この記事では、Webデザインに必要なパソコンのスペックや選び方をわかりやすく解説します。
あわせて、現役Webデザイナーの目線で「初心者でも失敗しない」おすすめパソコンもご紹介。
「MacとWindowsどちらを選ぶべきか」「ノートかデスクトップか」「CPUやメモリ、SSDの見方がわからない」そんな初心者の方へ、パソコン選びのポイントもまとめています。
Webデザイン用のパソコンは、高すぎる必要はありません。
でも、最低限のスペックは絶対に押さえておきたいところです。

これからパソコンを探す方は、ぜひ参考にしてみてください。
必要スペックは知っているから、早速おすすめパソコン一覧が知りたい方は
この記事を書いた人


- Webデザイナー歴18年
- 会社員デザイナー8年、フリーランス10年
- 一児の母・在宅ワーカー
業界の片隅で20年近くやってきました。これからWebデザインを学びたい人のために、独学やスクールの情報をまとめています
Webデザイン用パソコン、初心者が失敗しやすい落とし穴とは?
Webデザインを始めるなら、パソコンは絶対に必要です。スマホやタブレットでは、デザイン作業はできません。
とはいえ、パソコンは高額なので、「とりあえず安いパソコンで試してみよう」となりがち。
これが、実は一番やりがちな落とし穴なんです。
Webデザインに使うパソコンは安物はNG
Webデザインに必要なのが、Photoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)といったAdobeのグラフィックソフトです。
画像を加工したり、バナーを作ったり、画面レイアウトを組んだり、Webデザインの現場では、これらのソフトはほぼ必須です。



実際に多くのWebデザインスクールでも、最初に学ぶのがこのAdobe系ソフト
Webデザイン用パソコンのスペックが足りないとどうなる?
Adobeのソフトはとても重たく、動作にもパソコンの性能を使います。
さらにデザイン作業では、高画質の画像や複数のソフトを同時に扱うことも多いため、パソコンにかなりの負荷がかかります。
このAdobeソフトがちゃんと動かないパソコンだと、スタートラインにすら立てない可能性があります。
もし、スペックの低いパソコンを選んでしまうと、
- ソフトの起動にやたら時間がかかる(Adobe系は特に重たい)
- デザイン中の動きがもっさりして、作業が進まない
- ちょっと無理をさせるとすぐフリーズ or 強制終了
- 複数のソフトを同時に開くと、カクカク・強制終了の連続
- 保存や書き出しに時間がかかって、気づけば夜…
こんなトラブルが起きがちです。
ストレスなく作業できる最低限のスペックは大事なんです。
最初から完璧なパソコンじゃなくてかまいません。初心者なら、後から高性能パソコンを買えばいい。
でも、「まともに動く」は大前提です。



安物買いの銭失いにならないよう気をつけましょう
Webデザインに必要なパソコンスペック【2025年最新版】
Webデザインを快適に学ぶためには、ある程度の“中身”=スペックが必要。
ここでは、初心者でも選びやすいように、最低限これだけは押さえておきたいスペックを紹介します。



パソコンのスペックの見方がよくわからない人も大丈夫
家電量販店のポップや、ネット通販の商品ページには、必ず「CPU」「メモリ」「ストレージ」などのスペックが書いてあります。
以下の表に書いてある数字以上のものを購入するようにしましょう。
Macにおすすめのスペック目安(2025年)
項目 | 推奨スペック | 備考 |
---|---|---|
CPU(処理能力) | M1チップ以上 | M2、M3ならさらに快適 |
メモリ | 16GB以上 | 8GBでも動くが、複数ソフトでは厳しい |
ストレージ | SSD 512GB以上 | 画像・デザインデータは容量を使いがち |
画面サイズ | 15インチ以上 | MacBook Airでも外部モニター併用可 |
GPU(グラフィック) | 内蔵GPUでOK | Webデザインだけなら十分 |
Windowsにおすすめのスペック目安(2025年)
項目 | 推奨スペック | 備考 |
---|---|---|
CPU(処理能力) | Intel Core i5 第11世代以上 AMD Ryzen 5以上 | Core i7 や Ryzen 7 ならさらに快適 |
メモリ | 16GB以上 | 初心者は8GBでもスタート可(将来増設◎) |
ストレージ | SSD 512GB以上 | SSDが速くておすすめ |
画面サイズ | 15インチ以上 | 13~14インチなら外部モニター推奨 |
GPU(グラフィック) | 内蔵GPUでOK | ゲームや動画編集でなければ不要 |



