【2026年】未経験からWebデザイナーになる方法|4つのルートと選び方

Webデザイナーになるルートは変化しています。

15年程前なら未経験のまま就職して、現場でスキルを身につけることもできました。

しかし現在は、事前に学習や制作経験を積むことが前提となっているので、未経験では雇ってくれないし、副業の仕事もとれません。

そのため、まずは独学、スクール、職業訓練校などの方法で最低限の基礎を学ぶ必要があります。

この記事では、Webデザイナーになるための4つのルートを比較して、わかりやすく解説します。

また、年代別にどういう学習や働き方があるのかを、現実的な目線で解説します。

まずはどのルートでスキルを身につけるかを考えよう!

目次

Webデザイナーへのなり方

Webデザインを学んだ後のゴールは、大きく分けて2つあります。

デザイナーとして就職・転職する

企業のWebデザイナーに就職/転職します。応募にはスキル表やポートフォリオが必要になります。

※ポートフォリオとは:自分の制作物をまとめた作品集。未経験の場合はサンプルや架空の作品でもOKです。

在宅の副業・フリーランスになる

在宅で案件を受けて働く方法です。

仕事は、
・仕事のマッチングサイト
・SNS
・知人からの紹介
などから受けることが多いです。

こちらも営業にポートフォリオが必要になります。

未経験からWebデザイナーになるには?4つの学習ルートを比較

2026年の今、Webデザイナーになるには以下の4通りがあります。

・スクールに通う(社会人や主婦の方向け)

・職業訓練校に通う(離職中の人向け)

・独学(誰でも)

・美大・専門学校(若年齢向け)

費用・期間・特徴から4つのルートを比較

ルート費用学習期間の目安向いている人メリット注意点
スクール10万〜50万円前後※補助金で最大70%還元の場合あり3ヶ月〜1年・転職したい人
・副業や独立を考えている人
・効率よく学びたい人
・カリキュラムが整っている
・質問・添削が受けられる
・就職/副業サポートがある
・費用がかかる
独学数千円〜数万円3ヶ月〜1年以上・マイペースに学びたい人
・費用を抑えたい人
・費用が安い
・自分のペースで進められる
・迷いやすい
・質問できる環境がない
職業訓練校原則無料※教材費のみ3ヶ月〜6ヶ月・離職中の人
・費用を抑えたい人
・費用を抑えて学べる
・基礎から体系的に学べる
美大・専門学校数十万〜数百万円2〜4年・新卒・若年層
・しっかり学びたい人
・デザインの基礎から学べる
・就職支援がある
・期間と費用の負担が大きい

それぞれ具体的に見ていきましょう

Webデザインスクール:社会人や主婦からの最短ルート

Webデザインスクールでは、教室に通ったり、自宅でオンライン授業を受けながら、スキルを学びます。

最初は「画像に文字を入れたバナーを作る」といった簡単な課題から始まり、慣れてくると「Webサイトのページをデザインする」といった、実際の仕事に近い内容にも取り組んでいきます。

スクールの受講生のほとんどは、全くの未経験者です。

未経験者でもカリキュラムに沿って学べるため、何から始めればいいか迷うことがありません。無駄なく学べます。

また、一番のメリットは、自分の作ったデザインに対してプロから直接アドバイス(添削)がもらえることです。

独学だと自分のデザインのダサさには気づけても何を修正すればいいかわかりませんが、プロの添削で確実にスキルが上がります。

また、一番不透明なデザイナーへのなり方も、就職転職サポートや副業・開業サポートがあるスクールを選べば、キャリアの踏み出し方も相談できるので安心です。

  • 最短ルートで学べるカリキュラム
  • 忙しくても続けやすい学習設計
  • プロから直接学べる
  • 添削・質問サポートあり
  • 実務レベルの制作経験が積める
  • 転職・副業サポートがある

仲間ができて挫折しにくいのもポイント!

