Webデザインスクールが多くて選べない人のためのスクール比較のポイント

Webデザインスクールって多すぎてどう選べばいいかわからない！そんな悩みをお持ちではないですか？

国民の大半がスマートフォンを持ち、本やTV、教育など、様々なサービスがインターネット上に移行している現代では、IT業界は常に人材不足に悩まされています。

Web制作スキルの需要も右肩上がりで、未経験からのWeb業界への転職は決して無謀なチャレンジではありません。業界は常に新しい人材を求めています。

そして、より実践的で現場で必要な知識を身につけるのに最適なのが、Web制作に特化した専門スクールです。ITの進化にともなって、ここ数年でWeb専門スクールの数は倍増しました。

Webデザインスクールのあまりの多さにどこを選べばいいのか、スクール選びの迷子になっている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、プロのWebデザイナー目線で、スクール選びの比較のポイントを解説したいと思います。

この記事は、以下の人に向けて書いた記事です。

Webデザインスクール比較のポイント

目指しているのは、副業か、フリーランスか、転職か

企業に就職したいのか、副業としてスキルを学びたいのか、フリーランスとして独立したいのか。

まずは自分のスタンスを決めてからスクールを選びます。

Webデザインスクールは、どこも、最終目的をしっかり見据えて卒業生を送り出しています。

そのため、「副業支援」「転職支援」といった特色を打ち出しているスクールがあります。

例えば、「副業支援」であれば、副業ができるレベルのスキルを最短＆低価格で教え込む。

「転職支援」であれば、企業の紹介があったりポートフォリオの作成に力を入れている。

といった違いがあります。それぞれのスクールの特色を確認して、自分に合ったスクールを選ぶ必要があります。

「副業支援」といっても、主婦の副業か、会社員としての副業かでも違いますよね。

主婦であれば、主婦向け副業に特化したスクールもあります、事前調査でしっかり見極めましょう。

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そのデザインスクールでどんなスキルが身につくのか

学べるデザインソフトの違い

Webデザインスクールによって、学ぶスキルやデザインソフトに違いがあります。

Webデザイン部門であれば、Adobe photoshopとIllustrator、HTML/CSSは最低限学べるところが多いです。

その他、javascriptやAdobe XDもあるとなお良いです。これらの2つは最新の現場では日常的に使われています。

だいたいのスクールは、授業のLIVE講座を後で見返すことができますし、卒業後も見放題の動画講習がついています。受講期間中に学べなくても、後で空いている時間に動画を視聴することはできるので、学習スキルは多い方がお得といえます。

ワークフローやチームプレーを学べるか

もしWebデザイナーとして大きく成長したいのであれば、現場に直結するワークフローや全体的な仕事の流れ、より実践的で実務に近い制作体験ができるスクールが良いです。スクールの中には、チームで制作活動をするところもあります。

デザインの基礎を学べるか

また、プロデザイナーの講義というのは、普段なかなか聞くことはできません。デザインの基礎をしっかり学ぶことは後の実力に大きく出てきます。単純にデザインソフトの使い方を学んで終わりでなく、デザインのノウハウや基礎講座をしっかりやってくれるスクールがおすすめです。

スクールの公式サイトに書いていない場合は、どこでも個別の無料相談が必ずついていますので、その時に聞いてみるといいです。

デザインのみでいいのか、他のスキルにも興味があるのか

Webデザインを学びたい、しかし学んでいるうちにやりたいことが変わるという可能性もあります。

動画制作、フォトカメラマン、Webマーケティング、UI/UTデザイン、マークアップエンジニア（コーダー）、プログラムと、Web制作には魅力的なスキルがたくさんあります。

Webデザインの基礎コースは価格が低めですが最低限必要なスキルを身につけることに重きを置いています。一方、Web制作の多数のスキルを学ぶことができる、複合的なコースを設けているスクールもあります。

オンラインスクールか、通学スクールか、動画学習か

コロナ禍によりオンラインのみのスクールが一時的に増加しましたが、通学スタイルの授業も復活の兆しが見えてきました。

通学スタイルの場合は、対面型で講師や仲間と顔を合わせて学ぶことでモチベーションが上がる、チーム制作が体験できる、わからないところも聞きやすいといったメリットがあります。

