AdobeCCは必要なし?Adobe Creative Cloudのメリットについて

デザインの勉強に必ず必要になるのが、PhotoshopをはじめとするAdobe社のデザインソフトになります。

特に、Adobe CreativeCloud(Adobe CC)はデザインや写真編集、動画制作などを行うためのソフトが複数セットになったコンプリートプランと呼ばれ、プロ御用達のプランでもあり、デザインを始めるにはまずこのプランの購入から進められるところが多いです。

しかし、

本当にAdobeCCって必要なの?

と悩んでいる方も多いと思います。だって高いですもんね。

Googleに「AdobeCCって必要?」って聞くと、「持っていて損はない」という非常に曖昧な答えが返ってきます。

そりゃ持っていて損はないけど、実際デザインやるならどこまで費用対効果があるのかって話ですよ。

AdobeCCは非常に高額商品かつサブスクで毎年出費がかかるものでもあり、料金が高すぎて購入に踏み切れない人も多いともいます。

そこで、この記事では、デザイン初心者の方向けに、AdobeCCを購入したことで受けるメリット、それ以外の選択肢との比較をまとめました。

書いている人は、Adobe歴20年近くになるwebデザイナーです

この記事には、AdobeCC一年間ライセンスがついてくる初心者向けAdobeCC講座も紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

AdobeCC(アドビシーシー)とは

AdobeCCは、現役のプロデザイナーならほぼ100%の人が使っているデザインソフトです。Adobe Systemsという会社が作っています。

アドビって名前、デザイナーなら絶対に覚えてくださいね

簡単に説明すると、クリエイティブなPC作業をするのに使えるソフトウェアが20種類以上つまったコンプリートなプランです。

セットの中でも代表的なのが、Illustrator(イラスト制作)、Photoshop(写真編集)、Premiere Pro(動画編集)、InDesign(印刷物やレイアウトデザイン)等です。

写真編集やデザイン、動画編集をプロレベルの高いクオリティで行いたいのであれば、これらのソフトは欠かせません。年々AI技術も進んでいて、初心者でもプロ並みの加工がワンクリックで可能になってきました。

気になるお値段は、2024年8月の時点で以下の通り。基本サブスクでの契約になります。

AdobeCCの価格と途中解約について

年間プラン(一括払い)86,880円/年
年間プラン(月々払い)7,780円/月
月々プラン12,380円/月
AdobeCCの価格


月々プランはいつでも解約可能です。その代わり月あたりの料金がちょっと高め。

一方年間プランとは年間契約するという意味なので、大幅な割引が受けられます。ただし、一年経つ前に解約すると早期解約手数料が請求されます。また、一括払いで契約した場合は、一切の返金処理はありません。

具体的には、購入から15 日以降は、契約残額の50%の解約料が適用されます。例えば、3ヶ月で解約した場合、残りの9ヶ月分の料金の50%を早期解約料として支払うことになります。

AdobeCCはデザイン初心者に必要か?

AdobeCCには20種類以上のソフトが入っています。しかしプロでも実際に使うのはせいぜい数種類。

私も5種類ほどしか使っていません。開いたことないソフト多数…。

だいたい使うソフトはこんな感じでしょうか

Webデザイナー → Photoshop、Illustrator、XD等

DTPデザイナー → Photoshop、Illustrator、InDesign等

動画編集 →PremiumPro、After Effects、Photoshop等

ぶっちゃけていうと、ソフト2種類くらいしか使わないのであれば、それぞれのソフトを単体契約する方が安くあがります。

例えば、Webと紙のデザイン(チラシ、ポスター等)の両方を勉強したいのであれば、PhotoshopとIllustratorの2つは最低限必要になりますが、AdobeCCでなくこの2つを単体で契約した場合だと、年間契約の月々払いで、合計金額が6,560円/月になります。

AdobeCCだと7,780円/月になるので、単体契約の方が安いです。

さらに、Webデザインだけでいいとなると、Photoshopの単体契約のみでいいので、月々支払いは、3,280円/月になります。

初心者は無理してCCを契約する必要はない?

本格的にデザインを勉強するのであればAdobeのソフトは避けて通れませんが、コスパを考えるとCCでなくてもいいケースが多いんですよね。

Adobe自身も、「3本以上のソフトを利用するなら、AdobeCCがおすすめです。」と書いてます。

初心者がAdobeCCを契約するメリット

では初心者がAdobeCCを契約するメリットはないのでしょうか。

基本的にはプロになってから活躍するプランであり、初心者であれば勢いで契約する必要はないかなと思のですが。

しかし、後述するサービスのように、初心者向けにAdobeCCがセットになったサービスを積極的に利用することで、初心者にとってのメリットが大きくなっています。

初心者向けAdobe講座+AdobeCCのセットプランがおすすめ

初心者がデザインを勉強する時にはまずオンライン講座やWebスクールを探すと思うのですが、Adobeが認定するスクールがやっているオンライン講座というのがあります。

これはAdobeの公式が認定している正規の「プラチナスクールパートナー」という制度で設けられたスクールで、全国で数社しかありません。

この認定スクールの一つ「アドバンスクールオンライン」の「WEB/DTPエキスパートコース」では、AdobeCC付きで39,800円で講座を受けることができます。

アドバンスクールオンライン アドビ講座

約4万円でAdobeCC付きの講座を受けれるのは、初心者にはかなりお得です!

勉強もできてソフトもゲットできる、かなりお得なサービスになっています。

AdobeCC購入者だけが申し込める公式講座もおすすめ

アドビことはじめクリエイティブカレッジ

Adobe公式には、「Adobeことはじめ クリエイティブカレッジ」と「アドビ ことはじめオンライン講座」という初心者向けの講座があります。

これらの講座は、AdobeCCの有償メンバーなら完全無料で受講することができます!

クリエイティブカレッジ」は、デザインや動画編集の初⼼者の⽅、また現在のスキルをよりブラッシュアップしたいという方を対象とした短期完結型のオンライン講座になっています。LIVE授業でプロの講師陣から学べる貴重な授業となっています。これが無料はかなり美味しい。

ことはじめオンライン講座」は、動画視聴型で、隙間時間に自分のペースで学習することができます。

ソフト単体契約ではこれらの講座を受けることはできません。あくまでCC契約者のみの講座です。

学び始めの方やもう一度基礎から学び直したい方にもぴったりの講座かなと思います。

詳しくは以下の記事にまとめています。

Adobe以外のデザインソフトの選択肢

Adobeっていうのは基本的に高いのです。もちろん裏打ちされた歴史と技術があるからで、現在のデザイン現場では主流のソフトであることは間違いないし、プロになると手放せないのは間違い無いです。

特にチームで仕事するとAdobeで作っていることが前提になりますので。

でも、副業や趣味レベルであればAdobe以外にも十分優秀なソフトはあります。お値段もお財布に優しいです。

Adobe以外のデザインソフトに関しては、別記事にまとめていますので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

まとめ

デザイン初心者にAdobeCCは本当に必要か?コスパはどうなの?というまとめでした。

まとめ!

・使用するソフトによっては単体で購入した方がお得

・ただし、AdobeCC購入者だけが受講できるデザイン講座など、初心者向けのお得なサービスもある

アドバンスクールオンラインなら、【WEB・DTPエキスパートコースの受講+AdobeCC】が39,800円で受講可能

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