランスを考えて24GBに落ち着きました。



動画編集や3D、グラフィック系を本格的にやるなら、もっと大容量を選んだ方が安心です
MacBookのメモリは購入時は増やせますが、後から増設はできません。
購入時にしっかり検討するように気をつけましょう。
SSD:512GBを選んだ理由
SSD(ストレージ)とは:
データやアプリを保存しておく「倉庫」のようなもの。容量が大きいほどたくさん保存でき、速度も影響します
ストレージは 512GB SSD を選びました。
私は 512GB SSD を選びました。Webデザインの仕事では画像やデータが増えるので正直少なめですが、容量を上げると価格が一気に高くなるため、この構成にしました。
その代わりに、外付けSSDを併用して容量不足を補っています。



最近の外付けSSDは小型で高速なので、作業用ストレージとしても快適です!
メモリは後から増やすことはできませんが、SSD(ストレージ)なら後から外付けで増やすことができます。
内部SSDを大容量にするのが一番スマートですが、「本体は初期装備+外付けSSD」 という組み合わせも十分現実的な選択肢だと思います。
チップ(CPU):M4 Proを選んだ理由
チップ(CPU)とは:
パソコンの「頭脳」にあたる部分 で、処理速度や同時にできる作業量に大きく関わります。
MacにはApple独自の Mシリーズチップ があり、これまで M1 → M2 → M3 → M4 と進化してきました。
新品のMacを購入すると、現行最新チップである M4 が搭載されます。
私が選んだのは、M4よりさらに性能が高い M4 Proチップ(12コアCPU、16コアGPU)です。
通常のM4より処理能力に余裕があり、複数のアプリを同時に動かしても安定しています。動画編集などの作業にもおすすめ。
M4 ProはAirには搭載されていません。MacBook Proだけで選べる構成 です。
MacBook Pro 14インチ M4 Proのレビュー
処理速度について
FigmaやPhotoshop、Illustratorといったデザインソフトを同時に立ち上げて動かしても、動作がもたつくことがほとんどありません。快適ですね。
チップがM4 Proなので、その分のスペックも上がったと思います。
ディスプレイと画面の美しさ
Liquid Retina XDRディスプレイは、本当にきれいです。解像度が高く、色も鮮やかで、Webデザインや写真編集で細部までしっかり確認できます。
ProMotionにも対応しているので、スクロールやアニメーションの動きが滑らかです。
バッテリー持ちと静音性
バッテリーは公式で「最大22時間」とされています。外で長時間作業はしないので検証したことはないのですが、家で使う分には全く問題ありません。
ファンの音については、普段の作業ではほとんど無音に近いです。
サイズ・重量の印象(持ち運びやすさ)
購入時に、14インチにするか16インチにするかはかなり悩んだのですが、14インチで正解でした。自宅での持ち運びや外出中の持ち歩きも苦になりません。
どんな作業をするかにもよるのですが、現在の自分の作業に関しては、14インチでも問題ありません。
サイズは高さ1.55cm、重量は約1.55kg。数字だけ見ると軽いわけではありませんが、実際に持ち運んでみると厚みがない分、カバンにすっと収まります。



持ち運びやすさと画面の広さのバランスが絶妙、快適に使えてます
ストレージ不足の課題と対策
512GB SSDだとどうなる?画像・データで圧迫しやすい
先ほども書きましたが、私が購入したモデルは 512GB SSD です。
書類やアプリ程度なら十分ですが、Webデザインで扱う画像やAdobeデータは容量が大きく、すぐにストレージを圧迫してしまいます。
ストレージの圧迫=データの格納ができなくなるだけでなく処理速度も落ちます。
内蔵SSDを大容量にカスタマイズすると価格が一気に上がるため、私は 外付けSSDを購入して、使っています。
ケーブル接続になるのでスマートさはやや欠けますが、コストを抑えつつ作業用ストレージを確保できる現実的な方法だと思います。
外付けSSDの選び方やおすすめモデルは、以下の記事で詳しく紹介しています。
MacBookと一緒に買ってよかった周辺アイテム
本体を守るおすすめカバー・シェルケース
MacBookを普段テーブルに置いたり持ち運んだりする中で、細かな傷がつくのは避けられません。
そこで役立つのが本体に直接装着するハードカバー。
カバーを付けることで、普段使いでつきやすい 小さなキズや汚れをしっかり防げるのが安心。
特に底面は机との摩擦で傷が入りやすいので、カバーがあると気兼ねなく使えます。



