シングルマザー×動画編集｜補助金・給付金活用で学ぶ、在宅ワーク＆転職ガイド

シンママ向け補助金・給付金を活用して、動画編集スクールに通おう

この記事では、シングルマザーやシングルファザーの方が、動画編集を学んでスキルを身につけ、収入を増やすためのステップを紹介します。

動画編集は在宅ワークとして、今一番人気と言っても差し支えのないスキル。

でも、

「動画編集を学びたいけど、何から始めていいのかわからない」

「スクールに通うのはお金がかかりすぎて無理」

と思っている方が多いと思います。

実は、こども家庭庁や経済産業省が実施している補助金や給付金を活用すれば、web専門スクールの受講費用の一部を国が負担してくれるため、経済的な負担を抑えて専門スキルを身につけることができます。

2024年にこの制度ができてからは、たくさんの人が補助金を利用して、動画編集を学んでいますよ。

動画編集スキルは、在宅ワークや副業、さらには転職にも活かせる一生ものの武器です！

シングルマザーが動画編集を学ぶメリット

動画編集スキルがあれば、在宅でフリーランスとして働くことも、今の仕事にプラスして副業をすることも可能です。

今が学びどき！動画編集はこれからも伸びる業界

動画市場は今、急成長しています。

YouTubeやInstagramなどのSNS、企業の広告動画まで、動画コンテンツの需要はどんどん高まっているのが現状です。

特にショート動画編集やライブ配信編集などのスキルは、今後さらに求められる分野。

YouTube以外にもTikTokやLINE VOOMなど新しい配信プラットフォームが続々と登場しており、動画はこれからの時代になくてはならない存在になっています。

