この記事では、独学でPhotoshopを学びたい人のために、おすすめの教材や学習サイトの一覧と、初心者向け学習ステップについて解説します。
私も隙間時間に日々勉強しています。難易度が高かった加工がどんどん手軽にできるので、今から始めるのは本当におすすめですよ
フォトショップでどんなことができるかについては、以下の記事を参考にしてください↓


【2025年最新】初心者向けPhotoshopのおすすめ学習教材一覧
Adobeラーニング|無料で学べる公式チュートリアル動画


初心者にまず最初にチェックして欲しいのは、Adobe公式のチュートリアル です。
Photoshopの基本的な使い方や、デザイン作業でよく使う、「切り抜き」「色調補正」「合成」などの操作が、短い動画Tipsとしてまとめられています。
Photoshop契約者(AdobeCC有償ユーザー)なら、無料で利用することができます。
- 最新バージョンに対応
- Photoshopの基本操作が学べる
- 丁寧で無駄のない説明、クオリティも高い
PhotoshopとAIの連動も学べますよ
Adobe クリエイティブカレッジ|公式のオンライン講座(プロ講師付き)


さらに、しっかり学びたい場合は、Adobe Creative College(クリエイティブカレッジ) がおすすめ。
Adobeラーニングがチュートリアル集なのに対して、クリエイティブカレッジは Adobe公式のオンライン学習コース。
例えば、基礎コースは「週2回 × 約3か月」のプログラムで、期間限定のオンラインスクールのようなものです。
受講には公式サイトからの申し込みが必要です。
・Photoshopの基礎〜応用を、動画でわかりやすく学べる
・初心者から中級者まで対応
・「基礎編」「実践編(バナー制作)」など目的に合わせて選べる
・動画学習 → 実践課題 → 講師レビュー → 修了証、という体系的な流れで実力が身につく
以前は定員制で抽選もありましたが、現在は抽選ではなく 誰でも参加できるようになりました
YouTube|初心者向けの分かりやすいチャンネル
無料で学べるYouTubeは、初心者にとって鉄板の学習方法です。おすすめのチャンネルはこちら。
Photoshop学習のおすすめ書籍(初心者向け)
本は体系的に学べるので、独学の軸になる存在です。
わからないときにいつでも手に取れるのと、必要な知識を取りこぼしなく、正しい順番で学べるのが大きなメリットです!
動画から入ったとしても、最終的には本で知識を定着させるのはおすすめです
デザインの学校 これからはじめる Illustrator & Photoshopの本 2025年対応
初心者向けのやさしい解説本で、未経験から独学を始めたばかりの人に最適な一冊です。
Photoshopの起動やレイヤーの基本、ツールバーの使い方など、まず覚えておきたい操作を丁寧に解説。無理のない範囲でしっかり基礎を固められます。
2025年版として最新機能やAI機能にも対応しており、Photoshopだけでなく Illustrator の使い方や両者の連携についても学べます。
初心者に配慮されたやさしい構成で、ページ全体がとても読みやすく、スムーズに進められます。
Photoshop しっかり入門 増補改訂 第3版 [Mac & Windows対応]
初心者でも安心して使える入門書の一冊です。未経験者でも、この本から始めれば 基礎 → 応用 → 演習 の流れで体系的に学べるため、無理なくスキルアップできます。
Photoshopの機能が整理されて載っているので、辞書代わりに使えるのも便利です。
Photoshop レタッチ2.0
生成AIにも対応した、2025年最新版のレタッチ教本です。
Photoshopに欠かせない必須スキルであるレタッチ(写真や画像を整える加工技術)について、最新の「生成AI」や合成・加工を取り入れた 現代的な手法 をまとめた一冊です。
初心者はもちろん、これまで従来の方法でPhotoshopを使ってきた人にも役立つ内容です。
これからのPhotoshopをしっかり使いこなしたい方に抑えて欲しい一冊です。
フォトショのAI&新機能大全 Photoshop & Firefly「新」テクニック集
基礎を身につけた後に、おすすめの一冊。
AI時代のPhotoshop に対応したこの一冊で、ステップアップをしましょう。
Photoshopでは生成AIやFirefly、AIによる合成・加工など、ここ数年で大きく進化した機能が増えています。この本では、それら最新のAI機能を中心に、今のPhotoshopでできる編集・加工をわかりやすくまとめています。
AIを使うことで、作業はグッと楽になりますよ。
Kindle Unlimitedでも、Photoshopの本を読むことができます。最新書籍ではないので注意は必要ですが、フォトショップを体系的に知るには十分すぎる良書がたくさんありますよ
\ 30日間の無料体験が可能 /
しっかり学びたい人向け有料講座
スクールに通うほどではないけど、しっかりした講師に学びたい人は有料の動画もおすすめです。
Udemy(ユーデミー)


