この記事では、Webデザインの未経験者・初心者がこれから学ぶのには、独学よりデザインスクールをおすすめする理由を書いています。
独学とスクールを現役デザイナー目線で比較した記事はこちら
今回は、なぜデザインスクールがおすすめなのかを、より具体的にまとめてみました。
この記事を書いているのは、Webデザイナー歴17年の現役フリーランスです
理由1:効率良く最短距離で知識と技術をゲットできる
デザインスクールはプロの専門講師が「今必要な知識」を体型的に教えてくれます。
独学だとネットの情報量は多すぎるし新旧の情報がいりまじっているので、何から勉強すればいいのか迷子になってしまう可能性があります。そこで挫折してしまうことも珍しくありません。
またどのスキルがどこまで必要なのかも、自分で判断して勉強していかなければいけません。
その点スクールであれば、授業として体型的な学びが与えられます。
無駄な点に悩むことなく、最短距離で知識と技術を身につけることができます。
また、ITというのはとにかく技術革新が早い業界です。
数年前の知識はもう時代遅れが普通です。
スクールであれば、最新の知識やソフトの使い方、現在の流行を教えてくれますので、無駄がありません。
ただし中には数年前の知識をアップデートせずに教えてくるスクールもあります。スクール選びには注意しましょうね
理由2:ゴールまでのスケジュールがきっちりしている
Webデザインスクールでは、授業の他にも課題(宿題)が出ます。
自分の立てたスケジュール通りに行動するというのは、誰でもなかなか大変です。子供時代、夏休みの計画表通りに過ごすことができた人は世の中に何人いるのでしょうか?
スクールの場合、授業の期間は決まっていますので、能動的にこなすことでちゃんとゴールに向かって進むことができます。
また課題をクリアすることで、きっちりとスキルを身につけることができます。
独学だと、自分での課題作りが難しい…
理由3:高額なのでモチベーションが上がる
デザインスクールの受講料金は、一般的に高額の部類です。
高額だからこそ、「途中で諦められない」という気持ちが強く働きます。
リタイアしてお金も時間も全て無駄になることを思うと、最後まで頑張ろうと思うはずです。
むしろモチベーションを保たせるための高額なのでは、と思ってしまう
理由4:仲間が増える
同じスクールで切磋琢磨するリアルな仲間の存在は心強いものです。
SNSでも同じスクールに通うコミュニケーションは盛り上がります。
JOBスクールの仲間は、ただの学生とはまた違って、まるで戦友のような強い繋がりが生まれます。
実際に働き出した後に、スクールで培った友情のおかげで声がかけやすかったというパターンもあります。業界は意外と狭いですので、卒業生同士の繋がりもあったりしますよ。
横だけじゃなくてOBOGとのつながりもできる
理由5:就職に有利
独学にはない専門スクールの大きなメリットのひとつが、「就職に有利」なことです。
大きなスクールは、「就職支援」「転職支援」のサポートがあります。
就職先を紹介してくれる。転職者向けのセミナーを開催する、面接の練習をしてくれる、Web業界初心者の方にとっては心強いサポートです。
実際に就職活動を始めても、必ずどこでどんな勉強したかというのは面接で話題になると思います。その時に「○○でWebデザインの勉強をしました」というのは双方すんなり話が進みます。
企業への就職・転職を考えている人は、スクールがおすすめ
理由6:プロの目で作品を評価してもらえる
スクールの大きなメリットは、第3者目線、しかもプロの目線であなたの制作物をレビューしてもらえるということです。
独学であっても、手を動かすことでたくさんデザインを生み出すことはできます。
しかし、初心者に必要なのは客観的な評価であり、指摘です。評価されればされるほど、あなたのスキルは向上していきますし、自分の強みや弱みもわかります。だから、初心者こそ、腐るほど貪欲にレビューを受けるべきなんです。
デザインの上達には、上級者の評価・レビューは欠かせません。下手同士で評価しあってもあまり伸びません。
独学の環境だと、この評価体制がないため、どうしても独りよがりなデザインから抜け出すことができません。
作ったデザインが良くないのは自分でもわかっているけど、よくするにはどうしたらいいかわからないのです。
また、就職面接時に必ず必要となるのが「ポートフォリオ」。ポートフォリオとは、実際に自分のデザインの制作実績集(架空のサイトでOK)、つまりあなたの現時点でのデザインスキルがわかる作品集です。
スクールでは就職支援としてポートフォリオ作りを評価してくれます。
ポートフォリオは面接の合否の命運を分けます。
まとめ
専門スクールは現場でどんな力が求められているかをわかっています。
制作現場により近い場所での学びを得たいのであれば、スクールが有効です。
私がおすすめするWebデザインスクールをまとめています。