とにかく需要は大きいので、動画編集スキルを持っていれば、在宅ワークや副業で仕事を獲得することも可能です。

将来性のあるスキルを今のうちに身につけておくことは、シングルマザーが安定した収入を得るための大きな武器になります。

在宅ワークで子育てと両立できる

動画編集の仕事は、パソコンと編集ソフトがあれば自宅で完結できます。

通勤時間もなく、勤怠に縛られず自由な時間割で働けるため、子どもの送り迎えや急な体調不良にも対応でき、時間を有効活用できるのが動画編集ならではのメリット。

動画編集は副業としても始めやすい

動画編集は、短時間の案件でも報酬が発生しやすく、副業としても始めやすいスキルです。

例えば、
・YouTube動画のカット編集
・テロップ入れ
・SNS用ショート動画の作成
など、シンプルな作業なら未経験者でもスクールで学びながら実践できます。

最初は時給換算で報酬が低めでも、経験を積むことで単価アップが可能。

月に数万円の副収入を目指せるため、本業の収入にプラスして家計を支えることができます。

Webデザインよりも始めやすく、収入に繋がりやすい

主婦の在宅ワークといえばWebデザインが人気ですが、実際には覚えることが多く、スキルが身につくまでに時間がかかります。

私自身もWebデザイナーとして長く活動しているので、もちろんWebデザインもおすすめしたい気持ちはあります。

でも、動画編集は短期集中で覚えやすく、すぐに案件を受けられるのが大きな魅力です。

しかも、女性デザイナーは多い一方で、動画編集者はまだ少なく、特に女性の動画編集者は貴重な存在。

クライアントからも安心感を持たれやすく、需要が高い分、収入にも繋がりやすい仕事です。

動画編集なら初期費用が少なく始められる

動画編集を始めるために必要なのは、パソコンと編集ソフトだけ。

高額な機材を揃えなくても、まずは無料や月額制の編集ソフトからスタートできます。

シンプルな案件から始められ、ステップアップしやすい

動画編集の仕事には、難しい演出やCG制作だけでなく、カット編集やテロップ入れといったシンプルな案件も豊富にあります。

最初はこうした基本的な作業から始め、経験を積むことで徐々に単価の高い案件にもチャレンジできるので、ステップアップがしやすいのも大きなメリットです。

動画編集はスクール？独学？どっちがいい？

YouTubeやUdemyなどの動画学習プラットフォームを使えば、独学でも動画編集スキルを学ぶことは可能です。

ただし、独学には以下のようなデメリットもあります。

• わからないことがあっても質問できない
• 学習に時間がかかり、挫折しやすい
• 仕事獲得や就職サポートが受けられない

一方で、動画編集スクールに通えば、

• プロの動画クリエイターから直接学べる
• 効率的にスキルを習得できる
• 就職サポートや在宅ワーク用の案件紹介を受けられる

といったメリットがあります。

お金に余裕がある場合や、リスキリング補助金や給付金を活用できるなら、スクールで学ぶのが断然おすすめです。

補助金や給付金で動画編集スクールに通えるの？

はい、通えます。

特に、経済産業省やこども家庭庁が行っている給付金や補助金を活用すれば、スクールの受講費用を大幅に抑えることが可能です。

簡単にいうと、条件を満たせば国がスクールの受講費用の一部を負担してくれるので、

経済的な負担を抑えて、

専門スキルを身につけることができます。

シングルマザー対象の給付金について

ひとり親の経済的負担を軽減し、安定した収入を得るためのサポートとして、以下のような給付金制度があります。

なんと

最大193万円

の給付金を受け取ることができます。

項目	高等職業訓練促進給付金	自立支援教育訓練給付金
給付額	毎月10〜14万円を支給 ＋修了支援給付金（2.5万 or 5万円）	受講費用の60%（上限20万円）
給付期間	最長4年間、毎月支給	受講修了後に支給
対象者	ひとり親（母子・父子家庭）で、指定の講座を受講する人	ひとり親（母子・父子家庭）で、指定の講座を受講する人
条件	– 20歳未満の子どもを養育していること – 仕事や育児のために十分な学習時間を確保できない状況であること	– 20歳未満の子どもを養育していること – 受講前に自治体の確認を受けること

この給付金は看護師や介護福祉士などの資格取得に利用されることが多いですが、IT分野を目指すシングルマザーの方のために、IT系で活用できるスクールがあります。

IT分野でこの給付金を活用できるスクールが、「インターネット・アカデミー MamaEduプロジェクト」です。

ただ、以前は動画編集の講座も対象でしたが、現在は

動画編集は対象外

です。

2025年現在、給付金の対象コースは、

・Webデザイン
・Webマーケティング
・エンジニア
・AI関連のコース

などです。

とはいえ、Webデザインやエンジニア、AI分野に興味がある方には、最大193万円の給付金を使ってスクールに通うチャンスです。

興味のある方は、以下の「シンママ向け・インターネット・アカデミーの給付金完全ガイド」をチェックしてみてくださいね。

やっぱり動画編集が学びたい！

動画編集スクール向けの補助金はないの？

という方へ。大丈夫です、シングルマザー専用ではありませんが、別の補助金があります。

経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の補助金です。

受講料の最大70%が割引になる、リスキリング補助金

【経済産業省】リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業

項目	リスキリング補助金
給付額	講座受講料の最大70%
対象者	現在企業と雇用契約を結んでいる方（会社員、パート、アルバイト等）

◯ 対象となる方	× 対象外となる方
企業・会社と契約して働いている方  正社員 パート・アルバイト 契約社員 派遣社員 ※転職を目指している方に限りますが、今すぐでなくても転職を目指していれば問題ありません	雇用契約がない働き方をしている方   経営者 取締役、役員 業務委託 フリーランス 公務員　など