Udemyは、動画で学べる学習サービスです。Photoshopに関する講座もたくさんあります。
セール時なら、1000円〜2000円で優良講座を買うことができます。
講座は買い切り制なので、一度購入すればいつでも何度でも見返せるのが嬉しい。
YouTubeのような単発解説ではなく、ひとつの講座の中で 基礎から応用まで順番に学べる ので、独学でも流れをつかみやすいです。
講師は現役のデザイナーやクリエイターが多く、プロならではの実務のコツや考え方が学べるのも魅力。
Udemyのコースは審査があり、一定の品質基準を満たした講座だけが掲載されています。また、レビュー機能もあるので、購入失敗のリスクも少ないです。
プロから授業を受けているような感覚で、学ぶことができますよ。
Schoo(スクー)


Schoo(スクー)は、ライブ授業と録画授業で学べるオンライン学習サービスです。
無料会員Photoshopやデザイン基礎の講座、またビジネスに関する講座も多く、視聴しているだけでもためになる講座が多いです。
無料会員で一部のアーカイブ動画が視聴可能、月額980円のプレミアム会員なら全部の動画が見放題です。
プロにマンツーマンで学べる単発レッスン
独学でつまずきやすい人は、単発レッスンでプロに直接教わる方法もおすすめです。
ストアカ


ストアカは、プロの講師から 1回単位でレッスンを受けられるオンラインサービス で、スクールのような継続受講の必要がありません。
都度払いで気軽に利用でき、しかもマンツーマンでじっくり教えてもらえるのが独学者にとって嬉しいです。
継続が必要なスクールと違って、一回だけの都度払いなので費用面でも気軽に利用できるのと、講師がマンツーマンで教えてくれるのが、独学者にとってありがたいポイントですね!
例えば以下のような講座があります。