特に、

  • 転職を目指している人
  • 限られた時間で学びたい人

にとって、スクールは現実的で有効な選択肢のひとつです!

実際に比較したスクールをこちらでまとめています

自分に合うのはどれ?スクールの4つのタイプ

Webデザインスクールには、いくつかのタイプがあります。

オンライン型

オンライン型は、自宅でひとりで学習できるスタイルです。通学する必要がないのがいちばんのメリット。

Webデザインスクールはオンライン型が多いです。

通学型

通学型は、実際に教室に通って学ぶスタイルです。

決まった時間に授業があるため学習習慣を作りやすく、モチベーションを保ちやすいのが特徴です。

全体授業型

授業型は、決まったスケジュールに沿って授業を受けながら学ぶスタイルです。

プロの講師から直接学べるため理解しやすく、その場で質問・解決できます。

自学自習型

教材や動画を見ながら、自分のペースで学ぶスタイルです。

わからないところは、チャットで質問しながら進めることができます。

転職・就職サポート型

Webデザイナーとしての就職を目指す人向けのスクールです。

実務を想定したカリキュラムで制作課題に取り組みながら、就職活動に使うポートフォリオ(制作実績集)を作成していきます。

あわせて、キャリアの棚卸しや履歴書の添削、面接対策など、就職活動までサポートを受けられるのが特徴です。

副業・フリーランス志向型

副業やフリーランスを目指す人向けのスクールでは、デザインだけでなく、案件の取り方や営業方法なども学べます。

「仕事としてWebデザインをする」ための実践的な内容が含まれています。

実際に案件獲得までをサポートしているスクールもあります。


例えば、

・通学型で全体授業型&転職サポート型
・オンライン型で自学自習&副業サポート型

と、スクールによってはっきり違いがあります

SNSなどで集客している個人スクールについて
最近は、SNS発の個人講座も増えています。デザイナーと近い距離で学べるメリットがある一方で、内容やサポート体制は講座ごとにさまざまです。受講前に、講師の制作実績や講座内容を確認しましょう!

Webデザインスクールの費用と補助金制度

スクールの費用は、一般的に20万円〜60万円程度が目安です。

ただし、現在はリスキリング補助金や給付金を利用して受講する人も多く、条件を満たせば

受講費用の最大70%が還元

される場合もあります。

※補助金は転職前提など条件がありますが、対象になる場合はぜひ活用してくださいね。

補助金・給付金の利用条件と対象スクールはこちら

補助金制度対象にはなっていませんが、良いスクールもあります。
相性が大事。費用が気になる方は以下の記事を読んでください

スクールに通った場合の学習スケジュール例

社会人の場合は仕事終わりに、主婦は家事の合間や空いた時間に学習を進める人が多いです。

平日:1〜2時間
動画教材の視聴や課題制作

土日:3〜5時間
制作課題をまとめて進める

主な学習内容は、

  • 動画での基礎学習
  • バナーやWebサイトの制作課題
  • 添削を受けて修正

といった流れです。

一般的に、

  • 約3ヶ月で基礎を習得
  • その後数ヶ月で、実務レベルに近づいていく

というのが目安になります。

スクールによって期間やカリキュラムは全然変わります!

