Webデザインスクールってたくさんあるけど、実は自分の条件にハマるスクールって意外と少ないんです。
こちらでは目的別にスクールをまとめているので、ぜひ参考にしてください。あなたにぴったりのスクールが見つかりますように！
この記事を書いた人
- Webデザイナー歴18年
- 会社員デザイナー8年、フリーランス10年
- 一児の母・在宅ワーカー
業界の片隅で20年近くやってきました。これからWebデザインを学びたい人のために、独学やスクールの情報をまとめています
Webデザインスクールの選び方
目指しているのは、副業か、フリーランスか、転職か
企業に就職したいのか、副業で収入を得たいのか、フリーランスとして独立したいのか。
まずは自分のスタンスをはっきりさせてから、スクールを選ぶことが大切です。
多くのWebデザインスクールは、「副業支援」「転職支援」など、卒業後の目的に合わせたサポートを用意しています。
たとえば、「転職支援」が強いスクールは、ポートフォリオ制作や面接対策、企業とのマッチングサポートなどが充実しています。また、企業で働くことを前提にしたカリキュラムが多く、実務に直結した内容になっています。
一方「副業支援」に強いスクールでは、短期間で最低限のスキルを身につけてスタートできるように設計されていることが多いです。
また、ポートフォリオ作成や営業のノウハウまでサポートしてれるかどうかもチェックしましょう。
さらに同じ「副業支援」でも、主婦向けか会社員向けかによって内容が変わることも。主婦のライフスタイルに合わせた副業サポートを行うスクールもあります。
まずは、自分の目的を明確にしてから選ぶことが、スクール選びで失敗しない第一歩です。
どんな学び方がある？オンライン／通学／動画学習/LIVE授業など
最近ではオンライン型のスクールが主流ですが、通学型も魅力です。
また、LIVE授業型と動画視聴型など、学び方にもいろいろなスタイルがあります。
- オンライン型：場所を選ばず、自分のペースで学べるのが魅力。忙しい人や子育て中の方にも人気。
- 通学型：対面で学びたい人や、集中しやすい環境を求める人向け。講師との距離も近い。
- LIVE授業型：リアルタイムで講師や受講生とつながりながら学ぶスタイル。質問がしやすく、モチベーションも維持しやすい
- 動画視聴型：録画された演習動画を好きな時間に見て学習するスタイル。質問はチャットで。
自分のライフスタイルに合わせて、無理なく続けられるスタイルを選ぶのがポイントです。
スクール比較で見るべきポイント
学べるスキルやソフトの違いをチェックしよう
Webデザインスクールでは、学べる内容に違いがあります。
基本的にはどのスクールでも、Photoshop・Illustrator・HTML/CSSといった基礎スキルは学べることが多いです。
プラスして、Figma、WordPress、ノーコードツールなどが学べるスクールだと、より実践的なスキルが身につきます。
特にFigmaは、現場で使われる機会が多いため、学んでおくと即戦力につながります。
また、デザインの基礎をしっかり学ぶことは後の実力に大きく出てきます。プロデザイナーの講義というのは、普段なかなか聞くことはできません。
単純にデザインソフトの使い方を学んで終わりでなく、デザインのノウハウや基礎講座をしっかりやってくれるスクールがおすすめです。
ワークフローやチームプレーを学べるか
スキルやソフトの使い方にとどまらず、実務としてのWebサイト制作の全体の流れ（ワークフロー）やチーム制作の経験ができるスクールもあります。
実際の現場では、デザイナー同士やディレクター・コーダーとのやりとりが欠かせないため、こうした経験があると、仕事を始めてからもスムーズに動けます。特に企業への就職を目指すなら、チーム制作の経験はおすすめです。
講師のスキルや人物像にも注目しよう
講師の経歴やスタイルは、学びの質に大きく関わります。
スクールによっては、全員がフリーランスとして活躍していたり、女性講師が多かったりと、個性がさまざまです。
また、今の現場でどんなツールが使われているのか、クライアント対応では何が求められるのかといった、リアルなノウハウを教えてもらえるのも、実務経験のある講師ならでは。
そして何より、「この人みたいになりたい」と思える講師がいることは、大きなモチベーションになります。
とても心強い存在になるので、ロールモデルになりそうな講師がいるスクールを選ぶのは、かなりおすすめです。
講師紹介ページがあるスクールなら、事前にチェックしておくのがおすすめです。
価格・サポートで見るべきポイント
Webデザインスクールを選ぶときは、つい価格だけを見てしまいがちですが、それだけではもったいないです。
価格の比較
数万円のものから数十万円のものまで幅広いですが、安ければ良いというわけでもありません。サポート内容や実績と見比べて判断しましょう。
サポート体制の比較
チャット質問、課題添削、転職・実際の案件サポートなど、どこまで対応してくれるか。また、最近は卒業後もずっと継続して相談に乗ってくれる永久サポートのあるスクールも人気です。
スクールによって強みが違うので、「自分にとって必要なサポートやスキル」が得られるかを基準に、比較してみてください。
転職・就職実績を確認しよう
スクールに通う一番のメリットは、スキルの習得ではありません。スキルは独学では身につきますが、転職や就職へのサポートは独学では得られません。
Web業界への転職を目指すなら、企業とのつながりが強く、実績のあるスクールを選ぶのがポイントです。
多くのスクールは、就職実績や卒業生の進路を公式サイトに掲載しています。
Webデザインスクールは、基本的に「就職やキャリアアップのための場」。趣味のスクールではありません。
お金を払って学んでも、Web業界に転職できなければ意味がないですよね。
最終的な相性は無料相談で！
どのスクールでも、オンラインや電話での無料相談や、無料体験会を実施しています。
カリキュラムや料金だけで決めるのではなく、最終的には「自分との相性」がとても大切です。
講師やスタッフの雰囲気、サポート体制の細かい部分などは、実際に話してみないとわからないことも多いもの。
今の時代、どのスクールも無理な勧誘はなく、複数校を比較するのも当たり前になっています。
気になるスクールがあれば、無料相談を活用してじっくり比較してから決めても大丈夫です。
まずは一歩踏み出してみることで、具体的なイメージが湧き、自然とやる気もついてきますよ。
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