無料でネットショップが作れる「BASE」のサービス・メリット・デメリット

CMでもお馴染みのネットショップ作成サービスNo.1の実績を持つ「BASE」。

無料で誰でもネットショップが簡単に作れてしまう画期的なサービスBASEの魅力やメリット・デメリットをWebデザイナー目線でまとめました。

BASEとは

BASEとは、誰でも簡単にネットショップの立ち上げができるサービスです。

ネットショップ開業実績No.1のキャッチコピーを持ち、2023年の今190万のショップがBASEから誕生しています。

ネットショップの構築とは、本来は非常にお金と時間がかかるものです。

ショップサイトを作るには、専門知識を持つWebデザイナーやエンジニアに注文しなければいけませんし、サーバーやドメインも自前で用意が必要です。

顧客管理のためには強固なセキュリティが必須だし、クレジットカード払いやキャリア決済もあった方がもちろん売上があがりますが、導入には各社との契約や初期費用がかかります。

一からオリジナルで作ろうとすると、小規模ショップでも予算は100万円以上、期間は半年以上はみないといけません。

個人でネットショップを立ち上げるのは、大変なことなのです。

BASEは、上であげた面倒な部分をすべてパッケージにして、テンプレートを選ぶだけで誰でも簡単にネットショップが立ち上げることができるようにしたサービスです。

BASEに契約すると、専門知識なしにわずか数日で、プロが作成したのと同レベルのネットショップを立ち上げられるのです。

BASEの料金について。0円から始められるネットショップ。

BASEは基本料金は無料で、元手ゼロ円からはじめることができます。

ではBASE分の利益がどこから出るかというと、商品の売上分から何％かの手数料が引かれる仕組みです。

商品が売れない限り費用は発生しないため、気軽に始めやすく、赤字になりにくい。

これがBASEの１番の魅力です。

デザインはテンプレートの中から自由に選べる

お店の雰囲気や商品ジャンルに合わせて、テンプレートの中から自由に選ぶことができます。

無料テンプレートでもクオリティは十分。

また、SNSや動画・地図といったパーツを、自分の手で自由に配置することができます。専門知識がなくても、ドラック＆ドロップで簡単に配置可能です。

どこまで自由にカスタマイズできるの？

上記のパーツ配置以外にも、さらにデザインをカスマイズすることができます。「HTML編集App」という機能拡張Appを無料でインストールすることで、HTMLや css/jsを加筆・修正することができるのです。

フリーページの追加機能もあるので、オリジナルページの自由な追加も可能です。

もっと良いデザインにしたい場合は有料テンプレート

最初は無料テンプレートでも十分だと思うのですが、さらに高レベルなデザインを求める人には、有料テンプレートがおすすめです。

「BASE デザインマーケット」では、BASE側が認定したデザイナーが作成したテンプレートを購入することができます。

購入したテンプレートは、すぐに導入可能。

費用も5,000円〜と非常にリーズナブル、一回購入するとずっと使うことができるので安心です。

アプリで機能を拡張できる

さらにすごいのが、あらゆる機能が拡張アプリで簡単に実装することができます。

例えば、「定期便」「予約販売」「配送日指定」「商品毎の送料設定」「クーポン」「メルマガ」「レビュー」「アンケート」といったネットショップでよくみる機能は、全部つけることができます。

また、instagramやTikTokで商品販売も可能。

拡張アプリは一部を除いて、ほとんどが無料です。

「BASEかんたん決済」で、決済方法も簡単に選べる

今やネットショップは多数決済が当たり前。

カード払い、キャリア決済、振込、コンビニ払い、決済方法は多い方が売上は上がります。

しかし、自前でこれをやろうとすると非常に大変です。

BASEでは、画面で決済方法をセレクトするだけで、簡単に実装可能。

以下からセレクト可能。主要な決済は全て揃っています。

• クレジットカード決済
• キャリア決済
• 銀行振り込み
• コンビニ支払い・Pay-easy
• PayPal決済
• Amazon Pay
• 後払い

各決済会社との契約やお金の管理等、わずらわしいこともありません。

BASE内の管理画面で、全ての管理を行うことができます。

BASEのメリット

• 無料で今すぐはじめられる
• 無料なのにデザインのクオリティが高い
• ネットショップに必要な機能も無料でついてくる
• SNSとの連動も簡単
• 決済も簡単にたくさん実装できる
• BASEのサーバーを使うので、セキュリティも安心

BASEのデメリット

じゃあBASEのデメリットってなんでしょうか？

完全オリジナルデザインはできない。ということですね。

ショップのデザインは、テンプレートの中から選ぶことになります。「HTML編集 App」で軽い編集はできますが、大きくデザインを変えたり、レイアウトをいじるのはできません。

また、フリーページの追加は無料テンプレートのみの機能なので、有料テンプレートではできないようようです。

とはいっても、テンプレートの写真を変えるだけでもサイトの雰囲気は全く変わりますので、ライバル店と全く同じ見た目になるということにはならないと思います。

まとめ

BASEは、とりあえずネットでものを売ってみたいという人に最適なサービスです。

私もネットショップの依頼を受けた時には、お客様とお話ししてみて、小規模でやりたい・予算がないという方には、BASEをおすすめしています。

同様のECサイトを全くのオリジナルで作ろうとすると100万円以上かかります。

また、Amazonや楽天の出品には毎月安くない固定費がかかりますし、ライバルも多いです。

でもネットショップのBASEなら、リスクなく始めることができるので、プロ目線で見ても本当に誰にでも自信を持っておすすめできるサービスなんです。