逆にオンラインスクールのメリットは、自分の都合の良い時間をあてやすい、気軽に参加できる、授業後にすぐに復習に入りやすい、費用が安めのところが多い等があげられます。

また、基本的にオンラインスクールは講師と生徒のLIVE授業がほとんどですが、スクールによっては録画した授業を見るのみでの独自学習をうたっているところもあります。LIVEでない分、費用は安くなりますが、一方的な視聴となるのでモチベーションは下がりがちです。

現役の講師が在籍しているか

講師陣のレベルも大事です。特に現役でデザインをやっている講師がいるかどうかで、学べる内容は違います。卒業後の就職や独立を考えているのであれば、現場のノウハウを持った講師がいるスクールがおすすめです。

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自分のスタイルにあうデザインスクールか

各スクールはそれぞれ特色を持っています。例えば、よりプロフェッショナルを目指したデザイン力重視のプロ意識高めのスクールが良いのか、未経験が多いゆるめのスクールが良いのか。

また、学生や若い人が多いスクール、転職組が多いスクール、主婦が多いスクール、女性限定のスクールといろいろあります。自分にあった環境のスクールを選んだ方が、同じ仲間と切磋琢磨して学んでいけるはずです。

また、社会人向けのスクールであれば今やっている仕事との両立がしやすいカリキュラムになっていますし、主婦向けであれば託児サービスが充実しています。

どんな人が受講しているかは、スクールのWebサイトで受講生の声や実績をみてみるといいでしょう。

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転職・就職実績を確認しよう

自力で転職活動をやるしかない独学に比べ、お金を払ってスクールに通う一番の理由は、転職に強いということです。

Web業界への転職を真剣に考えているのであれば、企業とのつながりが太いスクールを選ぶことが最重要ポイントです。

転職に強いスクールであれば、サイトにも実績を載せているはずです。

webデザインスクールは、就職支援・キャリアアップのためのスクールであるのがほとんどです。

趣味のスクールではありません。お金を払って学んでも、Web業界に転職できなければ意味がないですよね。

たいていどこでも無料説明会や無料体験を行っているので、就職実績に関しては臆せず聞いてみましょう。

デザインスクールに行くことは無駄なのか？

デザイン専門スクールはお金の無駄、という声もちらほらありますよね。

いちWebデザイナーの意見ですが、全くそんなことはありません。

特に、今まで分野違いの仕事をしていた人がWeb業界への転職を考えているのであれば、専門スクールに通うのが最短近道ルートです。

現代のWeb知識は多様すぎて、独学には時間がかかってしまいます。

Web現場は、スピード重視・人手不足が極まれりですので、最低限の基礎スキルがない人はまず雇ってくれません。

でもスクールのカリキュラムをきちんとこなして卒業までいったのであれば、最低限の知識は身についているはずです。

もしWebスクールのお金と時間が無駄になるとしたら、Webデザイナーになれなかった時ということなので、そのため転職に強いスクールを選ぶのが重要です。

転職であれば、まずは会社に就職して安定した給料をもらいながら経験値をつむことができます。失敗したと思うのは少ないのはないでしょうか。

またもう一点、失敗したと思いやすいのは、副業・フリーランスの道を選んだ場合でしょうか。

この場合、卒業後は自分ひとりの力で営業することになるので、スキル不足・経験不足があからさまに出てしまいます。うまく仕事がとれないと失敗したと感じやすいでしょう。

副業の場合は、副業サポートがついているスクールを選ぶ、卒業後も自分が確実にこなせる案件を狙っていく。あくまで副業ベースで、無理をしない。といったことを意識するといいです。

また、フリーランス志望であれば、まずは一度Web業界の会社へ就職をして経験値を積んでから、独立するのをお勧めします。

どうしても通勤がいやであれば、幸いコロナ禍のおかげで完全リモートワークの会社が増えてきましたので、そちらへの就職を狙うといいでしょう。今こそがチャンスだと思います。

Webデザインスクール比較のポイント：まとめ

Webスクールをお探しの方の参考になったでしょうか？

まとめますと、

・転職か、副業か、ゴールを決める

・どのデザインソフトを学べるのか確認する

・デザインソフトの使い方以外で何が学べるか確認する

・オンラインか通学かを考える

・自分のスタイルに合うかスクールの雰囲気を確認する

・実績を確認する

これらを注視して、スクールを選びましょう！

あなたに合うスクールが見つかることを応援しています！