この記事を書いているのは、Webデザイナー歴18年の現役フリーランスです
「お金がないんだ。でもそれなりにレベルの高いサイトが欲しいんだ。こんな機能もあんな機能もつけたいんだ。でも予算がないんだ。」
わかります。新規の事業の立ち上げには経費がたくさんかかりますよね。
Webサイトにまで予算がかけられないのもわかります。
でも現代社会ではWebサービスの重要性は年々高まり、Webの可能性は無限に広がるばかりです。
ユーザー側からすると、SNSやサイトの比較は当たり前、顔が見えない状態から競争は始まっています。ネット上でいかに信頼感を勝ち取っていくかが、勝負の鍵です。
なので、予算は少ないにしても、それなりのクオリティのサイトを立ち上げておくべきです。
お金がないお客さんの気持ちもわかりますが、Webサイトもある位程度のレベルが求められる時代です。
私はフリーランスWebデザイナーですが、「予算がないけど見た目の良いサイト」を希望される方には、TCDテーマというwordpressのテンプレートを紹介しています。
TCDテーマを利用するには、最低限wordpressの知識が必要です。
wordpressについて詳しく知らない人は、以下の記事を参考にしてください。
ただワードプレスに詳しくなくてもTCDは基本的に初心者でも使えるように作られていますので、ある程度Webに慣れている人であれば、そこまで難しくはありません。
このサイトに来てくれる人であれば、TCDをインストールしてオリジナルコンテンツを入れ込み、お客様への納品まで完了することができると思います。
TCDのメリットとデメリット
TCDは全部で90種類ものテーマが存在しており、ほぼすべての業種のテーマを網羅しています。ユーザーは10万以上。
TCDをお勧めする理由は、
・洗練されたデザイン
・デフォルトで搭載されている高レベルな機能(オリジナルでプログラムを組むと超高額なレベル)
・リリース後も、自社で更新できるCMSの仕組み
・購入したテーマは複数のサイトで使い回しOK
これらを、5万円以下という低価格で手に入れることができるからです。相場からすると破格のお値段です。
もちろん、デメリットもあります。
・他社と同じレイアウトになる可能性
・写真やテキストは自分で用意しなければならない
・追加のコンテンツや位置の調整など、自由度が縛られる
・導入までにはある程度専門的な知識が必要になる
とくに気になるのは1ですが、写真やカラーを変えれば気づかれないので、気にしないで良いでしょう。
いくらかかるの?
テーマによって値段が違います。どんなテーマがあるかは公式サイトでチェックするか、以下の記事も参考にしてください。
TCDの導入には、以下の費用がかかります。
テーマ料金 + サーバー・ドメイン料金
サーバー・ドメイン料は年間で毎年かかりますが、TCDテーマ自体は一回払いの買い切り型です。
これに制作者の作業費を載せると
テーマ料金 + サーバー・ドメイン料金 + 作業費
となります。
作業費はかかりますが、一からサイト構築するよりずーっと費用を抑えられます。
オーダーメイドの注文住宅か、レイアウト&外観固定の建売住宅か、の違いというとわかりやすいでしょうか。
本当に優良なテーマなので、予算の少ないクライアントへの提案におすすめです。