以下はおすすめで人気のあるMacBook用のカバーです
MOSISOのハードシェルカバーは、ぴったりフィットする作りで、上下のカバーをパチッとはめ込むだけで簡単に装着できます。
カラー展開が豊富で、半透明タイプや艶消しマット、パステルカラー、くすみカラーなど好みに合わせて選べるのも魅力。見た目はすっきりとおしゃれで、MacBookのデザインを活かしながら保護できます。
価格も手頃なのでおすすめです。


NIMASO のハードシェルケースは、上下のカバーが分離しており、単体(上下だけ)でも使える作り になっています。
透明感を活かすデザインで、背面マークが透けて見えるので、MacBook 本来のデザインをそのまま保ちたい人におすすめです。
CASETiFYは、スマホケースで有名なブランドで、MacBook向けのカバーも展開しています。
CASETiFYの「インパクトケース」はその名の通り、衝撃吸収力とデザイン性を両立したモデル。豊富なデザインが用意されており、おしゃれで可愛いデザインが揃っているのが大きな魅力です。
価格は他ブランドよりやや高めですが、デザイン性・ブランド力・保護性能の高さ に定評があります。


CISSOOKのハードケースは、人気のラメ入りからクリア・艶消し、さらに豊富なカラーバリエーションとデザインが魅力的です。
さらに、薄型で軽量設計 なので装着しても違和感が少なく、普段使いにもぴったり。
角部分の衝撃吸収設計 が施されており、ちょっとした落下や衝撃からも守ってくれそうな安心感があります。
持ち運びに便利なスリーブケース
MacBookをカバンに入れて持ち歩くとき、どうしても外部からの衝撃や擦れで本体が傷つくリスクがあります。
そんなときに役立つのが スリーブケース。
ノートPCをそのまま収納でき、クッション性のある素材で本体をしっかり保護してくれるので安心です。



持ち運びの頻度が高い人には必須のアイテムです
tomtocの360°保護スリーブケースなら、四隅まで守れるクッション構造で衝撃に強く、撥水加工つきなので雨の日も安心。内側は柔らかい素材で傷がつきにくく、MacBookにぴったりフィットします。
フロントポケットも付いていて、充電器やケーブルを一緒に収納できるのも便利です。
デザインもシンプルで◎。


定番のtomtoc 360°保護ケースの、キルティング仕様のデザインモデル。
キルティングの見た目が高級感があり、他の無地タイプよりもかわいく、おしゃれさを重視したい人にぴったりです。
もちろん機能性はそのまま。四隅まで守れる360°耐衝撃設計で、撥水加工もされているので雨の日でも安心。
内側は柔らかな素材でMacBookを傷から守ります。


Macbookを持ち運ぶのに便利な持ち手付きのケースが欲しいなら、こちらがおすすめ。
シンプルでエレガントなデザインで、カバンに入れるだけでなく、そのまま手で持ち歩くのにも使いやすい仕様です。
内部はMacBookをしっかり保護する構造になっていて、普段使いでのキズや汚れから守ってくれます。
「スマートに持ち歩けるケースが欲しい」という人にぴったりのアイテムです。


あると便利なUSB-Cハブ
最新のMacはUSB-Cポートが中心になっているため、USB-AやHDMIを使いたいときにはUSB-Cハブがあると便利です。
Anker 332 USB-Cハブ は、コンパクトなサイズ感ながら多様な端子に対応しています。
USB-C、USB-A、HDMI、さらにPD充電ポートまで備えているので、これ一つで拡張性がぐっと広がります。
カラーは定番のブラックに加え、可愛い色のバリエーションも揃っているのも魅力。持ち運びやすくデザインも選べる、便利なハブです。


SDカードリーダーも欲しいなら、ハブとセットになったAcer USB C ハブがおすすめ。
USB-C、USB-A、HDMIに加えてSD/microSDカードリーダーも搭載しているので、データの受け渡しもスムーズに行えます。
最近はクラウドでのデータ共有が主流になっていますが、写真データを扱う仕事ではSDカードが活躍しているところも。急に必要になることも多いので、SDカードリーダー付きのハブをひとつ持っておくと安心です。
まとめ|MacBook Pro 14インチ M4 Proはこんな人におすすめ
今回は、私が購入した MacBook Pro 14インチ のスペックや使い心地、そして実際に使って感じたポイントをまとめました。
- メモリは24GBで、デザインソフトを同時に立ち上げても快適
- 14インチを選んだのは「持ち運びやすさ」と「作業領域」のバランス
- SSDは512GBに抑えて、外付けSSDで容量不足を補うスタイル
- チップはM4 Proで、複数アプリを動かしても安定感あり
実際に使ってみて、Webデザイン用途には非常に満足度が高い構成 だと感じています。
また、長く安心して使うためには、周辺アイテムも欠かせません。
MacBookを検討している方は、ぜひ 自分の用途に合わせた構成と周辺アイテム を考えてみてくださいね。



少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。