ここからは、スペックについて初心者向けに細かく解説していきますね
CPU|M1・M2・Core i5以上が安心(第11世代以降)
CPUは、パソコンの“脳みそ”のような部分です。司令塔のようなものなので、CPUがポンコツだとパソコンの動きはとたんに鈍くなります。



作業スピードやソフトの快適さに、ダイレクトに影響する部分です
Macなら「M1」や「M2」、
Windowsなら「Intel Core i5以上(第11世代以降)」や「Ryzen 5以上」を選びましょう。「Core i7」 や 「Ryzen 7」 ならさらに快適です。数字が小さいとそれだけ性能も落ちるので、「Core i3」や「Celeron」などは避けた方が無難です。
メモリ|16GB推奨。最低でも8GB
メモリは、ワークスペース。つまり作業机の広さのようなものです。
広ければ広いほどたくさんの書類や本や道具を置いて作業ができますよね。でも狭いと、開いていた本を一旦閉じてまた別の本を開く、と効率が下がります。
Webデザインでは、複数のソフトを同時に使う場面が多いです。そのため、最低でも8GB、できれば16GB以上をおすすめします。



あとからメモリが増設できるパソコンもあるので、余裕が出たら増やすのもアリです。
ストレージ|SSDで512GB以上が理想
ストレージとは、データを格納する場所です。作ったデザインや画像、ソフトなどを保存する引き出しのようなもの。



ハードディスクもストレージのひとつです。
Webデザインのデータは意外と重くて、画像ファイルやAdobeの素材がどんどんたまっていきます。
容量が足りないと、作業中に「空き容量がありません」と警告が出たり、ソフトが開けなくなることも。
ストレージはSSD(読み書きが速いタイプ)で、512GB以上あると安心です。
※たまったデータは外付けのHDDやクラウドに移行させるという手もあるのでそこまで厳密に考えなくてもいいですが、本体にある程度の余裕がある方が快適です。
画面サイズ・解像度|作業効率を上げるなら15インチ以上&フルHD~
画面サイズとは、モニターのサイズのことです。Webデザインをするなら、15インチ以上が推奨です。
仮に13インチのノートパソコンだと、ツールバーやレイヤーを表示するだけで、作業スペースが狭く感じてしまいます。
また、解像度はフルHD(1920×1080)以上が理想。画面が粗いと、細かいデザインや文字の見え方がわかりづらくなります。
ただ、ノートパソコンのサイズ展開として、16インチと14インチが多いのが悩ましいところです。
外出が多く持ち運びを重視したい人なら14インチ、基本家の中で作業するのであれば、16インチがおすすめです。



14インチなら外付けモニターと組み合わせるのも主流のやり方です
ノートパソコンとデスクトップ、どっちがWebデザイン向き?
Webデザインを学ぶにあたって、ノートパソコンにするか、デスクトップにするか――。
これは初心者が必ず迷うポイントのひとつです。
結論から言うと、これからWebデザインを始める方には、ノートパソコンがおすすめです。
理由は、持ち運びやすさと、あとから環境を整えやすい柔軟性にあります。
ノートパソコンのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・コンパクトで場所を取らない ・カフェや外出先でも作業ができる ・電源やネット環境があればどこでもOK ・在宅ワークにも持ち運びにも強い | ・長時間作業にはやや疲れる ・同じスペックならデスクトップより価格が高い傾向 | ・画面が小さく、作業スペースが狭い
外出先での打ち合わせではノートパソコンは必須。
また、在宅ワークでも、リビングやキッチン、自分の部屋など、好きな場所で気軽に作業できるのが助かります。