この補助金は、社会人が新しいスキルを学び直すための制度で、

対象コースの受講料が最大70%戻ってくるという大きなサポートです。

対象者は、

現在企業と雇用契約を結んでいる方

で、パートやアルバイトもOK。

今の仕事を続けながら動画編集スキルを身につけ、転職等で収入アップを目指したいシングルマザーには心強い制度です。

この補助金は対象範囲が広いため、選べるスクールや講座も豊富。

実際に、転職を希望するシングルマザーが、この補助金を活用して動画編集スクールに通うケースも増えています。

リスキリング補助金なら転職活動もサポート

リスキリング補助金対象のスクールでは、受講費用の割引だけでなく、学んだスキルを活かした転職サポートも受けられるのが魅力です。

補助金・給付金対象の動画編集スクール一覧

ここでは、リスキリング補助金が使えて「動画編集」を学べるスクールをまとめました。

育児や仕事で忙しいシングルマザーの方でも学びやすい、完全オンライン対応のスクールもあります。

無料相談システムとは

気になるスクールがあったら、まずは無料相談や説明会に参加してみるのがおすすめです。

補助金・給付金の詳細だけでなく、コース内容や学習方法、あなたのキャリア相談にも丁寧に答えてくれますよ。

一対一、もしくは少人数制になっていて、ほぼ全てのスクールがオンライン(zoom等)で開催されています。顔や声はミュートOKだったりしますよ。

そうはいっても勧誘や押し売りされたら…と不安もあるかもしれませんが、今はどこのスクールも無理な勧誘はしないので安心してくださいね。

また、一括での支払いが厳しい方は分割払いや教育ローンも使えます。費用に不安のある方は、無料カウンセリングで聞いてみてくださいね。

補助金・給付金対象の動画編集スクール比較

	DMM WEBCAMP	WEBCOACH	SHElikes	デジタルハリウッド STUDIO	デジタルハリウッド by LIG	winスクール
費用	補助金利用で 約6万円〜	補助金利用で 約11万円〜	補助金利用で 約16万円〜	補助金利用で 約14万円〜	補助金利用で 約12万円〜	補助金利用で 約20万円〜
受講期間	4週間〜	3ヶ月〜	12ヶ月	4ヶ月〜	3ヶ月	2ヶ月〜
スタイル	オンライン	オンライン	オンライン	オンライン ＋通学	オンライン ＋通学	オンライン or 通学
	解説記事へ	解説記事へ	解説記事へ	解説記事へ	解説記事へ	解説記事へ
	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

DMM WEBCAMP　動画クリエイターコース

DMM WEBCAMPは、会員数3,900万人以上を誇る大手IT企業・株式会社DMM.comのグループ会社「インフラトップ」が運営するWebスクールです。

動画編集コースの特徴は、最短4週間で修了できる短期集中プランがあること。

約1ヶ月で動画編集スキルの全体像を学べるため、「まずは基礎を身につけたい」「とっかかりとして学びたい」という方にぴったりです。

じっくり学びたい方には16週間コースもありますが、もし学習が早く終わった場合は、残り期間分の受講料が返金される保証制度があります。
そのため、16週間コースを契約しておいて、早めに修了して返金を受ける受講者も多いです。

コース名	受講料(税込)
4週間	169,800円 →補助金適用で:61,746円
8週間	224,800円 →補助金適用で:81,746円
12週間	279,800円 →補助金適用で:101,746円
16週間	334,800円 →補助金適用で:121,746円

WEBCOACH（ウェブコーチ）

WEBCOACHは、完全オンラインで学べる初心者向けWebキャリアスクールです。

一番の特徴は、受講前にあなた専属のコーチが選ばれ、卒業までマンツーマンで学習できること。

未経験からでも安心して学べる環境が整っており、実際に主婦の受講者も多く、家事や育児と両立しながら学ぶ方がたくさんいます。

卒業前には、コーチが実案件の獲得から納品までしっかりサポートしてくれるので、初めての方や不安な方にも安心です。

動画編集だけでなく、47種類の中から気になるスキルを複数選んで学べるのもポイント。

動画編集以外にWebデザインやマーケティングなど、幅広いスキルを身につけることができますよ。

コース名	受講料(税込)
3ヶ月	317,000円 →補助金適用で:115,274円
6ヶ月	425,600円 →補助金適用で:154,765円
9ヶ月	522,800円 →補助金適用で:190,110円

SHElikes（シーライクス）

SHElikesは、CMでもおなじみの女性向けキャリアスクールです。

学習は基本オンラインですが、青山や銀座、梅田、名古屋に拠点もあり、リアルなイベントも盛んです。

特徴は、決まったカリキュラムではなく、Web系スキル45種類以上※の中から自由に選んで学べるスタイル。（※2025年4月時点）

例えば「Webデザイン＋マーケティング＋写真撮影」など、目指すキャリアに合わせてスキルを組み合わせることができます。もちろん、動画編集コースもあるので、自分に合った学び方ができますよ。

補助金対象の「レギュラープラン」の場合は、指定のスキルの授業を選択する必要があります。具体的な内容については公式サイトや無料カウンセリングでご確認ください。

SHElikesをおすすめしたい理由のひとつが、補助金が開始前に早期還元される点です。

通常、他のスクールでは受講を修了してから補助金を申請し、後から受け取る流れになります。

でも、SHElikesでは受講開始前（契約時）の時点で、受講料の最大50%が還元される仕組みになっています。

いくら補助金が後で戻ってくるとはいえ、最初に高額な受講料を全額支払うのは大変ですよね。

SHElikesなら最初から補助が適用されるので、安心して受講をスタートできます。

コース名	入会金(税込)	受講料(税込)
レギュラープラン	【受講料】162,800円 →補助金適用で:約5万円	【受講料】352,000円 →補助金適用で:約11万円

