シングルマザー向け｜給付金で動画編集を学び、収入UPする方法

国の給付金を活用して、動画編集スクールに通おう

シングルマザーやシングルファザーの方が、動画編集を学んでスキルを身につけ、収入を増やすためのステップを紹介します。

「動画編集を学びたいけど、何から始めていいのかわからない」

「スクールに通うのはお金がかかりすぎて無理」

と思っている方、実は、国の給付金を活用すれば、受講費用の一部を国が負担してくれるので、経済的な負担が減ります。

給付金活用で動画編集が学べる！支援制度を解説

日本には、資格取得や収入アップを目指す人を支援する制度がいろいろあります。

国が社会人の学習費用の経済的負担を減らしてくれる仕組みで、この記事で紹介する給付金・補助金は、主に厚生労働省や経済産業省、こども家庭庁などが担当しています。

シングルマザー・シングルファザー対象の給付金

ひとり親の経済的負担の軽減や、安定した収入を得るためのサポートとして、以下の2つの給付金があります。

この制度を活用するスクールに申し込んで実際に講座を受けると、なんと

最大194万円

の給付金を受け取ることができます。

項目	高等職業訓練促進給付金	自立支援教育訓練給付金
給付額	毎月10〜14万円を支給 ＋修了支援給付金（2.5万 or 5万円）	受講費用の60%（上限20万円）
給付期間	最長4年間、毎月支給	受講修了後に支給
対象者	ひとり親（母子・父子家庭）で、指定の講座を受講する人	ひとり親（母子・父子家庭）で、指定の講座を受講する人
条件	– 20歳未満の子どもを養育していること – 仕事や育児のために十分な学習時間を確保できない状況であること	– 20歳未満の子どもを養育していること – 受講前に自治体の確認を受けること

この給付金の利用で多いケースは看護師や介護福祉士の資格取得ですが、少ないながらも動画編集やITスキルといったデジタル分野でも活用できるスクールがあります。

この給付金をIT分野で活用できるスクールが、「インターネット・アカデミー MamaEduプロジェクト」になります。創立から30年以上の歴史を持つ大手のweb専門スクールです。

ただし、2023年までは動画編集の講座も対象でしたが、現在は動画編集は対象外になってしまいました…。

2025年現在、対象となっているコースはwebデザイン、webマーケティング、エンジニア、AI関連のコースなどです。

動画編集の講座はありませんが、webデザインやエンジニア、AI生成に興味がある方には、最大193万円の給付金を使ってスクールに通うチャンスです。詳細は「シンママ向け・インターネット・アカデミーの給付金完全ガイド」をチェックしてみてくださいね。

受講料の最大70%が割引になる、リスキリング補助金

次に、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の給付金を紹介します。

【経済産業省】リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業

項目	リスキリング補助金
給付額	講座受講料の最大70%（最大金額はスクールによって違う）
対象者	現在企業と雇用契約を結んでいる方（会社員、パート、アルバイト等）

これは、社会人が新しいスキルを学び直すための給付金で、特にIT系のスキルに対する補助が多いです。

「未経験だけどIT業界に興味がある」

「スキルを学ぶチャンスがない」

と感じている方にはぴったり。

この給付金は、選んだコースの受講料の最大70%が返金されるビッグなサポートです。7割引って本当にすごいですよね！

対象者は、

現在企業と雇用契約を結んでいる方

で、パートやアルバイトもOK。今の仕事を続けながらスキルを身につけて、転職して収入アップを目指している方にはうってつけです。

また、この給付金はひとり親向けの給付金と違って、対象範囲が広いので、選べるスクールや講座も豊富です。実際にシングルマザーで、現職からの転職を希望し、この給付金を活用してスクールに通っている方もいます。

生活費の補助は出ませんが、最大70%の割引で受講料が大幅に安くなるのは、かなりお得ですよ。

給付金対象のスクール一覧

先ほど紹介した、受講料が最大70%オフになるリスキリングの給付金が使えて、「動画編集」が学べるスクールをまとめました。

育児や仕事で忙しい方でも学びやすい完全オンラインのスクールもあるので、自分のライフスタイルに合ったものを選んでみてくださいね！

気になるスクールがあったら、まずは無料相談や無料説明会を受けてみてください！

コースの詳細は受給金のことを詳しく教えてくれます。あなたのキャリア相談もできますよ。

デジタルハリウッドSTUDIO

デジタルハリウッドは、創立30年の実績がある社会人向けの専門スクール。業界でも最大手のひとつで、これまでに多くの卒業生がスキルを身につけ、Web業界で活躍しています。