旅行や実家への帰省等もノートパソコンなら一緒に持っていけますね
デスクトップパソコンのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・高スペックで処理性能が高い ・長時間作業に向いている(冷却性・拡張性が高い) ・モニターが大きく、目も疲れにくい ・丈夫 | ・場所を取るので、部屋のレイアウトが限られる ・設置環境のハードルが高い | ・持ち運びができない(設置した場所でしか作業できない)
デスクトップは作業場所をしっかり決めて、集中できる環境を整えたい人にぴったり。
長時間のデザイン作業でも安定感があり、画面も広くて目が疲れにくいのが魅力です。
ノートパソコン+外付けモニターが一番現実的
「じゃあ結局、どっちがいいの?」という方へ。
おすすめなのが、ノートパソコンに外付けモニターを組み合わせるスタイルです。
ふだんはノート1台で作業して、自宅やオフィスではモニターに接続して作業領域を広げる。
このやり方なら、持ち運びもできるし、長時間のデザイン作業も快適です。
実際、Webデザイナーの多くがこのスタイルを採用しています。



私自身もノートPCのMackbookProを使っていますが、自宅ではそのまま作業、外出先でも気軽に持ち運べてとても便利です。
ノートパソコンが14〜16インチであれば、急いで外付けモニターを買う必要はありません。
まずは作業に慣れてからでも大丈夫ですよ。
初心者向け|MacでおすすめのWebデザイン用パソコン+選び方のポイント【2025年】
Webデザインの世界では、「MacとWindows、どっちを選べばいいの?」という疑問はよくある話です。
昔から「デザイン=Mac」というイメージが強く、実際、現場のプロでもMacユーザーは多いです。
理由は、画面の発色の美しさや操作のシンプルさ、そしてApple製品との連携のしやすさなど。とくに初心者でも直感的に使いやすいと感じる人が多いのがMacの魅力です。
デザイナーがMacを選ぶ理由やMacとWindowの比較については以下の記事を参考にしてください。





2025年のおすすめMacパソコンを紹介します
【ノート型PC】MacBook Pro(M2以上)|定番かつ高性能
Webデザイナーに定番の人気モデルといえば、MacBook Pro(マックブック プロ)。
M2チップ以上のモデルなら、Adobeソフトもスムーズに動作し、デザイン作業にぴったりです。
おすすめの最新モデルはM4チップ搭載のMacBook Pro


2025年現在は、さらに性能が進化したM4チップ搭載のMacBook Proが登場しています。
画面の発色がきれいで、Retinaディスプレイは細かいデザインも見やすい。さくさく動く。
サイズは14インチと16インチから選べますが、持ち運びを重視するなら14インチがおすすめ。



16インチはちょっと重いので持ち運びには不向きです…
名称 | MacBook Pro 14インチ | |
CPU | Apple M4チップ | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 512GB SSD | |
画面サイズ | 14インチ | |
価格 | 248,800円(税込) |
Macのノート型PCには、もうひとつ、MacBook Airがあります。性能はProに劣るけど、軽くて値段も抑えられる使い勝手の良いノートパソコンです。カスタマイズすることで、デザイン作業もこなせるマシンにもなりますので、ぜひ検討してみてください。
【デスクトップ型PC】iMac|大画面で作業しやすい据え置きタイプ
作業スペースをしっかり確保できるなら、据え置き型のiMac(アイマック)も選択肢に入ります。
大きな画面で作業ができるため、細かいデザインの調整や、複数画面の使い分けにも向いています。
見た目もポップで洗練されているので、部屋に置くだけでインテリアとして映えるのも魅力です。


おすすめの最新モデルはM4チップ搭載のiMac(24インチ)
2025年現在の最新モデルは、M4チップを搭載したiMac 24インチ。
従来よりも処理スピードがさらに速くなり、AI機能の強化もされています。
Retinaディスプレイは発色が美しく、デザインの色味確認にもぴったり。
キーボードやマウスもセットになっているので、箱から出してすぐに使い始められるのも初心者にとって安心です。



20万円以下で購入可能なのも嬉しいですね。
名称 | iMac | |
CPU | Apple M4チップ | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 256GB SSD | |
画面サイズ | 24インチ | |
価格 | 198,800円(税込) |
Macのパソコンはどこで購入できる?
Appleの公式サイトから、オンラインで購入、カスタマイズも可能です。
または、店頭で購入したい場合は、全国にあるApple Storeのほか、大型家電量販店でも購入できます。
Amazonでは、最新のMacパソコンはもちろん、整備済製品(Appleや販売業者が動作確認・クリーニングを行った再整備品)も販売されています。新品よりもお得な価格で手に入るうえ、保証付きで安心です。さらに、中古品や新古品(未使用品)もあるので、予算に応じて幅広い選択肢があります。




WebデザインにおすすめのMacパソコンについては、以下の記事で詳しく解説しています!