デジタルハリウッドSTUDIO

デジタルハリウッドは、創立30年の実績がある社会人向けの専門スクール。業界でも最大手のひとつで、これまでに多くの卒業生がスキルを身につけ、Web業界で活躍しています。

スクールとしての信頼度や講師の質の高さが魅力です。

全国に校舎があり、通学でもオンラインでも学べるので、自分のライフスタイルに合わせて選べるのも魅力。

「しっかりスキルを身につけたい」「卒業後のサポートも充実しているスクールがいい」そんな方におすすめです！

コース名	受講料(税込)
ネット動画クリエイター専攻	407,000円 →補助金適用で:148,000円
ネット動画ディレクター専攻	352,000円 →補助金適用で:128,000円
ネット動画クリエイター専攻 副業・フリーランスプラン	503,800円 →補助金適用で:183,200円

デジタルハリウッドSTUDIO by LIG

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGは、上で紹介したデジタルハリウッドSTUDIO（通称デジハリ）と、東京の有名制作会社LIGがタッグを組んで運営するWebスクールです。

「有名Webスクール × 有名Web制作会社」という最強の組み合わせで、最新の現場トレンドを学べるのが特徴。

女性の受講生も多く、実践的なスキルを身につけたい人にはピッタリの環境です！

コース名	受講料(税込)
ネット動画ディレクター専攻	352,000円 →補助金適用で:128,000円

Winスクール

Winスクールは、31年の歴史を持ち、全国に45校以上あるIT系のスクールです。企業向けのIT教育や研修が得意で、実践的な学びができます。

Winスクールのコースは、「Web ＆映像デザイナー養成講座」「WEB・映像スペシャリスト」と、動画だけでなく、WEBデザインを組み合わせたコースでの受講になります。

コース名	定価の受講料(税込)
Web ＆映像デザイナー養成講座	550,000円 →補助金適用で:200,000円
WEB・映像スペシャリスト	652,300円 →補助金適用で: 237,200円

よくある質問（Q&A）

自分がリスキリング制度の対象になるかわかりません

リスキリング制度の補助金の対象者は、スクール契約時点で企業と雇用契約があるかどうかです。正社員でなくても、派遣社員、パート、アルバイトでも問題ありません。

ただし、代表取締役、フリーランス、無職といった方は対象外になります。

全くの未経験だけど大丈夫？

全く問題ありません。動画編集スクールを受講する人の9割は未経験です。

仕事と育児で忙しくてスクールに通う暇がない

どのスクールでも、忙しい人でも利用できるよう、オンライン受講が可能です。また、基本的には、オンデマンド形式（学習動画を視聴して自学自習するスタイル）を取り入れているため、自分の自由時間に合わせて学習を進められます。また、不明点はオンライン上でメール・チャットで24時間質問できます。

どれくらいで仕事ができるようになる？

転職かフリーランスかでも違いますが、スクールに通うのであれば、転職サポートや副業サポートがしっかりしているスクールがおすすめです。

基本的にスクールに通っても独学でもスキルアップのための学習はずっと必要かと思いますが、動画編集は現在人材不足の業界なので、スキルさえあれば仕事は見つけやすい環境だと言えます。

プロがよく使う動画編集ソフトについて

動画編集を学ぶときは、実際の仕事で使われているソフトを知っておくことが大切です。

動画編集ソフトには、初心者向けのものからプロ仕様のものまでさまざまありますが、案件を受注しやすく、就職にもつながるのはやはりプロ仕様のソフトです。

どのソフトを選ぶべき？

• 本格的に仕事をしたい
  → Adobe Premiere Pro / Final Cut Pro / DaVinci Resolve
• YouTube・SNS向けに手軽に作りたい
  → Filmora / CapCut
• 初心者向けに無料で試したい
  → iMovie / DaVinci Resolve（無料版）

全くの未経験者であれば、まずは無料で使える初心者向けソフトから試してみるのもおすすめです。

基本的な編集操作に慣れてきたら、徐々にAdobe Premiere Proなどプロが現場で使う編集ソフトに移行すると良いでしょう。

まとめ｜シングルマザーこそ動画編集スキルで収入UPを

動画編集は在宅ワークや副業、さらには正社員転職にも活かせる将来性のあるスキルです。

そして、リスキリング補助金などを使えば負担を最小限に抑えてスキルアップ可能。

「子どもとの時間を大切にしながら、将来に備えたい」

そんなシングルマザーの方は、ぜひ動画編集スクールを検討してみてください。