多機能すぎるフォトショ・イラレ・XDを効率よく学ぶ方法

デザイナーに欠かせないAdobe社の2大デザインソフト「Photoshop（フォトショップ）」と「Illustrator（イラストレーター）」。そしてWebデザイナーなら「XD（エックスディー）」も抑えておかなくてはいけません。

これらAdobe社のソフトは、Webデザイナーであれば必ず使いこなさなければいけないものになります。

とても高機能でなんでもできる魔法のような素晴らしいソフトなんですが、いかんせん機能が多すぎてどこを触ったらいいかわからない。そんな初心者の方も多いと思います。まさに初見殺し。

どんなに作りたいデザインがあっても、ソフトの使い方を知らなければ意味がないですよね。

しかも機能が多すぎて、これって良い機能だけど使い所ないよなあ…。っていうのも多いんです。実際にWebデザインで使われる機能ってほぼ限定されてしまうんですよね。

そういった「実務で使う機能」を効率よく学びたいって思いますよね。

オンライン動画で学ぶ

デザイナーは手を動かしてなんぼです。このような手を動かす系のソフトは、動画で学ぶのが一番です。YouTubeだと無料で見やすい代わりに、簡単な説明で終わったり、知りたいことがまとまっていなかったりします。

YouTubeより断然おすすめなのは、オンライン動画学習サービスの「Udemy（ユーデミー）」です。

Udemyとは、現役・経験者の講師が各々の得意テーマで動画をあげているサイトで、155000以上のコースがあります。受講生は、世界中で4000万人。

WebデザインやITが中心ですが、趣味や実用的な学習講座もあります。

Udemyでは、講師が自身の現場での経験をもとに、必要な知識だけを体型的にまとめてくれますので、本物の授業を体験しているような感覚があります。

こちらのリンクから、udemyのサイトに進めますので、自分の気になるキーワードで検索してみてください。

まずは、村守 康さんの動画。動画のボリュームが十分すぎるくらいあり、Adobeのグラフィックソフトの基礎を体系的に学ぶことができます。実際に30年以上Adobe社のソフトを使い続けてきた方なので、より実践的です。初学者にもわかりやすく、教え方もとても丁寧。

最新Photoshop CC　 23時間の動画と演習でPhotoshopの全てを完全マスター　初心者がプロを目指すコース

全23時間の動画で、Adobe Photoshop CC を基礎から実践まで完全に学ぶことができるコースです。

　

Illustratorの学びにはこちら。

Illustrator 基礎からプロレベルまで　完全ですべてをゼロから最短で学べる標準Illustratorコース

そして、XDはこちらです。

【2020年最新版】Adobe XD 手を動かして覚えるUI/UXプロトタイピング。初級から高度テクニックまで全てを学ぶ

他にもおすすめ動画を紹介させてください。

以下にあげる動画は、photoshopのレタッチ技術に関する演習動画です。ソフトの使い方を学び終えたら、ぜひ学習して欲しい、photoshopの画像加工を学べる動画です。

実際にデザイナーとして仕事をはじめると、写真を切り抜きする、合成して馴染ませる、写真を加工する、といった技術は非常に重要になります。

しかし、本や公式のマニュアル動画はもともと加工のしやすい写真を選んでいるので、実戦では思ったようにうまくできないという人が多いんですよね。

こちらの動画では、そんな悩みを解決する、より実践的なテクニックがまとまっています。このような現場に近い技術はなかなか書籍では得にくいので、とてもありがたい動画です。

Photoshop2021対応！ 上級者への2時間半！広告業界で通用する美肌を作る 〜シミの除去から仕上げのコツまで〜

Photoshop【合成編】切り抜き後の合成を自然に馴染ませる5つの方法 現役プロレタッチャーの実況解説

　

お値段が高く表示されても大丈夫！Udemyは頻繁にセールをしています。セール時なら、1,000円〜1,700円で購入することができます。

書籍で勉強する

動画はどうしても苦手という方は、書籍で勉強もおすすめです。

書籍のメリットは、自分のペースで情報を取得できるということ。それに、あれどうやってやるんだったかなあという時も辞書的な役割で使うことができます。動画より時間短縮！

どうしてもだらだらしがちな動画を見るより、より簡潔にまとまった情報を短時間で取得することができます。いらない情報を飛ばすこともできるますしね。

　

こちらの＃ちゃんプロ　シリーズの書籍は、初心者をちゃんとしたプロにするというキャッチコピーの元、初心者向けに丁寧に解説をまとめています。

10年使える逆引き辞典シリーズ。3年おきに新刊が出ています。

現場で使うテクニックだけを効率よく学びたい、という気持ちとは相反しますが、自分の知りたい情報にピンポイントでアクセスできるという意味では、まさにずっと手元に置いておきたい書籍です。