初心者向け|WindowsでおすすめのWebデザイン用パソコン4選【2025年】
「WebデザインといえばMac」というイメージもありますが、Windowsにもちゃんと選ばれる理由があります。
Windowsマシンは種類が豊富で、価格や性能のバリエーションが幅広いのが魅力。
AppleがMacを一社で作っているので選べる種類が少ないのに対し、Windowsは複数メーカーが毎年のように新モデルを出しており、クリエイター向けのシリーズも充実しています。



iPhone/Androidと一緒ですね
今回はその中から、初心者でも安心して使えるWebデザイン向けパソコンを4つ厳選しました。



WindowとMacの違いがよくわからない方は、こちらの記事も参考にしてください。


Dell「Inspiron 14」|最低限から始めたい人へ。約6万円でOK


なるべくコストを抑えつつ、Webデザインに必要なスペックはしっかり欲しいという人にぴったりなのが、DellのInspiron(インスパイロン)シリーズ。
14インチモデルの価格は、なんと6万円台。
Inspironシリーズは、16GBメモリ+512GB SSD以上の構成が基本なので、PhotoshopやFigmaなども問題なく動作。
Webデザイン学習には十分なスペックです。
「はじめてのパソコン選びで大きな失敗はしたくない」という初心者にも安心な1台です。
名称 | Inspiron 14 | |
OS | Windows 11 Home | |
CPU | インテル® Iris® Xeグラフィックス | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 512GB SSD | |
画面サイズ | 15.6インチ | |
価格 | 61,578円(税込)~ |



オフィス系のパソコンとして有名ですね。Dellは外資メーカーだけど、サポートの評判はいいです
Lenovo「Yoga Slim 7i Gen 9 」|軽くて高性能。価格以上の満足感


スリムでスタイリッシュ、だけど中身はしっかり高性能。そして、セール時には10万円以下という安さ!(標準でも11万円くらい)
そんなバランスを求める人におすすめなのが、Lenovo の「Yoga Slim 7i Gen 9」です。
14インチのコンパクトボディに、第13世代〜14世代のIntel Core i5/i7、16GBメモリ、512GB SSDを標準搭載。
デザインやコーディングに必要な性能はしっかり揃っていて、PhotoshopやFigmaなども快適に動作します。
しかも、重さは約1.3kg前後と軽く、持ち運びにも便利。見た目もすっきりしていて、◯。
Thunderbolt 4、Wi-Fi 6E、顔認証付きWebカメラなど、細かい機能も充実しています!
名称 | Yoga Slim 7i Gen 9 | |
OS | Windows 11 Home 64bit | |
CPU | インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125H | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 500GB SSD | |
画面サイズ | 14.0インチ | |
価格 | 99,426円(税込)~ |



Lenovoはサブマシンとして使ってます!コスパ良しのPCだと思いますね
日本HP「HP OmniBook X Flip 14-fm」|軽量ボディとAI対応の高性能が魅力


日本HPの「HP OmniBook X Flip 14-fm」は、14インチのコンパクトなボディに、第14世代のIntel Core Ultraシリーズ、16GBメモリ、512GB SSDを搭載。サクサク動きます。
見た目はスタイリッシュで高級感もあり、でも中身はしっかり最新スペック。そしてセール時には14万円以下で買えるお得感があります。
2.8Kの有機ELディスプレイは発色も美しくクリエイティブ作業にも大活躍、タッチ対応&ペン入力も可能なので、使い方の幅が広がります。
重量も約1.39kgと軽量で持ち運びも便利。
HP(ヒューレット・パッカード)は外資メーカーですが、日本HPという日本法人もあるので、国内向けに最適化されたサポートが受けられるのも安心ポイントです。
バランスの良い高性能なパソコンを求めている方にぴったりです!
名称 | OmniBook X Flip 14-fm | |
OS | Windows 11 Home | |
CPU | インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 226V | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 512GB SSD | |
画面サイズ | 14.0インチ | |
価格 | 139,800円(税込)~ ※キャンペーン価格 |



