45歳以上・50代も受け取れる教育訓練給付金&給付金活用ガイド

この記事でわかることは、以下の内容です。

  • 教育給付金について。種類と支給の条件
  • 教育給付金は45歳以上でももらえるのか?
  • 教育給付金を使って学べるスクール・講座の紹介
  • 給付金を使って学べる公的機関・民間スクールの違い

結論から言うと、基本的に年齢制限なく給付されますが、一部の給付金に関しては、45歳以上は対象外となります。

厚生労働省のページを読んだけどよくわからないという人のために、わかりやすく解説していきたいと思います

目次

教育訓練給付金とは?45歳以上でももらえる給付金の種類を解説

教育訓練給付金とは、再就職やキャリアアップのために自分のスキルを高めたいと考えている方々に、国から支給されるお金のことです。

転職または再就職を考えている方は、この給付金を使い学習費用の金銭的なサポートを受け、学校やスクールに通う(オンラインも可)ことができます。

また就職中の人でも、自分のスキルアップのために、給付金の受給が可能です。

この制度は厚生労働省の管轄で、相談や実質的な窓口はハローワークとなります。

教育訓練給付金には、3つ種類があります。

・一般教育訓練給付金

・専門実践教育訓練給付金

・特定一般教育訓練給付金

給付金の種類支給金額(最大)支給条件対象者
一般教育訓練給付金受講費用の最大20%(上限10万円)雇用保険の加入者で、過去3年以上の加入歴があること45歳以上でも対象
専門実践教育訓練給付金受講費用の最大70%(年間上限40万円)雇用保険の加入者で、過去3年以上の加入歴があること45歳以上でも対象だが、一部の給付金は対象外
特定一般教育訓練給付金受講費用の50%(年間上限25万円)雇用保険の加入者で、過去3年以上の加入歴があること45歳以上でも対象

講座費用の一部を給付金という形で国が負担してくれます。

ここでいう講座とは、厚生労働省が定めた公設の職業訓練学校や民間のスキル専門スクール(語学、IT、介護など幅広い分野)で行っているスキルアップのための講座のことです。

特に民間スクールは数多くありますが、厚生労働省に認められた民間スクールでないと、給付金の対象にはなりません。

給付金をもらいたいのであれば、対象スクールを選ぶようにしましょう。

一般教育訓練給付金はもらえる【45歳以上も対象】

一般教育訓練給付金は、幅広い職業訓練に適用される給付金です。

給付条件を満たせば、45歳以上の方でも受け取ることができます。

一般教育訓練給付金の給付条件

条件1:雇用保険に加入したことがある人

この給付金を初めて申請する場合
 → 受講開始日前までに 1年以上 雇用保険に加入していること

過去にこの給付金を受けたことがある場合
 → 3年以上雇用保険に加入していること

雇用保険に加入している=今現在、働いている人ということ。パートやアルバイトでもOK

仕事を退職した人(離職者)
 →退職後 1年以内 であれば受給可能(ただし雇用保険の加入期間が条件を満たしている必要あり)

条件2:厚生労働省が指定する一般教育訓練講座を受講すること

一般教育訓練給付金の給付金額

スキルアップのために受講する講座の、受講料の20%が支給されます。ただし、上限は10万円です。

専門実践教育訓練給付金はもらえるが、失業者のための教育訓練支援給付金はもらえない【対象外の理由】

専門実践教育訓練給付金は、主に高い専門性を要する職業に従事するための教育訓練を受ける際に支給される給付金です。医療・福祉・IT・建設などの分野で需要の高い職種に対応した講座が対象となります。

専門実践教育訓練給付金の給付条件

条件1:雇用保険に加入したことがある人

この給付金を初めて申請する場合
 → 受講開始日前までに 2年以上 雇用保険に加入していること

過去にこの給付金を受けたことがある場合
 → 3年以上雇用保険に加入していること

雇用保険に加入している=今現在、働いている人ということ。パートやアルバイトでもOK

仕事を退職した人(離職者)
 →退職後 1年以内 かつ支給要件期間が3年(初めての場合は2年)以上ある方

条件2:厚生労働省が指定する専門実践教育訓練講座を受講すること

以上の通り、専門実践教育訓練給付金も基本的に年齢制限はないので支給されます。

が、一部のケースで45歳以上の方が受け取れない給付金があります。

45歳以上の方が受け取れないケース

45歳以上の方が受け取れないのは、「教育訓練支援給付金」のことです。

教育訓練支援給付金とは、失業中で専門実践教育訓練を受講する方が対象で、生活費の支援を受けながらスキルアップをすることができる給付金です。離職前の月額基本給の80%相当が、訓練期間中に毎月支給されます。

この教育訓練支援給付金の条件は、45歳未満となっています。

つまり、45歳以上だと、専門実践教育訓練給付金はもらえるけど、生活保障となる教育訓練支援給付金の方はもらえないということです。

専門実践教育訓練給付金の給付金額

基本給付: 受講費用の50%(年間上限40万円)が訓練受講中6か月ごとに支給されます。

追加給付: 訓練修了後、1年以内に就職した場合は、受講費用の20%(上限16万円)が追加で支給されます。

さらに、上記の追加支給の要件を満たしたうえで、訓練修了後の賃金が受講開始前と比較して5%以上上昇した場合は、受講費用の10%(年間上限8万円)が追加で支給されます。