時期によってスケジュールが変わってくるので、今すぐ習いたい人は、ストアカで「Photoshop/フォトショップ」と検索してみてください。
無料で読める学習サイト
WebデザインスクールやプロのWebデザイナーがPhotoshopのノウハウやテクニックをまとめてくれているサイトを紹介します。
現場で使える実践的なスキルが多いので、かなり役立ちますね。隙間時間に見るだけでも勉強になります。
・デザナビ
Photoshopとセットで学ぼう【デザインの基礎】
Photoshopの操作に慣れてくると、次に必要になるのが デザインの基礎知識 です。
Photoshopは画像編集の道具ですが、良い作品を作るためには デザインの基礎知識 が欠かせません。
ツールは使い方さえ覚えればあとは慣れですが、デザイン知識やルールは学ばないと身につきません。
でもこれが身につくと、作品のクオリティが一気に変わります。
- 配色のルール
- 余白の取り方
- 文字の読みやすさ
- 情報の優先順位(メリハリ)
初心者はまずこの4つを抑えること。
Photoshopとデザイン基礎を並行して学ぶことで、独学のモチベーションも上がります。
おすすめの書籍はこちら。デザイン初心者への入門本としてとても有名。デザインのプロセスがわかります。
こちらもデザイン初心者におすすめ。
デザインの基本のレイアウト、文字、配色の解説からはじまり、デザインをプロっぽくするコツを学べます。
初心者向け・Photoshop独学の上達ステップ
ここでは初心者向けに、どういう流れで学習するといいかをさっくりと紹介します。
STEP1:Photoshopの基本操作に慣れる
まずはフォトショップのレイヤーの概念や、選択範囲、画面操作に慣れるところから。
公式サイトのTipsと、初心者向けのPhotoshop本の併用がおすすめ。
学習目安:2〜3日程度
STEP2:簡単な操作を練習する(切り抜き・色補正など)】
基本操作かつ現場でもよく使う操作を中心に学びましょう。
- 切り抜き
- 明るさ調整
- 色味調整
- 文字入れ
この4つだけでも覚えれば、シンプルなバナーならできるようになります。
学習目安:5日程度
STEP3:無料チュートリアルで応用練習
次はYouTubeや公式のチュートリアルを参考に、どんどん応用技を覚えていきましょう。
- 写真合成
- パーツ装飾
- 影や光の作り方
- 文字の装飾
など、少しずつデザインっぽい作業を覚えていきましょう。
書籍の中にも、現場で使えるテクニックをたくさん紹介した本がありますよ。
学習目安:2週間程度
STEP4:模写をしてみる
チュートリアルはできるけど、作品作りができない‥というのは、初心者あるあるの悩みです。
まずは焦らず、既存のバナーやデザインの模写から始めてみましょう。
模写は、最強のトレーニング。Photoshopの理解が深まるだけでなく、さまざまなデザインパターンを知ることができます。
どんな上手いデザイナーも、最初は模写からスタートしています。
とえ模写でも、自分でもこんなデザインが作れるんだと言う自信にも繋がりますよ
ただ、いきなりネットにあるバナーを模写しようとしても、どうすればいいかわからない…という人も多いはず。
そんな場合は、未経験向けの模写ドリルの本がおすすめです。デザインのパーツがセットになっているので、これ一冊あれば模写のやり方が学べます。
デザインもシンプルなので初心者にはぴったりですよ。
学習目安:最低100個は模写してみよう。それから
STEP5:オリジナル作品を作る
模写をこなせるようになったら、徐々に自分で作品を作ってみましょう。
最初は簡単なバナーがおすすめ。
最初のうちはどこかデザインになるのはしょうがないので、とにかく手を動かして作ってみてください。
Photoshopの学習期間の目安
Photoshopの基本的な操作に慣れる:1〜4週間。
簡単なバナー制作ができる:2〜3週間。
仕事につながるレベル:4〜6ヶ月。
※もちろん個人差はありますが、だいたい半年あれば実務ができるスキルは身に付きます。
Photoshop初心者が伸びるためのコツ
上達には「量」と「工夫」の両方が大事。初心者でも伸びる人には共通点があります。
アウトプット量がすべて。とにかく手を動かそう
インプットだけしていると上達しません。SNSでデザインの勉強をしている暇があったら、小さなバナー1枚でもいいので、とにかく作る。毎日手を動かす。
模写は最強の練習方法
作品のアイディアが浮かばない、勉強する気が起きない。そんな時はせめて模写だけでも頑張ってみましょう。とにかく手を動かそう。
SNSやコミュニティでフィードバックを受ける
独学で一番つまずきやすいのは、「自分のデザインをどう直せばいいかわからない」という点です。
独学とスクールの大きな違い…独学の最大のデメリットは、添削を受けられないこと。
添削こそが、デザインレベルを一気に引き上げてくれる重要なステップなんです。
X(Twitter)やInstagram、Discord、デザイナー向けのオンラインコミュニティには、添削やフィードバックをしてくれるプロがいます。こうした場に積極的に参加すると、成長スピードはぐっと上がりますよ。
添削を遠慮なく受けられるのは初心者の特権!恥ずかしがらず、どんどん挑戦してみてください。
続ける仕組みを作って挫折を防ぐ
- 毎日10分でもPhotoshopに触る
- 毎日模写する
- 作った作品は必ずSNSに出す
など、継続しやすいルール作りをしてみましょう。
まとめ
Photoshopは、デザイナーに限らず誰でも楽しめる本当に便利なソフトです。
できることが増えるほど面白くなるし、日常のちょっとした画像作りにも役立ちます。
今はAIがあるので、難しかった画像作成も本当に楽に綺麗にできて、より楽しめるようになりました。
ぜひ楽しいPhotoshopライフを送ってくださいね。







