初心者におすすめ!生成AI×Webデザインが学べる本まとめ

この記事では、「AI×Webデザイン」関連書籍を紹介します。

生成AIの進化で、Webデザインの学び方も制作現場の仕事の進め方も大きく変わりました。

いまやAIなしで現場に入るのは、正直かなり不利です。

AIの活用は大きく2つあります。

今までの作業がサクッと時短できる

画像生成や、新しい表現や技術にも気軽に挑戦できる

なお、初心者ほどAIの恩恵は受けやすいです!今までなら挫折していたポイントも、AIがあれば無理なくスキルを伸ばせます。

動画やSNSだと情報が細切れになりがち。書籍なら体系的に理解を深めましょう

この記事を書いた人

  • Web業界歴20年
  • 会社員デザイナー →フリーランスへ
  • 一児の母在宅ワーカー

業界の片隅で20年近くやってきました。これからWebデザインを学びたい未経験の人のために情報をまとめています

目次

初心者におすすめの「AI×Webデザイン」書籍

はじめてのAIデザイン

フォトショとイラレでのAI活用方法が学べる

はじめてのAIデザイン は、Adobeの定番ソフト

  • Photoshop
  • Illustrator

と、同じAdobeが提供する生成AI「Firefly」を組み合わせて、どんなことができるのかをやさしく解説した初心者向けの入門書です。

プロンプト(指示文)の工夫によって生成結果がどう変わるのか、実例を交えて丁寧に紹介。単なる機能解説だけでなく、現場で役立つ実践的なテクニックがまとまっています。

著者はデザイン書籍のベストセラーを多く手がける ingectar-e。特に女性向けデザインに強く、トレンドを押さえた作例が豊富に掲載されているのも特徴です。

「生成AIを活かしたデザインの引き出しを増やしたい」ときにもおすすめの一冊です!

Photoshop & Illustrator & Firefly 生成AIデザイン制作入門ガイド

¥2,640 (2025/09/29 10:11時点 | Amazon調べ)

Photoshop & Illustrator & Firefly 生成AIデザイン制作入門ガイド」も、Adobeの代表的なソフトである Photoshop と Illustrator、そして生成 AI「Firefly」を組み合わせて、デザイン制作で実践できる技術を丁寧に教えてくれる一冊です。

著者は、Adobe Japan のプレリリースアドバイザーとしての経験あり。実践的な内容がまとめられています。

掲載されている作例は350点以上。どれも簡単に試せるものばかりで、幅広いジャンルのデザインをカバーしているので、ページをめくるだけでもアイデアが広がります。

実務で役立つテクニックやAIを使った効率化の方法も紹介されており、初心者はもちろん、経験者にとってもスキルの幅を広げられる内容になっています。

Photoshop & Illustrator × Adobe Firefly “プロの現場”で使えるテクニック

Photoshop & Illustrator × Adobe Firefly “プロの現場”で使えるテクニック」は、マイナビ出版監修の書籍。人気クリエイター4名が、得意分野に沿ってAIを活用したデザイン手法を解説しています。

Photoshop、Illustrator、Firefly 、さらにAdobe Expressまでカバー。

作業効率を高めるテクニックや、新しいデザインの可能性を広げる実践的なTipsが満載です。

自分のやりたいことをAIで実現できるヒントが、この一冊に詰まっています。

フォトショのAI&新機能大全 Photoshop & Firefly「新」テクニック集

フォトショのAI&新機能大全」は、Photoshopに特化して、最新のAI機能やアップデートを一通り学べる一冊です。

本書には、Firefly を使った画像生成、背景変換、不要物の除去、生成拡張といったデザイナーなら必ず抑えておきたい基本の機能の使い方が丁寧に解説されています。

336ページとボリュームもありますが、すぐに試せる作例も多いので、「見て真似するだけ」で理解しやすい構成になっています。

AI機能に興味はあるけれど、何から始めればいいか迷っていたPhotoshop経験者はもちろん、これからPhotoshopを始める初心者にとっても、最新の知識を最短で身につけられる一冊です。

今までは地道に時間をかけて覚えるしかなかったレタッチや細かい作業も、AIのおかげでもう一から学ぶ必要はありません。

この本があれば、最新のPhotoshopでできることを最短ルートで効率的に身につけられますよ!

生成AI、ノーコードツールでスキルアップ 稼げるWebデザイナー

生成AI、ノーコードツールでスキルアップ 稼げるWebデザイナー」は、Webデザイナーとして「どう稼ぐか」にフォーカスしつつ、生成AIやノーコードツールを武器にする方法をわかりやすくまとめたガイドブックです。

デザイン力・デジタルスキル・ブランディング・マーケティングなど、本来はバラバラに学びがちな要素を「稼ぐために必要な力」として整理し、実践例とあわせて紹介しています。

生成AIやノーコードについても、単なる機能紹介ではなく「どう活用すれば効率化につながるか」という現場目線の解説があるのがポイント。特に副業や在宅ワークとしてWebデザインに取り組みたい人にとって、参考になる内容が多いはずです。