スクールが向いている人

  • 何から始めればいいかわからない
  • 一人だと続けるのが不安
  • 効率よくスキルを身につけたい
  • 転職・副業を目指しているが、やり方がわからない

独学:費用を抑えて自分のペースで学ぶ

独学は、スクールに通わず、学習サイトや動画教材などを使って、自分でWebデザインを学ぶ方法です。

パソコンとインターネット環境があれば、今日からでも始めることができます。

スクールのような決まったカリキュラムはありませんが、その分、自分のペースで進められるのがメリット。

また、最初は独学で始めて、必要に応じてスクールや添削サービスを併用するなど、複数の方法を組み合わせて学ぶ人も多いです。

独学にチャレンジしたい人は、以下のロードマップを参考にしてください。独学で使える教材や学習サイトも紹介しています

独学のメリットと特徴

一番は、今すぐ始められること。

また、スクールに比べて費用面も抑えることができますね。

  • 費用を抑えて始められる
  • 自分のペースで学習できる
  • 今日からでも始められる
  • 学習方法を自由に選べる

独学で迷わないために

独学でWebデザインを学ぶ場合は、学ぶ順番を決めて進めることが重要です。

以下の記事では、未経験からWebデザインを学ぶための具体的なステップをまとめています

職業訓練校でWebデザインを学ぶ:離職中の人が利用可能

職業訓練校は、失業中の人を対象に、再就職に必要なスキルを無料または低価格で学べる公的な制度です。

事務やプログラミングなどさまざまな講座があり、その中のひとつとしてWebデザイン講座も用意されています。

平日に教室へ通いながら、デザインツールの使い方やWeb制作について学びます。

原則として失業中であることが条件となり、ハローワークを通して申し込みます。

新しいスキルを身につけて再就職を目指す人向けの制度ですね

職業訓練校のメリット

  • 費用を抑えて学べる
  • 学習習慣ができる
  • プロから直接学べる
  • 基礎からしっかり学べる
  • 課題で実践的に学べる
  • 再就職を目指せる

職業訓練校の1日の流れ

職業訓練校は、平日に通学する形式が基本です。

例:平日
9:00〜15:00 授業
帰宅後 課題や復習

授業で学んだ内容をもとに、自宅で制作課題に取り組みながら理解を深めていきます。

学校のようなスケジュールで、学習習慣を作りやすいのが特徴です。

美大・専門学校でWebデザインを学ぶ方法

美術大学や専門学校は、デザインの基礎から体系的に学び、デザイン業界への就職を目指す王道ルートのひとつです。

卒業後は、新卒として制作会社や企業のデザイナー職に就職するケースが多いです。

ただし、主に若年層の利用者が多く、数年単位の通学が必要になるため、社会人が通う場合は、期間や費用を含めて現実的に検討する必要があります。

結局、どのルートが正解?