私も人生初で自分用に購入したのはHPのパソコンでした
mouse「DAIV Z4-I7I01SR-A」|1kg以下の超軽量ボディ


mouse(マウスコンピューター)のDAIVシリーズは、クリエイター向けに設計された高性能パソコンです。
その中でDAIVのZシリーズは、WEB作業やDTPデザインに推奨される、初心者向けのノートパソコンです。
Core i7 × 16GB以上のメモリ × 1kg以下の軽量ボディという、頼れるスペックに持ち運びもしやすい。
マウス社は、オンラインでカスタマイズしながら自分だけのスペックのパソコンを作るBTOショップ(受注生産)なため、購入時に、メモリやストレージ、CPUなどをかなり自由にカスタマイズできます。
国内の自社工場で一台ずつ組み立て・検査されているので、品質面でも信頼できます。
DAIV Z4-I7I01SR-Aの初期スペックと価格はこちら。
名称 | DAIV Z4-I7I01SR-A | |
OS | Windows 11 Home 64ビット | |
CPU | インテル® Core™ i7 | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 500GB SSD | |
画面サイズ | 14.0インチ | |
価格 | 169,800円(税込)~ |
他にも、NシリーズやSシリーズなど幅広く展開していますが、まずは初心者でWebデザインを考えているのであれば、Zシリーズがおすすめです。