スクールとしての信頼度や講師の質の高さが魅力です。

全国に校舎があり、通学でもオンラインでも学べるので、自分のライフスタイルに合わせて選べるのも魅力。

「しっかりスキルを身につけたい」「卒業後のサポートも充実しているスクールがいい」そんな方におすすめです！

コース名	受講料(税込)
ネット動画クリエイター専攻	407,000円 →補助金適用で:148,000円
ネット動画ディレクター専攻	352,000円 →補助金適用で:128,000円
ネット動画クリエイター専攻 副業・フリーランスプラン	503,800円 →補助金適用で:183,200円

デジタルハリウッドSTUDIO by LIG

デジLIGは、上で紹介したデジタルハリウッドSTUDIO（通称デジハリ）と、東京の有名制作会社LIGがタッグを組んで運営するWebスクールです。

「有名Webスクール × 有名Web制作会社」という最強の組み合わせで、最新の現場トレンドを学べるのが特徴。

実践的なスキルを身につけたい人にはピッタリの環境です！

コース名	受講料(税込)
ネット動画ディレクター専攻	352,000円 →補助金適用で:128,000円

SHElikes（シーライクス）

SHElikesは女性限定のキャリアスクールで、CMでもよく見かけますよね。これまでに多くの卒業生がキャリアチェンジに成功しています。

校舎は銀座・新宿・梅田・名古屋にありますが、オンライン受講も可能なので、どこに住んでいても学べます。

特徴的なのは、決まったカリキュラムではなく、Web系スキル45種類の中から自由に選んで学べるスタイル。例えば、「Webデザイン＋マーケティング＋写真撮影」など、自分の目指したいキャリアに合わせてスキルを組み合わせられます。もちろん、動画編集もあるので、自分に合った学び方ができますよ。

ただ、リスキリングの給付金をもらえる「レギュラープラン」の場合は、指定のスキルの授業を選択する必要があります。具体的な内容については無料説明会で詳しく教えてくれますよ。

SHElikesをおすすめしたい理由が、給付金を早期還元できる点です！

通常は、受講修了後に申請して初めて受け取れる給付金ですが、SHElikesでは開始前（契約時）の時点で、受講料の50%が受け取れます！

後で戻ってくるとはいえ、高額な受講料を最初に支払うのは大変ですよね。SHElikesなら、安心して受講を始められるんですよ。

コース名	入会金(税込)	受講料(税込)
レギュラープラン	【受講料】162,800円 →補助金適用で:88,800円 分割払いで、3,700円〜	【受講料】352,000円 →補助金適用で:162,000円 分割払いで、6,750円〜

WEBCOACH

WEBCOACHは、完全オンラインのみのwebスクールです。

一番の特徴は、講師とのやりとりが完全マンツーマンであること。受講前にあなたにぴったりの専属コーチが選ばれ、卒業までマンツーマンで学習できます。

また、SHElikesと同様、自分の気になるスキルを47種類の中から複数選んで学ぶことができます。動画編集以外のスキルも選べますよ。

コース名	受講料(税込)
3ヶ月	317,000円 →補助金適用で:115,274円
6ヶ月	425,600円 →補助金適用で:154,765円
9ヶ月	522,800円 →補助金適用で:190,110円

DMM WEB CAMP

DMM WEB CAMPは、株式会社DMMのグループ会社であるインフラトップが運営するwebスクールです。

この動画編集コースの特徴は、最短4週間で修了できるコースがあることです。

約1ヶ月で動画編集スキルを身につけることができます。

もちろん、1ヶ月で学べる内容には限りがありますが、動画編集の全体像を知りたい、まずはとっかかりとして学びたいという方にぴったりです。

さらに、契約コース（4週間以上）を受講している場合、学習が早く終わった場合に残りの期間分を返金してくれる返金保証もあり、金銭面でも安心して受講できるスクールです。

コース名	受講料(税込)
4週間	169,800円 →補助金適用で:61,746円
8週間	224,800円 →補助金適用で:81,746円
12週間	279,800円 →補助金適用で:101,746円
16週間	334,800円 →補助金適用で:121,746円

Winスクール

Winスクールは、31年の歴史を持ち、全国に45校以上あるIT系のスクールです。企業向けのIT教育や研修が得意で、実践的な学びができます。

Winスクールのコースは、「Web ＆映像デザイナー養成講座」「WEB・映像スペシャリスト」と、動画だけでなく、WEBデザインを組み合わせたコースでの受講になります。

コース名	定価の受講料(税込)
Web ＆映像デザイナー養成講座	550,000円 →補助金適用で:200,000円
WEB・映像スペシャリスト	652,300円 →補助金適用で: 237,200円