転職や副業を目指す場合は、スクールを選ぶ人が多い傾向があります。

その理由は、社会人でも続けやすい学習設計が整っていること、添削を受けながらスキルを伸ばせることや、副業や転職サポートがついていることが挙げられます。

メンターにキャリア相談できる環境があることも、挫折しにくい要因のひとつ

一方で、費用を抑えたいなら独学、離職中であれば職業訓練校も選択肢になります。

現在のWebデザインは学ぶべき内容が多く、独学では何から手をつけるべきか迷いやすい分野です。

最新の実務に沿った内容を無駄なく学べる点でも、効率よく学べるスクールは有効な選択肢です。

年代や状況別|Webデザイナーの目指し方

Webデザイナーは、特別な資格が必要な職業ではないため、何歳からでも目指すことができます。

ここでは、一般的な傾向を紹介しますね

20代前半:時間を活かしてスキルを積み上げやすい時期

20代前半は、学習時間を確保しやすく、新しいスキルを吸収しやすい時期です。

スクール、独学、専門学校など、どのルートから始めても問題なく、とにかく手を動かして経験値を増やすことで、スキルはぐんぐん身についていきます。

新しいツールやデザインの流れにも慣れやすく、トレンドを取り入れながら成長できるのも大きな強みです。

40代の私ですが、振り返ると、20代前半は時間と気力の両方がありあまっていた時代でした。

この時期に頑張って積み重ねた経験は、その後の大きな土台になりますよ。

20代後半〜30代前半:転職につなげやすい時期

この時期は、社会人としての経験があるため、Webデザインのスキルと組み合わせて転職につなげやすい時期です。

企業側も、デザインスキルだけでなく、

  • コミュニケーション力
  • 仕事の進め方
  • 社会人としての経験

を重視するため、未経験からでも採用につながるケースがあります。

仕事を続けながら学ぶ場合は、オンラインスクールを利用して、平日の夜や休日に学習を進める人が多くいます。

転職希望なら、補助金が使えるので、費用を抑えることもできます。

また、この時期は、キャリアに悩んだり、結婚や出産など、大きな転機を迎える人も多い時期です。

このタイミングでWebデザインのスキルを身につけておくことで、将来の働き方の選択肢が広がります。

たとえば、女性は結婚前や出産前にスキルを身につけて転職しておけば、出産後に在宅デザイナーとして働くなど、ライフスタイルに合わせた働き方にもつなげやすくなります。

30代後半以降:今の生活を活かしながら始める人が多い

30代後半以降からWebデザインを学び始める人も、決して少なくありません。

ただ、学習時間の確保や制作経験の積み重ねがより重要になります。

そのため、まずは副業や小さな案件から始めたり、これまでの職歴と組み合わせて仕事につなげていく人が多いのが現実です。

たとえば、

・事務経験を活かして、企業サイトの更新を担当する
・美容業界の経験を活かして、サロンのWeb制作に関わる
・在宅でバナー制作の仕事を始める

など、自分の経験を活かした形で仕事につなげることもできます。

20代の頃よりも意識して学習時間を確保する必要はありますが、その分、これまでの社会経験を強みにできるのが大きな特徴です。

また、40代以降は、同年代や年上のクライアントから信頼を得やすいという強みもあります。

たとえば、

・福祉・医療分野
・地域の企業や個人事業主
・40代以上をターゲットにしたサービス

など、同世代の感覚を理解できることが強みになる分野も多くあります。

20代と同じ土俵で競争するのではなく、これまでの経験や年代を活かした分野に特化することで、仕事につなげやすくなります。

子育て中・ブランクがある場合:小さく始めて、積み上げていく人が多い

子育て中やブランクがある場合、まとまった学習時間を確保するのは簡単ではありません。

だからこそ、1日1時間でも続けられるWebデザインは、現実的な選択肢のひとつです。

そのため、子どもが寝た後や平日の空き時間などを使い、少しずつ自分のペースで学ぶ人が多いです。

バナー制作などの基礎から始め、副業や小さな案件につなげていく流れが現実的。

また、主婦向けのスクールやオンラインコミュニティもあり、同じ立場の人と学びながらスキルを身につけることもできます。

大切なのは、無理をせず、小さく始めて制作経験を積み重ねていくことです。

Webデザイナーの需要と将来性

Webサイトは企業や個人事業主にとって欠かせない存在であり、新規制作やリニューアルの需要は今も続いています。

特に、小規模事業者や個人のWebサイト制作は外注されるケースも多く、未経験から学び始めて仕事につなげている人もいます。

「Webデザイナーはもう飽和しているのでは?」と思われがちですが、実際には案件の規模や種類も幅広く、今からでも入り込める余地はありますよ。

AI時代にWebデザイナーを目指すメリット

最近は、AIを使ってデザイン案を作ったり、コードを生成したりすることができるようになりました。

これまで初心者が挫折したことも、AIを使うことで短時間で試せるようになり、学習スピードは大きく向上しています。

AIがあるから今更学んでも…と思う人もいるかもしれませんが、AIの登場によって、未経験からでも学びやすい環境が整ってきていますので、より効率的にスキルを身につけることができます。

ただ、AIはあくまで素材を作ってくれるだけなので、どう調理してお客様に提供するかはデザイナー次第。

WebデザイナーにとってAIはあくまで、制作と学習を助けるツールです。仲良く付き合いましょうね。

まとめ|未経験からWebデザイナーを目指すために

Webデザインは、今も需要があり、未経験から目指せる仕事のひとつです。

実際に行動を始めた人から、少しずつ仕事につなげています。

まずは情報を集める、学習を始めるなど、小さな一歩を踏み出すことが、将来の選択肢を広げることにつながります。

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