ゲーミングPCとしても有名なmouse。国内受注生産の安心感がありますね
QA:パソコン選びのよくある質問まとめ|初心者が悩むスペック・予算・機種など
仕様・スペックについて
- メモリは8GBでも大丈夫?やっぱり16GBが必要?
-
簡単な作業だけなら8GBでも動きますが、Adobeソフトを快適に使うなら16GBがおすすめ。マルチタスクもスムーズになります。
- ストレージは512GBと1TB、どっちがいい?
-
512GBで十分ですが、写真や動画を多く扱うなら1TBが安心。あとから外付けHDDやクラウドを活用して容量を増やすこともできます。
- グラフィックボード(GPU)は必要?
-
Webデザインだけなら不要です。PhotoshopやFigmaなどは内蔵GPUでも問題なく使えます。動画編集や3DCGをする人は別途検討してください。
- SSDとHDDって何が違うの?
-
SSDの方が起動や動作が圧倒的に速く、静かで軽量。Webデザイン用のパソコンならSSD一択です。
- MacとWindows、どちらがWebデザイン向き?
-
どちらでもOKですが、デザイン作業向けに作られているのがMacです。予算があればMacがおすすめですが、Windowsを使っているデザイナーもいます。
- Retinaディスプレイって必要?
-
RetinaディスプレイはMac特有の高精細な画面で、色や文字がくっきり見えるのが特長です。必須ではありませんが、細かいデザインを確認しやすく、見た目も綺麗です。
Macを選ぶなら「Retina」モデルはおすすめですが、Windowsでも発色や解像度の高いディスプレイを選べばOKです。
画面サイズ・タイプについて
- ノートパソコンとデスクトップ、どちらを選ぶべき?
-
持ち運びが多いならノート、自宅でじっくり作業するならデスクトップがおすすめです。初心者はノートが無難です。
- 画面は何インチあれば十分?
-
Webデザインなら最低でも14インチ以上、快適さを求めるなら15インチ以上がおすすめです。
- フルHDとWQHD(2K)、どちらが見やすい?
-
WQHDはより精細で広く作業できますが、フルHDでも問題なく学べます。
- タッチパネル付きは必要?
-
便利ですが必須ではありません。デザインソフトはマウス操作が主なので、タッチは好みでOK。
- 外付けモニターってあった方がいい?
-
画面が広がるので作業効率はいいです。14インチ以下のノートパソコンの人にはぜひおすすめしたいアイテムです。
価格・予算について
- どれくらいの価格帯のパソコンを選べばいい?
-
windowsなら10万円台が目安。なるべく16GBメモリ・SSD搭載モデルを選ぶのが安心です。
- 安いパソコンでもWebデザインはできる?
-
簡単な作業は可能ですが、動作が遅くなりがち。スペックと機種の新しさで快適さが大きく変わります。
- 将来のことを考えると、高いパソコンを買ったほうがいい?
-
将来的に動画や3Dもやりたいなら高めのスペックを。でも最初は安くてもいいと思います。私も最初は安いWindowsから始めました。
Windowsパソコンについて
- Windowsは種類が多すぎて選べない…どう選ぶ?
-
信頼できるメーカーで選ぶのが基本。迷ったらHP・Dell・Lenovo・mouseなどの実績あるモデルから選ぶと安心です。また、この記事で紹介した最低スペックと予算を比べて選びましょう。
- BTOってなに?mouseのDAIVって初心者でも使いやすい?
-
BTOは注文時にスペックを自由に選べる方式です。mouseはサポートも丁寧で初心者にも使いやすいです。
- 家電量販店と公式サイトやネット、どこで買うのがお得?
-
価格は家電量販店が高め。公式サイトはカスタマイズ対応があります。またアマゾン等のネットはセール対象に。
Macパソコンについて
- MacBook Airでも大丈夫?
-
Webデザインの勉強や簡単作業なら十分対応可能。ただし重めの作業はProモデルの方が安心です。
- iMacはどう?ノートより良い?
-
画面が大きく作業はしやすいですが、持ち運びは不可。自宅作業メインなら◎。
- 整備済製品って安心して買える?
-
Apple公認の整備済製品は品質チェック済で安心です。保証付きなのも魅力です。
- Macパソコンを安く買うにはどうすればいい?
-
学生・教職員割引やApple整備済製品、Amazonセールなどを狙うとお得に購入できます。
その他の質問
- Adobeのソフトってパソコンに負担かかる?
-
そうですね、一般的なソフトやアプリより比較的負荷が高めです。また頻繁にアップグレードするのでどんどん容量を圧迫される可能性も。
- スペックの確認ってどこを見ればいいの?
-
CPU・メモリ・ストレージをチェック。最低でもCore i5・メモリ16GB・SSDが目安です。
- 仕事で使うにはもっと高スペックじゃないとダメ?
-
作業内容によりますが、Webデザインだけなら中程度のスペックでOKです。
- 最初から高いパソコンを買って後悔しない?
-
予算に無理がなければ後悔は少ないです。用途を見極めて選ぶのが大事。
- 独学でもこのパソコンで大丈夫?
-
はい、大丈夫です。大手スクールもほとんどが、このくらいのスペックPCを推奨しています。
- 今のパソコンでも代用できる?
-
スペックを満たしていれば代用可能です。新しいのを購入する前にまずはphotoshopの無料体験版をインストールして試してみるのもアリ。
- スペックがよくても使いこなせるか不安…
-
大丈夫です。大丈夫です、むしろさくさく動く快適さに感動したらもう戻れません。
中古パソコンってどうなの?安くても大丈夫?
中古パソコンは、予算を抑えたい人にとって現実的な選択肢です。
ただし、スペックが古すぎたり、バッテリーやストレージの劣化があると快適に使えないことも。
中古品の購入は自己責任になりがちなので、なるべく整備済みや保証付きのものを選ぶと安心です。
中古パソコンは「まずは低コストで始めたい」という方にはアリな選び方です。



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まとめ|パソコン選びは「スペック」と「学習環境」で決めよう
Webデザインを始めるなら、パソコン選びはとても大切なステップです。
買って後悔…ということのないよう、高価すぎる必要はないけど妥協もしないで選んでくださいね。
大事なのは、最低限必要なスペックを押さえておくこと。
そして、自分がどんな場所で学ぶか、どこまでの作業をしたいかという学習環境や目的に合ったマシンを選ぶことです。



最初の1台は、あなたにとって忘れられない相棒になるはず。
今回紹介したポイントを参考に、自分にぴったりの1台を見つけてください!