リスキリングの補助金は、動画編集だけでなく、Webデザインやマーケティング、プログラミング、AI生成など、さまざまなコースを選べますよ。

よくある質問（Q&A）

自分がリスキリング制度の対象になるかわかりません

リスキリング制度の給付金の対象者は、スクール契約時点で企業と雇用契約があるかどうかです。正社員でなくても、派遣社員、パート、アルバイトでも問題ありません。

ただし、代表取締役、フリーランス、無職といった方は対象外になります。

全くの未経験だけど大丈夫？

全く問題ありません。動画編集スクールを受講する人の8〜9割は未経験です。

仕事と育児で忙しくてスクールに通う暇がない

ほとんどのスクールでは、忙しい人でも利用できるよう、オンライン受講が可能です。また、オンデマンド形式（学習動画を視聴して自学自習するスタイル）を取り入れているため、自分のライフスタイルに合わせて学習を進められます。また、不明点はオンライン上でメール・チャットで24時間質問できるので、安心して学べます。

忙しい方でも利用できるよう、どのスクールもオンライン受講ができたり、自分の空いている時間に学習を進められるオンデマンド形式（学習動画を視聴して自学自習するタイプ）があるので、自分のライフスタイルに合わせた受講が可能です。完全オンラインの場合でも、不明点は講師にメールやチャットで24時間質問できます。

どれくらいで仕事ができるようになる？

転職かフリーランスかでも違いますが、スクールに通うのであれば、転職サポートや副業サポートがしっかりしているスクールがおすすめです。

基本的にスクールに通っても独学でもスキルアップのための学習はずっと必要かと思いますが、動画編集は現在人材不足の業界なので、スキルさえあれば仕事は見つけやすい環境だと言えます。

プロがよく使う動画編集ソフト一覧

動画編集を学ぶなら、実際の仕事で使われるソフトを知っておくことが大切です。

動画編集ソフトには、初心者向けからプロ仕様のものまでさまざまなソフトがありますが、案件を受注しやすい、就職につながるのはプロ仕様のソフトです。

どのソフトを選ぶべき？

• 本格的に仕事をしたい
  → Adobe Premiere Pro / Final Cut Pro / DaVinci Resolve
• YouTube・SNS向けに手軽に作りたい
  → Filmora / CapCut
• 初心者向けに無料で試したい
  → iMovie / DaVinci Resolve（無料版）

全くの未経験者であれば、まずは無料で使えるソフトを試し、慣れてきたらプロ向けソフトに移行するのもありだと思います。

動画編集を学ぶメリットは？

今が学びどき！動画編集はこれから伸びる業界

動画市場は急成長しており、YouTubeやSNS、企業の広告でも動画コンテンツの需要が高まっています。

特にショート動画やライブ配信の編集スキルは、今後さらに求められる分野です。配信ツールもYoutube以外にもたくさんの参入があり、動画はなくてはならない当たり前のものになってきています。

動画編集スキルがあれば、フリーランスや副業での仕事獲得も可能です。

将来性のあるスキルを今のうちに身につけておくことは、安定した収入を得るための大きな武器になります！

在宅で仕事ができる

動画編集の仕事は、パソコンと編集ソフトがあればどこでも作業ができます。

そのため、育児中でも、自宅で仕事ができるのが大きな魅力。

通勤時間を気にせず、子どもの生活リズムに合わせて働けるので、時間を有効活用できます。

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副業にもぴったり

動画編集は、短時間の案件でも報酬が発生しやすく、副業としても始めやすい仕事です。

例えば、YouTubeのカット編集やテロップ入れといったシンプルな作業なら、未経験者でも学びながら実践できます

。初めは時給換算で低めの報酬でも、経験を積むことで単価アップが可能。月に数万円の副収入を目指せるため、本業の収入と組み合わせて家計の助けにすることができます。

動画編集はスクールと独学どっちがいい？

YoutubeやUdemyといった動画学習プラットフォームでも、各種ソフトの使い方や動画作成の配信がありますので、独学でも学ぶことは可能だと思います。

私が思うスクールのメリットは以下になります。

• 動画編集やネット動画のスキルを効率的に学べる（独学だと時間がかかるし、わからないところを誰にも聞けない）
• 就職サポートや仕事の取り方など、案件紹介を受けられる
• 動画編集・動画クリエイターのプロから学ぶことができる

お金があるなら、スクールがいいですね。もし給付金が使えるなら、スクールをおすすめします。

まとめ

動画編集は、シングルマザーにとって在宅で働ける魅力的なスキルです。給付金を活用すれば、費用を抑えて学ぶことも可能。成長市場のため仕事のチャンスも豊富です。今こそスキルを身につけ、新しい働き方に挑戦してみましょう！