特定一般教育訓練給付金はもらえる【45歳以上も対象】

特定一般教育訓練給付金は、特定の分野や業界に特化した職業訓練を受ける際に支給される給付金です。

給付条件を満たせば、45歳以上の方でも受け取ることができます。

特定一般教育訓練給付金の給付条件

条件1:雇用保険に加入したことがある人

この給付金を初めて申請する場合
 → 受講開始日前までに 1年以上 雇用保険に加入していること

過去にこの給付金を受けたことがある場合
 → 3年以上雇用保険に加入していること

雇用保険に加入している=今現在、働いている人ということ。パートやアルバイトでもOK

仕事を退職した人(離職者)
 →退職後 1年以内 であれば受給可能(ただし雇用保険の加入期間が条件を満たしている必要あり)

条件2:厚生労働省が指定する特定一般教育訓練講座を受講すること

特定一般教育訓練給付金の給付金額

基本給付: 教育訓練経費の40%が支給されます。上限は年間25万円です。

追加給付:訓練修了後、1年以内に就職した場合、または在職中に資格を取得した場合、教育訓練経費の10%が追加で支給されます。

給付金を使って学べる施設|公的機関・民間スクールの違い

教育訓練給付金を活用して学べる施設には、公的機関である職業訓練校やハロートレーニング、そして民間スクール(オンライン対応スクール)があります。

公的機関(職業訓練校・ハロートレーニング)で学ぶメリット・デメリット

メリット

  1. 受講料が無料または低額:公的職業訓練では、受講料が無料であることが多く、経済的な負担が少ないです。
  2. 給付金や手当の支給:教育訓練給付金や職業訓練受講給付金が支給される場合があり、生活費の補助となります。
  3. 体系的なカリキュラム:職業訓練校では、職業能力開発のための体系的なカリキュラムが組まれており、専門知識や技能を効率的に習得できます。
  4. 就職支援が充実:ハロートレーニングは、就職活動を支援するプログラムが組み込まれており、求人情報の提供や面接対策などのサポートがあります。

デメリット

  1. 選考試験がある:人気の高いコースでは、受講者数が定員を超えるため、選考試験が実施されることがあります。
  2. カリキュラムの柔軟性が低い:カリキュラムは固定されており、自分のペースや興味に合わせた学習が難しい場合があります。
  3. 通学が必要:多くの場合、指定された施設に通学する必要があり、時間や場所の制約が生じます。

民間スクール(オンライン対応スクール)で学ぶメリット・デメリット

メリット

  1. 柔軟な学習スケジュール:オンラインスクールでは、自分の都合に合わせて学習を進められるため、時間管理がしやすいです。
  2. 多様なコース選択:幅広い分野や専門性の高いコースが提供されており、自分の興味やキャリア目標に合わせて選択できます。
  3. 自主的な学習環境:自分のペースで学習を進められるため、主体的な学習態度を養うことができます。

デメリット

  1. 受講料が高額な場合が多い:民間スクールは、受講料が高額であることが一般的であり、経済的な負担が大きい場合があります。
  2. 給付金や手当の対象外:多くの場合、民間スクールでの学習は教育訓練給付金や職業訓練受講給付金の対象外となるため、自己負担が増えます。
  3. 自己管理が求められる:オンライン学習では、学習進捗やモチベーションの維持を自己管理する必要があります。

教育訓練給付金を利用して学べるオンラインスクール

教育訓練給付金を利用して学べる、民間のWeb/IT系のオンラインスクールを紹介します

インターネット・アカデミー

インターネットアカデミー

公式サイト:https://www.internetacademy.jp/

インターネット・アカデミーは、WebデザインやWeb制作に特化したスクールで、教育訓練給付金を活用して受講可能です。オンラインで自宅学習できるコースも充実しており、実践的な内容が特徴です。

HTML/CSSの基礎から、PhotoshopやIllustratorを使ったデザインスキル、WordPressを活用したサイト制作など、幅広い内容をカバー。

就職・転職支援もあり、初心者からでも安心して学べます。

使える給付金:一般教育訓練給付金

テックアカデミー

テックアカデミー

公式サイト:https://techacademy.jp/

テックアカデミーは、オンラインで学べるITコースが充実しており、厚生労働省の教育訓練給付金のほか、経済産業省のリスキリング制度による受講費70%オフも対象となっています。テックアカデミーでは、リアルタイムでサポートを受けられるメンター制度を導入しており、学びながら実務に役立つスキルを身につけることができます。

使える給付金:専門実践教育訓練給付金

Winスクール

Winスクール

公式サイト:https://www.winschool.jp/

Winスクールは、全国に約50校を展開するITスクールで、Webデザイン、プログラミング、CAD、デザイン、動画編集など、幅広い分野の講座を提供しています。

使える給付金:一般教育訓練給付金専門実践教育訓練給付金

Windスクールの給付金についてのページはこちら

45歳以上でもオンラインで学べるスクールの特徴

もしこの記事を読んでいる方で、40代・50代でIT分野にキャリアチェンジを考えているのであれば、給付金を最短距離で就職するためには専門スクールの活用をおすすめします。

以下の特徴を持つスクールが特におすすめです

  • 柔軟な学習スケジュール:自分のペースで学習を進められるカリキュラムを提供しており、仕事や家庭との両立が可能です。
  • 初心者向けのサポート体制:未経験者でも安心して学べるよう、丁寧な指導やサポートが充実しています。
  • キャリア支援サービス:学習後の就職や転職活動をサポートするサービスを提供している場合が多いです。
  • 給付金対応の明確な説明:教育訓練給付金の申請手続きや条件について、詳細に案内しているスクールが多いです。

これらの特徴を持つオンラインスクールを選ぶことで、効率的にITスキルを習得し、キャリアアップを目指すことができます。

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