全体として基礎的な内容ではありますが、初心者にはぴったり。これからのWebデザイナーに欠かせないスキルを押さえられる、心強い入門書です。

AIでゼロからデザイン

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ノンデザイナーでも、AIプロンプトで簡単にバナー等が作れるようになる

「AIでゼロからデザイン」は、未経験・ノンデザイナー向けのデザイン制作本です。

プロンプト(命令文)を駆使して、バナーやメインビジュアルなどの完成形を作成する方法を紹介しています。

そのため、デザインにAIを活用するというわけではなく、デザインソフトなしでバナーが欲しい、非デザイナー向けのプロンプト集に近いです。デザインを教えてくれる本ではないので注意。

プロンプト(AIへの指示文)実例はかなり豊富。デザインのジャンル別に、どういうプロンプトを書けばどういうデザインが出てきやすいのかが、未経験者でもよくわかります。丸写しでもOK。

この本のプロンプトを使うとある程度AIが汎用的で使えるデザインを考えてくれるので、デザインのたたき台に使う、引き出しを増やす、といった使い方はありですね。


事例に学ぶデザイナーのための生成AI活用入門

¥2,699 (2025/09/29 15:06時点 | Amazon調べ)


事例に学ぶデザイナーのための生成AI活用入門」は、「素材作成ツール」としてのAIではなく、アイデア出し → コンセプト設計 → ビジュアル化 → 検証といったプロセス全体にどう組み込むかを示している一冊です。

著者はUXデザイナーで、UXデザインのプロセスに生成AIを取り入れた事例をベースに解説していますが、事例はWebデザインに限らず、UI/UX、グラフィック、映像、ゲームなど幅広いジャンルをカバー。具体的な活用シーンを通して、「AIをどの段階で、どう使えば効果的なのか」がイメージしやすくなっています。

AIをデザインのプロセス全体で活用する視点を持ちたい人にぴったりの一冊です。

【生成AI×コーディング】現場で使えるプロ目線の活用講座: HTML・CSS・JavaScriptのコーディングを超効率化させる知識・戦略を全解説【ChatGPT/Figma】

【生成AI×コーディング】現場で使えるプロ目線の活用講座」は、AI(特に ChatGPT)を使って HTML・CSS・JavaScript のコーディングを「どう効率化するか」にフォーカスした実践型ガイドです。

今までWebデザイナーの作業範囲とされていて、初心者の大きな挫折ポイントでもあった HTML/CSS を“ほぼAI任せ”にできる方法 をまとめた実用書です。

実際にサイトを完成させる流れ を通じて学ぶことができます。単なる断片的な解説ではなく、プロンプト設計からコード生成、エラー修正までを通しで体験できるので、「AIをどう使えばコーディングの実務に直結するのか」がつかみやすい内容になっています。

ChatGPT によるコード生成の工夫や、トラブルをAIと一緒に解決するコツまで載っているので、手を動かしながら学びたい人にぴったりです。Webデザインに関わる初心者はもちろん、今まで時間をかけてコーディングしてきた経験者にも読んでいただきたい一冊です。

作って学ぶFigma入門

作って学ぶFigma入門」は、Figmaの基本操作からUIデザインの基礎までを、ステップ・バイ・ステップで学べる入門書です。デザイン未経験者や初心者にもわかりやすい構成になっています。

Figmaは、いまや世界的に標準的な存在。PhotoshopやIllustrator以上に、Figmaを学び始める人が増えています。

本書はAI機能に特化した内容ではありませんが、Figma自体はすでにAIの導入が進んでいます。

たとえば新しいツール 「Figma Make」 では、デザインを読み込み、プロンプトで指示するだけで動くプロトタイプやアプリ風UIを自動生成できます。

「デザインしたらそのままHTML/CSSまで一気に出せる」未来がすぐそこまで来ていることを感じさせますね。

今後もAI連携はさらに強化されていき、Figmaは主要ツールのひとつとして確立されていくことは間違いないと思います。

だからこそ、今のうちにFigmaの基礎をしっかり固めておけば、AI時代のデザインワークにもスムーズに対応できるはずです!

FigmaではじめるUXデザイン入門

先に紹介した 「作って学ぶFigma入門」が「Figmaの操作方法」や「UIデザインの基本」を学べる内容だとすれば、この「FigmaではじめるUXデザイン入門」はもう少し広い視点で「UI/UXデザインそのもの」を学べるのが特徴です。

UXデザインとは、かんたんに言うと 「アプリやWebサイトを使ったときに、迷わず使えて心地よい体験をつくること」。見た目のデザインだけでなく、課題の発見やアイデア出し、情報の整理、画面操作の流れといったプロセスまで含まれます。

この本では、そうしたUXデザインの基本をワーク形式で学べるだけでなく、AI技術の進化によってUXデザインの未来がどう変わっていくかについても触れています。

最近はUIを自動生成するAIツールも数多く登場し、Figmaと組み合わせて使えるようになっています。だからこそ、UI/UXデザインの考え方を理解していれば、AIに的確な指示(プロンプト)が出せて、より良いデザインに仕上げやすくなります

これからAIを活用していきたい人にとっても、まずはUXデザインとFigmaの基礎をしっかり学んでおくことが大きな武器になると思います。

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